勉強方法に関しては、色々なポイントと言うか留意点があります。今日はそのうち、「期間」について一言をば。「学習のサイクル」と言ってもよいでしょう。
論文の問題集(例:全50問程度)や、百選の読み込み、条文の素読などまとまった量をこなす作業と言うのが出てきますが、どれくらいの「期間」でやるのか、と言う問題です。百選ならば、1日10判例×10日なのか、1日20判例×5日なのか、という話ですね。
個人的には、「ある程度勉強が進んだ段階」においては、「短期間で一周する」という戦略の方が理解が深まると思います。「ある程度勉強が進んだ段階で」、という留保を付けたのは、1回目のトライや知識がまだない段階(=復習に時間がかかる段階)においては、早く回すことは百害あって一利なし、だからです。丁寧な勉強や復習時間の確保が重要となってきます。
講義も初回は丁寧に聞きましょう。講義の回数を進めることを過度に重視することは止めましょう。この場合は「復習を丁寧に」、です。