67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

今朝の寒さは半端じゃなかった!

2012-02-04 00:36:21 | Volkswagen

 東北・北陸の豪雪、本当に大変ですね。新潟に住んでいた6年間のことを振り返ってみてもあんな大雪は経験したことがありませんでした。寒気が入ると,余計に高知がいかに温暖で生活が楽であるかを実感します。本日も高知にしては寒いですが日中は10℃まで気温が上がります。今朝の予想をみても沖縄を除いた本土では最高の気温でした。(鹿児島より高いのが不思議です。)それでも朝の冷え込みはそこそこで立派に氷点下になっているのです。今朝,出勤時の66bugのボンネットです。白髪頭のように氷が貼り付き,ざらざらとしています。雪がないだけマシですが,車の中は冷蔵庫状態です。

 運転席に腰掛けてウィンドシールドをみると,水滴が凍ってまるで突起を延ばした神経細胞のような結晶に覆われていました。塗装に悪いのはわかっていますが、湯をぶっかけて氷を溶かしてイザ出陣です。66bugはどんな環境でも一発始動してくれます。ここまで気温が低いとチョークが切れる前に職場に到着しますのでエンストもありません。あまりにきれいな氷の結晶だったので思わずデジカメで撮影です。寒い地方の方からみれば,どうってことないでしょうが高知でここまで寒いのは珍しいです。今日は節分でしたが、我が家でも豆まきをやりました。本当に春が待ち遠しいですね。


ベントンもいいが,やはりサイドメンだろう!

2012-02-02 00:00:29 | jazz & vocal

Out Of This World/Walter Benton
(Jazzland JLP28, jp. reissue)

 先日,ブラウニーのBEST COAST JAZZをアップしましたが,此の中で逞しいテナーサックスを披露していたのが,本日アップのWalter Bentonです。ベントンは米国兵として日本に駐留したことがあり,秋吉敏子さんなどとも親交があったと言います。 1930年LA生まれでラッキー・トンプソンを師と仰いでいたとと言いますから,結構古いプレイヤーですね。リーダーアルバムはこのジャズランド盤しか個人的には知りません。本日はこのジャズランド盤をアップします。

 さて,このアルバム、ベントンのテナーに触れることも重要なのですが,サイドメンの素晴らしさで人気があるのではと想像します。メンバーはWalter Benton(ts) Freddy Hubbard(tp), Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb, Albert Heath(ds)というクインテット編成で,ケリートリオを核としたプレイが聴けるのが嬉しい限りです。冒頭のA-1のタイトル曲からケリーが大活躍でトレモロを駆使したケリー節が聴けます。ブルースあり,バラードありの全7曲ですが,A-3の”Iris"やB-3の"Lover Man"等のバラードにおけるベントンの雄大なプレイは聴きごたえ充分です。フレディのトランペットもブリリアントな魅力に溢れています。さすがのメンバーとしか言いようがありませんね。

 所有盤は国内盤再発です。隠れた名盤というには,ちょっと無理があるでしょうかねぇ?・・・。


このクリスのカバーはボーカルファンなら放っとけないよね。

2012-02-01 00:01:27 | jazz & vocal

He Loves Me, He Loves Me No/Chris Connor
(Atlantic 1240)

 ケントン楽団出身の白人女性シンガーはアニタオデイ,ジューン・クリスティ,クリス・コナー、そして後にケントン自身の妻にもなったアン・リチャーズの4人が良く知られていますよね。いずれもハスキーな声が特徴でファンも多いです。自分も結構な枚数を所有していますが,本日はクリスのアトランティック時代の一枚をアップいたします。

 佳作の多いクリスのリーダー盤では,やはりベツレヘム時代のボーカルが人気があるのかも知れません。でも,ベツレヘム時代の生きのよさは少し影をひそめますがしっとりとした情感で唄われるアトランティック時代も捨て難い魅力がありますよね。また、ボーカル盤では重要な要素となるジャケ写について考えますと、有名な10インチをはじめとするモノクロ基調のベツレヘム時代のカバーの素晴らしさは言うまでもありません。アトランティック時代のカラーのカバーも美しくて好きですね。本日は内容的には不満もある方も多いでしょうが、ジャケの美しさでついつい手に取ってしまう”He Loves Me, He Loves Me Not"をアップいたします。芝生に顔を付けたコナーの顔半分を上角に配し、浅い被写界深度でボケを大きく使ったカバーアートはクリス盤,いやアトランティックレーベルを代表する好カバーとも言えるのではないでしょうか?演奏はラルフ・バーンズのオケで全曲バラードと言う構成はやや通して聴くにはしんどいかも???それでも"Angel Eyes"や“But Not  For Me"は個人的にも大好きですね。

 所有盤はブルズアイのラベルですからセカンドでしょうか?モノラル盤です。とにかく,コーティングの効いたこのカバーだけで所有する価値が生まれてくるような一枚ですね。