67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ナイスデイではドン・フリードマンが注目ですね!

2009-09-11 01:19:46 | jazz & vocal
Nice Day With Buddy Collette/Buddy Collette
(Contemporary C3531)

 最近の仕事、仕事、仕事のスケジュールにはいささか閉口気味です。まあ仕事があって、ジャズ聴いてられる身分は幸せなご身分であることは百も承知なのですが・・・。案外こういう毎日、日常が実際はナイスデイなのかもしれませんね。休みがあっても、予定が中止になったりで休みは却ってフラストレーションは溜まり気味なのですが、ごちゃごちゃ考える時間のない日常をそこそこ健康に生きていけること自体がナイスデイズなのかもしれませんね。

 前置きはさておき、ナイスデイに引っ掛けてウエストコーストを代表するマルチリードプレイヤー、バディ・コレットの"Nice Day with Buddy Collette"を本日はアップしてみます。

 コレットのようなマルチプレイヤーはどうも主旨がボケてしまって器用貧乏って感じは否めませんが、チコ・ハミルトン・バンドでの活躍や歌伴での起用など結構レコーディングが多いことに気付きます。本日アップのコンテンポラリー盤でもコレットはクラリネット、アルト、テナー、フルートと多芸ぶりを存分に聴かせてくれます。このアルバムは3つのセッションからなりますが、バディ+リズムセクションというカルテット形式でコレットのソロを楽しむには最高のフォーマットでの録音となっています。Collette, Calvin Jackson(p), Leroy Vinnegar(b), Shelly Manne(ds)のセットが最も知名度が高いでしょうが、後の2つのリズムセクションの優秀なピアニストに耳が行く筈です。一人は当時は無名だったドン・フリードマンのピアノが聴ける点ですね。タイトル曲”Nice Day"や“Over the Rainbow"でのプレイは既に彼の非凡な才能が見え隠れしますね。もう一人、Dich Shreveのピアノがキラキラしててなかなかにいいのです。聞き方によってはドンを凌ぐ素晴らしさに聞こえてしまうのは自分だけでしょうか。

 所有盤はコンテンポラリーのモノラルオリジナル、両溝ありのイエローラベルです。渋めのアルバムですがリラックスして聴くには良い盤ですね。

ライブにおけるマイルスのスタンダード解体

2009-09-10 00:05:00 | jazz & vocal
Miles Davis In Europe/Miles Davis
(Columbia PC8983)


 50年代後半のマイルス・デイビスのバンドこそモダンジャズを代表する最も重要なグループであると信じて疑わない管理人ですが、メンバーを一掃し新しい流れを導こうとする御大マイルスの進取の気性の現れである60年代前半のライブ録音も忘れ難いアルバム群ですよね。演奏しなれたスタンダードをことごとく解体し、新しい息吹を吹き込もうとするマイルスの姿勢は、解体しながらも和声を逸脱することなく時代を席巻していたフリージャズとは一線を画するスタイルであったと考えられますよね。本日アップは、この時代のライブ録音の中では比較的マイナーなフランスのアンティーブでのライブです。

 印象的なフランス語のイントロダクションでのメンバー紹介がとてもクールですよね。そうですエアビー・アンコックって来る例の奴、しびれますねえ~。もうおなじみですがメンバーはMiles(tp), Gerorge Coleman(ts), Herbie Hancock(p), Ron Carter(b), Tony Williams(ds)の五重奏団です。ことごとくスタンダードを切り崩し叙情性を排してスピード感溢れる緊張感のあるパフォーマンスはさすがですね。introductionに続く"Autumn Leaves", "Milestones", "Joshua", B面に移って"All Of You", "Walkin'"と続く演奏は好みは別れますでしょうが、この時代のクインテットの常套的なスタイルでこれでもかと言うマイルスの一貫性を強烈に誇示しているように思えます。

 所有盤は再発の米盤です。この録音は中でも音が遠い感じであまりいいとは言えないでしょうが、それにも勝るクールなマイルスの吹奏スタイルを捉えたカバーが最高にかっこいいですね。ジャケ優先でこのライブをアップということでご容赦を!

