67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

白人トリオの趣味の良いジャズだねぇ!

2010-10-21 05:04:54 | jazz & vocal

The Soft Sell/Don Bagley
(Dot DLP9007)

JAZZファンの中にはベースファン,ドラムファンというのが結構居るものですが,自分は如の2つのinstrumentに関しては触れた事もないし,数人のジャズジャイアントの演奏を除けば,とやかく言えるほどの見識を持ち合わせていないのが事実です。本日は,ドン・バグリーのドット盤をアップしますね。彼は別に強烈なインパクトを持っているプレイヤーではないですが,そのデビュー盤の"Basically Bagley"(Dot DLP3070)をかの有名な吉祥寺のジャズオヤジが書物で絶賛した事から結構ファンも注目したベーシストではないでしょうか?

A面はフロントラインにPaul Horn(woodwinds), Tommy Loy(frh)を加えた五重奏団の演奏,B面は"Basically Bagley"と同じくJimmy Rowles(p), Bagley(b), Shelly Manne(ds)からなるトリオの演奏が納められています。フロントの2人についてはこの際,無視していいと思います。ひたすらこの趣味の良いリズムセクションの演奏に傾聴すればいいと思います。明快なタッチのロールズ,抜群のブラシを聞かせるマンのドラムにからむバグリーのレギュラートリオの演奏はrelaxしていてそれでいてタイトでまとまり抜群です。B-1の"Paul's Blues", B-2の"The Boy Next Door"なんかは彼らの特徴が出た必聴のプレイですね。

所有盤はドットのモノラルオリジナル盤です。池に漕ぎだしたボートのバグリート女性を描いたカバーも印象的ですね。緑基調のおとなしいカバーですが美しいジャケ写だと思います。