「皿回しの理論」。7科目を如何に回していくか。ポイントは「完全に忘却するような事態を避ける」点にあります。
https://bexa.jp/courses/view/255
明日20時より、久しぶりの講座説明会をライブ配信致します。これから勉強を始めようとお考えの方、夏に巻き返そうとお考えの方にご覧頂ければと思います。
暑くなってきましたが、健康に留意して頑張りましょう!
王道基礎講座商法と並行して民法条文マーキング講義「極」の収録もぼちぼち始めています。どういう内容にするかですが、条文の文言に関する話に特化して行こうとか思っています。論点的なことにも一々言及していると、えらいボリュームになりそうだからです。
マーキング講義を受講する人は、「条文を潰すこと」に主眼があると思います。しかも「できればコンパクトに」、という要望があると思うので、スピード重視にしようと思いました。改正部分については、従来の改正法講義を付加する形で対応すればいいかと。そんな風に考えています。
今日夏至ですけれども、ということはですね、「上半期がもう終わる」っていうことなんですよね。2021年も前半戦が終了しますと。何だか早いなと言う気がしますが、下半期のおおまかな予定を立てる良いきっかけでもあります。
予定を立てるときは、どうしても「何をやるのか(=手段)」に意識が行きがちです。しかし、その前に「何を達成したいのか(=目的)」を明確にしないといけません。あくまでも「具体的な目的を達成するための」計画であり、手段だからです。
「目的・手段審査」の「目的」の精査を忘れずに、です。
明日は夏至ですね。6月は過ぎていくのが早く感じています。
さて、「リベンジ・キャンペーン」ですが、残すところ1週間となりました。月末までではなく、「27日まで」になりますのでご注意下さいませ。
https://bexa.jp/columns/view/248
「王道基礎講座」に加え、「条文マーキング民法極」と「論文過去問講座」の収録もしなければいけないので、私も気が抜けません。頑張りましょう!
一昨日、王道基礎講座の民法の収録が終わり、昨日から商法の収録へ入りました。早くも4科目目です。会社法の条文に触れて改めて思ったのは「条文多い!」です(笑)。
改正民法も中々のボリュームですが、会社法と比べたら可愛く感じます。旧司法試験時代は短答が3科目しかなく、憲法・刑法と比べると民法は圧倒的なボリューム感がありました。条文素読も滅茶苦茶きつく感じた記憶があります。そりゃそうよね、憲法と刑法と比べたらぁ。
しかしですね、新司法試験時代になり、会社法が現れたわけですよ。会社法、ヤバいじゃないですか?こいつと戯れた後に民法に戻ると、民法が何だか可愛く感じるんですよ(笑)。「あれ、こんなんだったっけ」、みたいな。
因みに、ロースクール時代に金商法を色々読みこむワークショップがあったんですが、それを経験したら会社法が可愛く見えてきました(笑)。「負荷を掛ける」って大事なんだなという事ですね。
で、受講生の皆さんに何が言いたいかと言うと、「会社法の条文ひきまくれ!」です。会社法に関しては非常にはっきりしている傾向があります。条文をひくのを面倒くさがる人間には、会社法は微笑まないどころか鬼の形相で迫ってくるという事です。逆に条文検索能力が高まれば高まるほど、微笑み返しをしてくれますよ。
さぁ、条文ひいてくださいね!
王道基礎講座2期の民法の収録が終わりました。やはり、公法系と打って変わって求められる知識量が半端ないですね。
また、問題を解く上で、憲法なら「法令違憲」、「適用違憲」を検討する、行政法なら「訴訟要件論(原告適格・処分性・訴えの利益)」、「裁量の逸脱濫用」と言う感じで、検討すべき「ゴール」の数が少ないのに対し、民法はやたらめったら検討すべき「ゴール」(=効果論)があります。
どの条文、どの制度、どの判例という「ゴール」の数が多いと言うことですね。その代わりに検討すべき「効果論」が明確になれば、「要件論」の部分はカッチリしています。公法系は検討を求められる「ゴール」は大きくて単純・少数でも、他方で、要件論が「ふわっ」としているイメージです。要はとっつきにくく感じる人も出てきます。
この辺は個人差が出てきますが、とにかく民法は知識優位の面が強く出ます。日々の復習の重要性(暗記の重要性)が格段に高まるので注意してくださいね!
講座説明会等で、「受験すると決めたら、『いつ受かるのか』をまず決めてください」と言っています。この「いつ受かるか」は、「単なる願望」では駄目です。「受かりたい年」ではなく、「受かる年」と言う意味です。
例えば、「2023年に予備試験に受かる」というのは、「2023年に受かりたい」と言う「目標」ではなく、また「予定」でもない、「決定事項」という気持ちでいて欲しいのです。そうしなければ、どんどん先延ばしになりがちだからです。
大学受験などと異なり、「デッドライン」なり「いついつまでに受からないといけない」と言う、客観的な指標が無いので、忙しかったり予定が遅れたりすると、ズルズル先延ばしになりやすいのは否めないのです。
そこで自分自身で「納期を決めてしまう」ことが重要になってくるのです。自分に対して「履行遅滞」にならないよう、気を付けましょう。
人間は妙に打たれ強い生き物です。そのため、落ちた時の衝撃は意外に早く癒えてしまいます。気が付けば、「いつもの感じ」に逆戻りして、10月になって「夏の間にちゃんと勉強しておけばよかったぁ!」となる危険性は高いですよね。似たような経験は多くの人がしちえるのではないでしょうか。私も当然あります(笑)。
とりあえず、6月・7月は、秋口になったときに、「夏の間に勉強すればよかったぁ!」と「言わないですむようになること」が目標になります。このことは日々意識してみるとかなりいいと思います。やる気持続の「一工夫」です。
「勉強計画」なるものは、必要ではありますが、そんなに細かいものは要りません。ざっくりで構わないです。一番避けたいのは「間に合わなかった」という事態です。「勉強計画」の第1次的な目的としては、「間に合わせるために必要なぺースの把握」と言ってもいいです。
例えば、「年末までに短答の過去問題を全部潰す」と考えたときに、「何となく始める」のはかなりいただけないです。残り半年強で7科目全てを終わらせるのには、1週間当たりどれくらいのペースで飛ばさないといけないのか、というイメージを持たないといけません。
遅れが出る時期も当然出てきます。その時は何としてもペースアップしなければいけない、という危機感を持つと思います。そうしないと間に合わないからです。それが「集中力」なり、隙間時間を「目ざとく見つけては勉強する」、という「態度」に繋がるのです。ゴールを意識しながらのペースメイクができているかどうか、確認してみてくださいね。
まず、短答の肢毎に正誤を確認してみましょう。
科目ごとに「苦手な傾向」を焙りだしましょう。なるべく具体的に。
苦手なことがらを重点的に補強していきましょう。
更に、「あと何問正解すれば8割をクリアできるのか」も計算してみましょう。
現時点と頂上地点の「距離感」を掴めます。
ここ10日くらいで何本か動画をまとめて上げました。予備試験受験生、本試験受験生、予備論文受験予定者など、各人立ち位置が違うと思いますので、自分の境遇に役に立ちそうな動画を見て頂けたら幸いです。
発表直後はいつも悔しさでいっぱいになります。しかしながら、いつまでも下を向いてはいられないので前向きに再始動するわけですが、同時に「のど元過ぎればなんとやら」現象が進んでいきます。
人間の脳は自己防衛力が強いので、前向き思考になるのは良いのですが、どうしても当初の「悔しさ」を忘れがちになります。「悔しさ」こそ未来への原動力でもあるので、この辺のバランスを上手く取る事は大切だと感じています。