67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

VWノベルティ、第5弾!携帯ドライバーセット

2009-01-24 04:33:32 | Volkswagen
 
 寒い日が続いて、雨模様の天気がつづくと、VWの調子が悪い。というか、調子が悪い訳ではなく、この時期になると毎年の事ですが、朝出勤時には信号で止まるたびにエンジンストールを起こしそうになりますね。そうですアイシングです。実際、しょっちゅうエンジンが止まりながら職場に着いたり、帰宅したりで気が抜けませんね。こんなややこしい車は普通は乗りたくないですよね(笑)。

 さて、VWノベルティも第5弾となりました。今日は、小ちゃいですが携帯ドライバーセットです。画像右側のビニルレザーのケースに中央のドライバーセットが入っています。なかには、小さいプラス、マイナスのドライバーがそれぞれ3本ずつ内蔵されており、ちょっとした作業には力を発揮するかも知れません。もちろん画像のように、きちんとお約束のVWマークが入っています。カバーにもvolkswagenの文字がエングレーブされています。

でも、結局使う機会には恵まれないアイテムかも知れませんが・・・。やはり販促品の域は出てないんでしょうね。今後もNOSでしょうね。

地味だが、リバーサイドのライブも捨てがたい!

2009-01-23 03:52:59 | jazz & vocal
Uptown/Billy Taylor
(Riverside RLP12-319)

 先日、アーゴのフランク・フォスター盤をアップしましたが、そのコメントの中でピアニストのジョン・ヤングについて「お下劣」などと失礼な内容を書いてしまい、ジョンヤングファンにはいくらか叱責の念を抱かせたかもしれないと少しですが反省しています。それでは、どういうピアノが上品というのでしょう?。白人ピアノはおおむねそうかも知れないですね。黒人では本日アップのビリー・テイラー、そして誰と演奏しても趣味の良いピアノを聴かせるハンク・ジョーンズがその双璧だろうと思いますがどうでしょう?。テイラーのライブと言うとプレステッジのタウンホール、abcのロンドンハウスが定番でしょうが、本日は少し地味な作品ですが、リバーサイドに録音されたハーレムのクラブ「プレリュード」でのライブ盤をアップいたします。タイトルのアップタウンというのはこのハーレムに他ならないのは皆さん御存知の通りです。

 メンバーはBilly Taylor(p), Henry Grimes(b), Ray Mosca(ds)のトリオです。bass, drumsの人選からして渋いですよねぇ。上品とは言いながらも、場所はハーレム、「ソウルフルに行かないと」という感じでA-1の"Lapetite Mambo"で幕を開けます。エロール・ガーナーの作品らしく、ドラムのMoscaが活躍します。続いて"Jordu"、説明不要のジョーダンの名曲ですが、高音域を中心にしたテイラーのピアノは洗練された雰囲気ですね。B-1のティモンズの”モーニン”の端正な演奏もテイラーならではでしょうね。最後の"S'Wonderful"も軽快そのものです。全8曲中の4曲がテイラー自身のオリジナルでしめられ、スタンダードとオリジナルのバランスもいいですね。

 所有盤はRiverside, blue labelのモノラル/オリジナル盤です。カバーのクリアな画像もオリジナルならではです。以前はウェイブが出したステレオ盤で聴いていたのですが、モノ盤のガツンと来るサウンドの力強さがいいですね。

3セット1000円のよろこび

2009-01-23 00:15:15 | アコギ

 アコースティックギターを所有される方のなかには、頻繁に弦交換をされる方もいるだろうし、ほとんど交換しないなんて方もおられますよね。現在、スティール弦のアコギは5本もあって、気が向いたら弦交換を行って来ましたが、新しい弦に交換するとサウンドもさることながら、指板の清掃、トップ、ヘッドもクリーナップしてリフレッシュでき気持ちがいいものです。新しい弦はphospher bronzeのキラキラした輝きがあって大好きです。新しい弦はチューニングが狂いやすく、面倒ですが、その低音部の「デンデン」という感じが好きでたまりませんね。

 これまで、いろんな弦を試しましたが、基本的にphospher bronzeのライトゲージと決めています。今回は試しに、靴下じゃないですが、3セット1000円というtakamineの弦を張ってみました。マーチンD35、ギブソンLG-1、職場のヤマハの3本に張ったのですが、これでも充分新しい弦のサウンドが楽しめ充分です。別にライブにでる訳でもなく、この弦で充分と満足しています。弦の銘柄なんて関係あるのかな・・・。タコ耳は相変わらずですね。

