バブアー、パタゴニア、ニューバランスetc.・・・、熱を上げていた好きなブランドが昨今はどんどん海外生産に拠点を移していますよね。コスト削減のためにはしかたがないのかもしれませんが、やっぱりがっかりすることもしばしばです。一方、レッドウィングのようにかたくなに本国生産にこだわりモノ作りを続ける愛すべきブランドがあることも事実です。ビッグなメーカーほど、海外拠点となっていることが多い印象ですが、小さな会社、手作りの製品を売りにする会社は本国生産の傾向があるように思います。
最近、南国オリジナルのTさんの店長日記を見ていると”Frost River"のトートバッグがアップされていました。ちょっと気になって、ネットサーフィンしてみるとディスカウントして販売しているサイトに遭遇し、試しに購入してみました。オイルステインのトートと言えば、フィルソン辺りがポピュラーでしょうが、あえてFrost Riverのものもいいかもしれません。Frost Riverはミネソタ州ダルースで船乗りや長期旅行者のためのバッグを作る、老舗バッグメーカー『アメリカンアウトドアーズマン(AMERICAN OUTDOORSMAN)』のひとつのレーベルです。ワックスドキャンバス、上質のレザーを使用しリベットどめで作られたシンプルな構造で丈夫で機能性のに優れたトートバッグだと思います。
ロゴもレザーのエムブレムに型押しされた無骨なものですし、何と言ってもサイドの小さな赤いタグに米国旗があしらわれているのがいいですね。サイズも結構あるので、中でアイテムが暴れてもかまわない人には結構おすすめかもしれませんね!