2009年大晦日

2009-12-31 17:35:36 | 雑感
今年は公私共に最高の年でした。充実していたと思います。

来年の今頃は、去年は2番目に良い年で、今年は最高の年だった、
と振り返られるようにしたいです。

人生は変えようと思えば変えられる。変えようという強い意志と
タイミングを逃さない感度の高さ、長い目で物事の良し悪しを
判断する姿勢を失わなければ。

「やればできる、必ずできる」はリアルシングだと思います。

それでは良いお年を。来年もまた宜しく御願い致します。

吉野 勲
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仕事納め

2009-12-25 18:07:59 | 雑感
今年は,本日25日で仕事納めであります。

ケースメソッド論文マスター刑事訴訟法第4回の収録で今年の仕事は事実上のフィニッシュです。
ま,年末年始は在宅業務的なことをやるとは思いますが。年が開けたらケー論大団円となり,
すかさず第4回フレーム講義の準備に本格的に取り掛かることになります。
もっとーも,そんな来年の話を今からしても,ですけどね。鬼が笑うと。

今年は本当に1年が早く感じられました。公私共に充実していたなと。来年も更にエスカレートさせて行きたいものですな~。

冬至も過ぎて,日に日に昼の時間が長くなって来ています。寒さは増すばかりですが,1日1日とさり気に夏が近づいているのであります(毎年こんなこと言ってる)。

良いクリスマスを☆
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カウンセリング

2009-12-24 18:24:29 | 司法試験関連


クリスマスイブと言うことは,今年もあと1週間ですね!
クリスマスの時期なのに銀杏がしっかり色づいていますね~。
ホワイトクリスマスどころか金色のクリスマスも時間の問題!?

1月からカウンセリングもやる事になりました!
詳細は塾HPでご確認下さいね☆

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第4回本試験出題フレーム講義

2009-12-23 23:11:09 | 司法試験関連
フレーム講義は、公開収録になります。要は生講義と言うことです♪

公法系3時間、民事系4時間、刑事系3時間です。

開講時期は2月10日あたりからを考えていますが、詳細が決まり次第、また告知致します!

ケースメソッド論文マスターを聞き終わり、ローの定期試験も終わったタイミングがいいかと思いました。
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ニュースで学ぶ事実評価

2009-12-21 19:10:53 | 司法試験関連
こんなニュースがありました。

(2009年12月18日01時59分 読売新聞)
 21日午前2時40分ごろ、熊本市出仲間の県道で、パトカーに追跡されていた熊本県城南町隈庄のガソリンスタンド店員、徳永栄太郎さん(20)運転の乗用車が道路脇の電柱に衝突、徳永さんと同乗者の計3人が骨盤骨折などの重傷を負った。

 県警熊本南署によると、21日午前2時半ごろ、熊本市南熊本の交差点でパトカーが徳永さんの車の横に並んだ時、徳永さんの車にシートベルト未着用の警告ランプが点灯していたため、マイクで注意した。

 パトカーはいったんその場を離れたが、間もなく近くの同市萩原町の踏切付近で、この車が猛スピードで走っているのを発見し、追跡を開始。車ははみ出し追い越し禁止違反や信号無視を繰り返して逃走し、パトカーは途中で見失った。乗用車は約600メートル走った後、電柱に衝突して止まっていた。

 同署は「けが人が出たのは残念だが、職務は適正だったと考えている」としている。



…行政法のある判例を思い浮かべてしまうのは受験生の哀しい!?性でありましょう(笑)例の国賠の判例ですね。

仮にこのニュースの事案で,追跡行為に問題があったとします(追跡行為違法と)。国賠請求が認められるかなんて問題を考えてみたとすると,「本件特殊事情」ってなんでしょうか。

それは「一旦見失った後,600メートル先で追突していた」という部分でしょう。見失った以上,追跡状態は終了していたのではないか。終了していたとしたら勝手に事故っただけではないの?という疑念がすぐ浮かんできます。違法な追跡行為と事故結果の間に因果関係あるのかなと。さてどうなんでしょう。

実はこんなことを書いたのは,ケー論でいつもお話していることのトレーニングになりそうだからです。

(違法な態様で)追跡され→煽られちゃって→焦って→事故発生,という因果の流れの有無がポイントだとすると,見失ってから600メートル先で追突した,という経緯をどう評価するか,というトレーニングです。

「600メートル」って結構あります。これが10キロ先で勝手に事故ってた,としたら,違法追跡の寄与度は,無いかあるとしても相当低いでしょう。では600メートルならどうかと。そういう問題です。

ここで大事なのは,「600メートルという距離自体」をどう見るかではない点です。ここで悩んでも意味が無いです。何故か?