ブラジルの国宝的存在、ジョビンの代表作

2009-01-22 00:07:19 | jazz & vocal
Wave/Antonio Carlos Jobim
(A&M SP3002)


 作曲者以外の他人が取り上げたバージョンを一般的にカバーといいますが、カバーされるということは曲がスタンダード化した事の証でありコンポーザーとしてはカバーはまさにご満悦の心境であろうと思います。昔何かの本で読んだ事がありますが、ビートルズの楽曲以外で最もカバーされた回数が多いのがイパネマの娘だという記載を思い出します。この情報の出所、真偽のほどははっきりしないのですが、ビートルズが英国でSirの称号を与えられている事を考えるとイパネマの作者アントニオ・カルロス・ジョビンはブラジルの国宝的存在と考えても差し支えない気がします。このイパネマと並んでジョビンの曲で最も知られているのが”波(Wave)”ではないでしょうか?おしゃれなカフェやブティックの定番的ソングであり、この美しいメロディラインは誰もが一回は耳にした事があるのではないでしょうか?本日はこのWaveのオリジナル演奏を収録したジョビンの代表作をアップいたします。

 ジョビンのギター、ピアノ、ボーカルはこれまでのゲッツやアストラッドとの共演盤で既におなじみですが、このアルバムではClaus Ogermanのストリングスを配して極めて心地よいイージーリスニングジャズに仕上がっているのが特徴です。コアなボッサファンやジャズファンには『ちょっとねぇ・・・』と言いたくなるほどのソフト路線です。そのためか、中古レコード屋さんではゴミ扱いを受けているので再発国内盤は1000円もしない超安値で出回っていると思います。A-1の"Wave"の美しさ、心地よさは微風の中をゆったりと走るヨットのイメージですよね。A-2の"The Red Blouse"もジョビンらしい佳曲でこの冒頭2曲ののために繰り返し聞いてしまう感じです。B面3曲目の"Lamento"のジョビンのボーカルもこれぞボッサボーカルという濁音の多いPortugueseでとてもセクシーですね。

 この盤はA&M傘下のCTIを代表するアルバムですし、このPete Turnerのキリンのカバーフォトも超有名ですよね。自分のはCTIの濃いベージュのラベルで赤キリンのgatefold coverですがオリジナルはどうなんでしょう?このアルバムにはグリーンのキリンのものも存在すると思うのですが、どっちがオリジナルなんですかねぇ???

風格を感じるパウエルのスタンダード

2009-01-21 03:48:07 | jazz & vocal
Moods/Bud Powell
(Verve MGV8154, jp.reissue)


 モダンピアノの話になるとパウエルは避けて通れない存在ですよね。精神病、麻薬、渡欧と困難を抱えながらのイマジネイティブなアドリブはパウエル派と称され今日のジャズピアノの礎的な価値で語られる事が多いですよね。ルースト盤、Verve初期の"Jazz Giant"や"Genius"等51-53年の録音は常に彼の足跡を語る上で必聴の名盤でしょう。これに続く54年から50年代、後半のパウエルは好不調の波があり全盛期を越え下り坂にかかったプレイとして認識されているのかもしれません。でも、この時代になると、超絶テクニックで早弾きするというよりは、バラードを訥々と弾きながら、一聴モンクを思わせる不協和音を使って行くスタイルが目立って来ます。こうしたバラード演奏は風格すら漂わせ却って好ましいと感じる方も多いのではないでしょうか?本日は、原盤ノーグランの"Moods"をアップいたします。

 ここでは54年と55年のセッションからなるピアノトリオ(一部bassとのduoあり)演奏がおさめられています。54年セッションはGeorge Duvivier, Percy Heath(b), Art Taylor(ds), 55年のものはLloyd Trotman(b), Art Blakey(ds)というパーソネルです。ここで取り上げられるスタンダードバラードはA面では"Moonlight In Vermont", "Spring Is Here", "It Never Entered My Mind", "A Foggy Day", B面では"My Funny Valentine", "I Get A Kick Out Of You", "You Go To My Head"です。いずれもゆったりとした、落ち着き、寛ぎを感じる演奏で、一つの頂点を極めたものだけに醸し出される風格すら感じてしまいます。そういう意味で、パウエルの人気盤の一つであろうと思います。

 もちろん、ノーグランでもない、トランぺッターでもない国内盤再発です。この辺りはオリジナルがとても高価であり、ノイズの少ない国内盤で楽しんでいます。オリジの音も聞いてみたいアルバムでもありますね。

