商法総則・商行為法,手形小切手法の短答対策は早めに済ませておいた方が良いと思います。何となく,短答プロパー的な暗記重視のイメージが強いので,後でやればよい,となりがちですが,一番デリケートな調整が求められる直前期にこれらの知識の暗記や条文読み込み,問題演習に時間を割かれるのは,よろしくありません。またやり切るのに意外に時間がかかります。かといって分量的に,商法19問中6問(7問の時もある)を占める「大票田」なので無視もできません。
そういう意味では5,6問をしめる親族相続のインプットも早めにやっておいた方がよいでしょう。
4月は最新重要判例集も読みたくなりますし(大体1週間くらいかかる),そうなると4月は「読むか覚えるか」ばかりの作業になってしまいます。直前期のあり方としてはいただけません。
したがって,先に一度はやってしまっておいた方が良いと思います。


「判例六法全条文マーキング講義」では,「商法」ではなく「会社法」となっていますのでご注意下さい。
商法総則・商行為は,「速習6時間!商法総則・商行為」の方で扱っています。

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