キャンドルランタンも味がありますね!

2009-09-09 03:25:33 | キャンプ
 キャンプで使う夜の照明はガソリンランタンが殆どでそれも現行品ではないビンテージランタンがメインです。安定した灯りを供給できますし燃料も他の火器類と統一できて便利ですし、燃焼音もいいですよね。面倒くさいポンピングなどの儀式もガソリンランタンファンには却って嬉しい儀式にも思えます。

 一方、灯りもほのかで着火もかんたん、燃焼音なしのキャンドルランタンというのも結構味わい深いですよね。今年のニューアイテムで現行のNORTHSTARの形をしたキャンドルランタンが発売されました。これがなかなかに雰囲気があっていいですね。キャンプも深夜になって一人テーブルにむかって・・・なんてシチュエーションには最適です。予備のロウソクはタンク内に収納できますし、専用ケースも付属していますよ!



 モデルになったNORTHSTARというランタンは現行品で最も明るく、大きなランタンで提灯型のマントルと着火機構を持ったガソリンランタンです。一緒に写真に納まると灯りとサイズの違いが一目瞭然です。こんな2台のランタンを親子で連れて行ってのソロキャンプもこの秋にはいいかもね!

恐るべし、Bill Jenningsのギター

2009-09-08 00:35:20 | jazz & vocal
Enough Said/Bill Jennings
(Prestige 7164)


 ルイ・ジョーダンやビル・ドゲットなどとの共演で有名なギタリスト、ビル・ジェ二ングスはプレステッジのアルバムをディグしたことのあるコレクターにはとりわけ興味深い名前ではないでしょうか?事実、自分も第2作をStatusラベルで入手はしていたものの、この第一作"Enough Said!"(タイトルが最高だ!)はなかなか入手困難で実物すらお目にかかったことがありませんでした!遂に、これをNJラベルで入手することができました。やった!!!

 さてこのジャケを見てゲゲゲ。今まで小さな写真でしか見たことがなかったのですが、レフティでありながら右利きのギターをそのまま使っています。ピックガードは上向き、それだけじゃない!よく見ると弦の順序も右利きギターのままなのです。構えたときに一番上が太い弦(6弦)が来るのが当たり前ですが、ジェニングスは一番上が最も細い弦(1弦)が来る張り方でそのまま弾いているのです。こういうのは黒人のブルース系のギターには多いのですかねぇ・・・???。いろいろ想像をめぐらしますがスゴすぎるとしか言いようがありません。

 ジェニングスのギターは硬質サウンドで音色については好き嫌いがありましょうが、ここではウィリス・ジャクソンのグループで長く共演することになるJack McDuff(org)とAlvin Johnson(ds)の2人にWendell Marshall(b)を加えたカルテットで演奏されます。タイトル曲のA-1"Enough Said"で、充分に語り尽くされたジェニングスのギターを満喫できます。個人的にはA-3"Volare"とB-1"Dark Eyes"のメロディックなテーマに乗ったジェニングスが最高に好きですね。

 所有盤はプレステッジのBergenfield NJ盤です。番号から行くとオリジナル盤ですね。マーシャルの力強いウォーキングもビビッドに録音されておりさすがです。このジャケ写、若干の痛みはありますが、すばらしい!!!

くろしおアリーナ

2009-09-07 00:10:17 | Weblog
 6日(日)は長男の水泳大会が高知市介良にある「くろしおアリーナ」で開催されました。管理人は仕事だったので、中学生の自転車ではややアクセスし難い距離だったので日曜朝から女房のNEW BEETLEで出撃です。ママは朝からご苦労さん。普段の日と同じ時間での早起きです。

 長男Tは100m平泳ぎに出場したらしいですが、記録は全然です。あっけなく予選敗退で後は応援に回っていたようです。まあ、練習しないのでこんなものでしょう!



 「迎えにきて欲しい」と電話をして来たので、話の種にでも「くろしおアリーナ」を見ておこうとデイリードライバー66bugで出かけて来ました。高速使えば1時間足らずのドライブです。アリーナはすばらしい施設でした。プールも美しく電光掲示板まであります。予選に出るだけでも名前がでるなんて興奮してしまいます。こんなプールで試合が出来る子供達、羨ましいですね。25mプールしか知らず水泳とは縁のない管理人には極めて新鮮でした。こんな施設で泳げるんだったら、真剣にやれよ!!我が息子!