過小評価のピアニスト、レス・マッキャンのライブ

2009-01-20 01:58:06 | jazz & vocal
Les McCann Ltd. In New York/Les McCann
(Pacific Jazz 45)


 我が国では、レス・マッキャンやラムゼイ・ルイスはどうもオーバーファンクな印象をもたれているのか?人気が低いようです。本国では、このようなノリノリのパフォーマンスを示すピアニストのライブは人気があって聴衆一体となった臨場感溢れる雰囲気を味わえるようですね。本日は、ホームグラウンドの西海岸を離れ、NYC・ビレッジゲイトでのマッキャンのライブ盤をアップいたします。

 メンバーはオリジナルトリオともいうべき、Les McCann(p), Herbie Lewis(b), Ron Jefferson(ds)のトリオにフロントにBlue Mitchell(tp), Stanley Turrentine, Frank Haines(ts)が加わったセクステットで演奏されます。SatnleyとMcCannのコラボはStanley名義のBN盤でもその共演が見られますよね。ミッチェルは当時のシルバーバンドの重要メンバー、そしてフランク・ヘインズは例のデイブ・ベイリー盤での好演で知られるアーシーなテナー奏者です。殆どが、ファンキーなゴスペルライクな演奏で、B-1の“A Little 3/4 For God & Go."がその典型です。痙攣しているようなトレモロ風のマッキャンのピアノはとてもファンキーだし、かけ声に乗ってソロをとるミッチェルもいいですね。そして2人のテナー、自分のタコ耳では先発がタレンタイン、ミッチェルのあとに出るやや硬めの低音を聴かせるがヘインズと思っているのですがどうでしょう?アーシーなテナーはこのゴスペルライクな雰囲気にピッタリですね。A-2のバラード"Fayth, You're"が美しいバラードでここに聴かれるおそらくタレンタイン?のテナーソロも聞き逃せませんよ。

 所有盤はパシフィック、ブルーラベル、シルバーバンドのステレオ盤です。過小評価のマッキャンですが、この3管との相性も抜群ですね。

花街道~浦戸大橋

2009-01-19 15:34:20 | Volkswagen

 今日,こんな時間は当然仕事場に居るのですが少しのんびりしています。昨日の事でもアップしましょう。長男の模擬試験に送って行ったついでに,暇つぶしに桂浜花街道~浦戸大橋を走ってみました。あいにくの雨の日曜日です。昼過ぎの迎えまでの時間つぶしとはいえ,こうやって車で走る事が出来るのは『高知のガソリンが安いから』なんですよ!

 画像は浦戸湾の入り口にかかる桂浜から種崎にかかる浦戸大橋の桂浜側からのワンショットです。交通量が少ない時間ですので、こうやって撮影する事が出来ました。この橋,下を高知港に入る船が通過するため海面からかなり高い(40m前後)し、本四連絡橋と異なり幅員がせまく通行は緊張します。出来た当初は,ここから飛び降り自殺をする人もいたりで,金網フェンスが出来,眺望は悪くなりましたが,奥深い浦戸湾反対側に広大な土佐湾が望め県外の方は一度は通過してみては?と思います。

フランク・フォスターの実力を示した希少なリーダー盤

2009-01-19 04:57:20 | jazz & vocal
Basie Is Our Boss/Frank Foster
(Argo LPS717)


 カウントベイシーのビッグバンドには、多くの優れたプレイヤーが在籍し、どの時代にも優れた演奏を聴かせてくれますよね。本日アップのフランク・フォスターもマルチリードプレイヤーとして、またアレンジャー、音楽監督として活躍し全盛期のベイシーを支えた重要なジャズメンですよね。シャイニー・ストッキングスなどは彼の実力を示したジャズスタンダードの一曲としてファンにも広く知られていますよね。フォスターのベイシーバンドでのアピアランスはとても多い気がするのですが、コンボ、それもリーダー作となると「これぞ決定盤」と言われるアルバムにはなかなか恵まれていないように思います。本日アップのこのアーゴ盤などは出来がいい方で、個人的に愛聴している一枚でもあります。

