答練,模試等で顕在化した「自分の欠点」の総確認をしてください。採点コメントを参考にして,特に同じことを2度以上指摘されていたら,その項目は要チェックです。危険因子です。
当日の危機管理マニュアルも確定させておくこと。構成時間が予定より過ぎた場合にどうするか,決まっていますか?設問1が手強すぎて,時間不足になりそうなとき,途中答案を避けるためにどうするか決めていますか?まぁ,そういうことです。
それから,答練の結果は,項目別の配点と実際の得点を比較・再確認してください。同じ点数でも,特定の項目で大量得点している場合と,満遍なく得点している場合とでは,「安定感」が全然違います。また,特定の項目で殆ど得点ができていないとき,それは何故なのかも原因を確認して下さい。
要は,この時期は今まで色々出てきた「自分の悪い癖」を総確認し,本番で同じことをやらかさないよう,対応策を講じていく時期なのです。
重要基本論点に関しては,即レスできるか,キーワードを確実に押さえているか,チェックしてください。判例に関しては,この時期は「考慮要素」(=いわゆる第二次規範部分として挙げられているファクター)に着目して読み直すと効果覿面ですよ。