13日は旧車イベントに決めました!

2009-09-06 20:10:26 | Volkswagen
 来週末はウエル花夢に久々に行こうと思っていましたが、長男の通う私立中学が土曜も授業があって帰りが遅く、日曜しか一緒に行動できそうもありません。 ならばキャンプを中止し、地元で行われる旧車イベントにでも行ってみようと言うことで、おそるおそる事務局に電話を入れてみました。エントリーは締め切っていたようですが、なんとか滑り込みで参加出来ることになりました。

 というのもこのイベントについては香川のキューベルワーゲン乗りKさんから事前にご紹介いただいていたイベントでした。当初キャンプ予定でしたので不参加を決めていたのですが、急遽エントリーさせていただきました。Kさん、すんません。

 先日、20年来使用して来た洗濯機が壊れてしまいました。いつも家電製品で実家共々お世話になっているNラジオ店さんに洗濯機を納品していただいたのですが、ここの社長が69年式パブリカ乗りでして、彼がこのイベントにエントリーしていることをお聞きし俄然参加したくなりエントリーしてしまいました。トップ画像がそのポスターです。(リンクで拡大します。)もし、13日、タイプ2のキャンパーで参加しています。ブロブをご覧の方で香美市えびす町商店街にこられる方がおられるようでしたら気軽に声を懸けてくださいね。

ケントンガール、クリス・コナーの死

2009-09-06 05:41:13 | jazz & vocal
Chris Connor At The Village Gate/Chris Connor
(FM YW-7817-RO Jp. reissue)

 先日、拙ブログを訪問していただいた”I Wish"さんにケントンガールの一人として人気の高いクリス・コナーの訃報のニュースを教えていただき愕然としました。アニタ、ジューン、アンとともにケントンガールズとして有名な彼女はジャジーな歌唱でインストファンにも人気が高かったと思います。そして、彼女のハスキーボイスは持って生まれた才能ですがボーカルファンをも魅了し続けて来たことは皆さんご存知の通りです。本日は、追悼の意味を込めてFM原盤の"Chris Connor At The Village Gate"をアップいたします。

 クリスの吹き込みで有名なものはベツレヘム、アトランティックに集中しているのはご存知の通りで、63年の本アルバムとなると比較的後期と言ってもいいかもしれませんね。SJ社選定ゴールドディスクにも選ばれた有名盤で“クリス・コナー最後の傑作”とも呼ばれたアルバムでもあります。バックを務めるのはRonnie Ball(p), Mundell Lowe(g), Richard Davis(b), Ed Shaugnessy(ds)のカルテットです。いずれも歌伴でもインストでも知られたプレイヤーですが、クリスのダイナミックなフレージングと見事なマッチングをみせていると思います。選曲ではA-3急速調の"All Or Nothing At All", 得意曲のA-6"Old Devil Moon", B-1の"I Concentrate On You", クリスらしさが横溢するB-3“Black Coffee", B-4"Goodbye"のバラードがききものだと思います。

 久々に取り出した国内盤再発ですが、この最初に買ったクリスのアルバムで合掌したいと思います。謹んでご冥福をお祈りいたします。

66BUGの運転席ドア落ち

2009-09-05 01:15:42 | Volkswagen
 我が家のデイリードライバー66bugはうちにきてそろそろ9年になろうとしています。長く乗っているといろいろ不具合も起こって来ます。確かに、夜こそ自宅ガレージに入庫させてきましたが、ひとたび仕事に出るとかんかん照りの日も、台風の日も、冬の北風ビュービューのときも職場の野ざらし駐車場で長い時間主人の帰りを待っています。塗装もカサカサでバンパーステーやマフラーのテールパイプにも錆がチラホラです。