 ベイシーアイツのプレイヤーを中心にしたセッションで、パーソネルはFrank Foster(ts), Eric Dixon(ts, fl), Al Aarons(tp)の3人がフロント、小気味いいスウィング感がすばらしいJohn Young(p), Al&Zootなどのアルバムで活躍したBuddy Catlett(b), Youngの盟友Phil Thomas(ds)のセクステットです。A面冒頭のフォスターのブルース"Vested Interest"はとてもファンキーで、逞しいフォスターのテナーは音色的にはコルトレーン的でもありますね。Dixonは主にフルートでの活躍が目立ち、B面の"Samba Blues"やケリーの名曲"Kelly Blue"での切れの良い演奏は圧巻です。特に"Kelly Blue"は作者自身の決定的名演がありますが、フォスターのアレンジによりオリジナルに迫るようなブルージーな仕上がりになっています。また、ピアノのヤングはStitt&Zootの"Interaction"でノリノリのピアノを聴かせてくれて以来のファンですが、ここでもケリー顔負けのグルービーなピアノを聴かせてくれて、彼の凄さを再認識した次第です。

 所有盤はアーゴのステレオ、ブルーラベルです。センターにパンチホールがあるのですが、サウンドは厚いですよ。逞しいフォスターのテナー、ノリノリのヤングのピアノ、バッチリ録音されてます。地味ですが、いい盤ですね。

70年代フォーク「拓郎・陽水・かぐや姫」

2009-01-18 00:46:01 | アコギ

元気です。/吉田拓郎


陽水Ⅱセンチメンタル/井上陽水


かぐや姫さあど/かぐや姫

 今日は8時からのBS-2にかじり付きでした。チンペイとバンバンの司会は自分を35年前までタイムマシンに載せて行ってくれました。あのラジオから聞こえていた深夜放送さながらのトーク、”天才・秀才・バカ”、燃えよドラゴンのテーマ、とにかくなつかしかったですね。こうやって聴いていると、80年代に入ると知らない曲が多いなという感じでしたね。良く考えてみると、この前後から急速にジャズにのめり込んだという感じですね

 という訳で今晩は急遽、予定変更で70年代フォークにスポットをあててみましょう。この時代、自分の家にはステレオなんてなかったですよね。ちっちゃなプレイヤー、そうですLP盤だとかなりはみ出る奴です。これしかなかったですね。カセットデッキは出たばかりで、TVの前にラジカセ置いて録音しながら「しーっ!」とか言ってる時代でした。深夜放送でしか聴けないこの時代のフォーク、今聴くと涙が出ますねぇ。『拓郎・陽水・かぐや姫』3枚まとめてアップです!

 それぞれ彼らのベストではないかもしれないですが、今、手許で聴ける状態にあるのはこの3枚。それぞれ拓郎「元気です」は有名な「旅の宿」はじめ「リンゴ」、「祭りのあと」、陽水は「氷の世界」が最も有名でしょうが、あえてこの「センチメンタル」。「東へ西へ」、「神無月」、「能古島」などこれも名曲揃いですよね。そして、かぐや姫。70年代フォークの代名詞的名曲、「神田川」を収録したアルバムですよね。自分の世代では、それぞれに思い入れがある筈だし、こんな演奏聴いてフォークギター(昔はアコギっていわなかったよねぇ)抱えた人も多いんじゃないでしょうか?もちろん今でも続けてライブに出ている方もいますよね!!!

ポップなダイナ・ショアは隆盛期のアメリカのイメージだ!

2009-01-17 06:00:19 | jazz & vocal
Vivacious/Dinah Shore
(RCA Camden CAL-572)


ここのところ国力に翳りが見えるアメリカですが、世界のリーダーであった頃の音楽の一つががジャズでありポップヴォーカルだと思います。マルチレイシャルなアメリカですが、当時の白人優位の社会の中で最もアメリカ的として受け入れられたのがシナトラでありドリスデイでなのでしょうね。おそらく本日アップのダイナ・ショアもそんなシンガーでありタレントであったと言えると思います。あまり話題になるアルバムではないですが、今日はRCA Camdenがリリースした真っ赤なカバーが印象的なVIVACIOUSをアップいたします。

ジャジーというよりはコーラスにThe Skylarksを配したポップな味が全体を支配しています。バッキングはHarry Zimmmermanのオケです。何となく知性を感じる、サラッとした気品はダイナならではの味ですよね。A面の"Sentimental Journey", エリントンの"I Got It Bad"、B面のトーチソング"Just Friends", "Once in A While"等も味わい深いですね。

所有盤はRCA Camdenのモノラル、オリジナル盤です。もっとジャジーなアルバムもいいですが、このカバーが好きでねぇ・・・って事でアップとなりました。