 今回は、最近気になって来た運転席ドア落ちの話です。トップの画像を見てもらってもモールのチリがあって居ないのが一目瞭然ですし、ロックしても半ドア気味なのがわかると思います。9年になると自分だけでも何回開け閉てしたのかわかりません。ましてや家の空冷3台の中では最も古い年式ですし前オーナーの方々もこのドアヒンジにストレスをかけ続けた訳ですから仕方ないですね。ドアのヒンジにも錆びがありますし、ヒンジを支える周囲の鉄板も腐りがあるのかもしれません。ご存知の通りワーゲンのドアって気密性がよくってドアは閉まりづらいですから、ついついバンと強く閉めてしまいヒンジにストレスをかけてたことを今更反省しても後の祭りです。

 外装もヤレヤレになって来たし、この際自宅の車庫前野ざらしパーキングスペースに出してキャンパーを自宅車庫に収納しようかとも思っています。駐車場代の節約も出来るし、66bugのほうは夜はカバーでもかけてやっていたわってやりますかねぇ・・・。

ジョアンに対するアメリカの興奮が見えるぞ!

2009-09-04 05:24:07 | jazz & vocal
Getz/Gilberto#2/Stan Getz-Joao Glberto
recorded live at Carnegie Hall
(Verve V-8623)

 ボサノバがアメリカでもてはやされたのは63年のGetz/Gilbertoの大ヒットが引き金になったことは誰もが認める所でしょう。同じタイトルで2匹目のドジョウを狙ったVerve Recordsは有名なカーネギーホールに録音機材を持ち込み64年10月9日の夜のコンサートを録音しています。これが本日アップの"Getz/Gilberto#2"です。A面がスタンゲッツカルテットの演奏でGetz(ts), Gary Burton(vib), Eugene Cherico(b), Joe Hunt(ds)のメンバーで得意の"Here's That Rainy Day"等やっているのですが、どうも影が薄い印象は拭えません。

 すばらしいのはB面全体を占めるジョアンのギターから繰り出されるバチーダとそれに見事にとけ込んだポルトガル語のジョアン自身のボーカルです。明らかにA面を凌駕する聴衆の拍手の大きさはライブで初めて目にした、あるいは耳にしたボッサのダイナミズムに対する驚愕の証しであるような気がします。アメリカの聴衆が興奮している様子が伝わるライブパフォーマンスですね。メンバーはKeeter Betts(b), Helcio Milito(ds)のトリオです。選曲はジョアンのオデオン盤で紹介されている尾馴染みのモノばかり。B-1の"Samba De Minha Terra"のイントロのギターを聴いただけで清々しい気分になれる筈です。ガットギターでこのサウンドの芳醇さはジョアンならではですね。"Rosa Moreno", インストのみの"Um Abraco No Bonfa", “Bim Bom", "Meditation", "O Pato"と続く演奏は、この時代のジョアンのエッセンスとも言える快演でライブというのが貴重ですね。

 所有盤はMGMのT字ラベルのモノラル盤です。ゲッツのA面に比べ、B面に格段に録音の良さを感じるのは自分だけでしょうかねぇ?恐らくジャズファンにはA面偏重で聴かれていると思います。あるいはゲッツのボッサ自体を認めない方も結構ありますから・・・。いつもこの辺りは賛否両論ですね。

コールマン・マルチツールバッグ

2009-09-03 02:44:20 | キャンプ
 キャンプファンのみなさん、こんばんわ。
 キャンプ道具にはテント、タープ、シュラフ、火器など大判の装具に目がいきがちですが、テント周りのペグ(ステークス)、シート、ハンマー、火気類に使うジェネレーター、マントル、スパナ、ルブリカントなど挙げればキリがありません。さらに自分の場合は、通常のキャンパーハ必要ないようなVW純正テントの小パーツやテーブルランプのポンプなど必要以上にこういった小道具が多いのです。こういった小道具をひとまとめにしておくバッグってのは極めて便利です。

 高価なスノーピークにもありましたがやや小さい感じだったので、おなじみのコールマンでちょうどいいのが見つかりました。間口が広くて何でもバカバカ入れられます。底にはラバーが張られており、結構タフな構造です。

 秋のキャンプシーズン到来です。キャンプに行くには小物はこれに一括すれば良し!忘れ物も少なくなりそうですね。