何故かというと,徒歩で600メートルと車で600メートルでは全然意味が違うからです。しかもスピード違反でかっ飛ばしている車です。仮に時速100キロだとしたら,600メートル行くのにどれほど時間がかかるのでありましょう。ここです,事実評価の際に気が付くべきポイントは。

時速100キロは,36秒で1キロ進んでしまうスピードです。600メートルなら「見失った時点から」20秒そこそこです。追われる方としてはどうなんですかね。追う側が見失ったこと自体,気が付いていないかもしれませんね。仮にすぐブレーキを踏んでいたとしても安全なスピードまで減速するのにかなり進んでしまうスピードでしょう。

追跡態様の荒っぽさにもよりますが,追突事故は,「追跡行為そのものが持つ危険性の現実化」と言っても問題なさそうです。刑法みたいな話になってきましたけど,因果関係の有無の問題として検討する場合にはこのような見方が重要だということになります。

本件特殊性を検討することの重要性は散々お話してきましたが,こういうニュースを見た時に「まてよ」と条件反射的に思えれば文句なしですね。


*↑別に行政法の話をしているわけではないので注意してください。SC昭和61年2月27日行政法百選ⅡNO.218事件(パトカー追跡による「第三者の損害」事件)では,追跡行為の「違法性」の有無が問題となった事案です。その話を書いたわけではないです。事案の特殊性に気が付きましょう,という話の例として挙げてみました。
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ケー論講義受講に際して…。

2009-12-18 19:39:49 | 司法試験関連
ケー論のCASE・過去問題解析編等の講義部分を聞く際には,問題文のページを切り離すかコピーしてテキスト本体と比較参照できるようにすると良いと思います。

テキストの「ナビゲート」部分では,問題文から具体的な事情を丁寧に転記しており,その部分をどのように評価するか等,詳細な検討を加えています。
ですからナビゲート部分を読めば問題文の事情がしっかり挙げられているわけですが,「問題文本体でも該当記述部分を見てみたい」,という方は一々ページをめくるのは面倒だと思われますので,上記のような方法を提案する次第です。
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入り口と出口

2009-12-18 18:03:21 | 司法試験関連
最近空気が冷たい冷たい。風邪引きご用心です。今年もあと13日です。


新司法試験の論文対策は,「入り口」と「出口」の双方からアプローチする必要があります。
「出口」は,答案練習会で実際に書くトレーニングのことです。「入り口」が問題文の読み方になります。
どちらが欠けても不十分です。このことを念頭におくようにして下さい。
「出口」が【ペースメーカー論文答練】,「入り口」が【ケースメソッド論文マスター】になります。

以前も書きましたが「とりあえず答案練習会を受ける」というのは時間の無駄になりかねません。無駄どころか,
悪癖がより強固に身に付いてしまう危険性がありますので本当に要注意です。

基本論点のマスター(コンパクトに論証できること),判例の分析,書く練習,が3種の神器ですね。
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今日は。・。・。

2009-12-15 20:01:50 | 司法試験関連
2回試験の発表日ですね~。

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伊藤塾の新司法試験論文対策

2009-12-13 11:10:58 | 司法試験関連
ケースメソッド論文マスターの受講時期の質問と言うか相談を受けることがあります。

これからローに入学する人には2パターンあると思います。

その1は、入学前のこの時期に受講する。「早くない?」と考える人も多いと思いますが、各科目のケー論第1部の「過去問題解析編」だけでも是非聞いて頂きたいです。新司法試験の論文過去問題は、新司法試験論文対策に入る時に、まずもって最初に見るべきものだからです。ある程度勉強してから「力試しに取っておく」ものでは決して無いです!まず最初に検討しなければいけないものなのです。

ところが残念ながら論文試験の解析本は無いですし(再現答案系はあるが)、講義もありませんが伊藤塾にはあります。ケー論ではテキストベースにおいてさえ各科目1年辺り30ページ前後の解析を行い(3年分で100㌻ほどです)、講義では3年分を5時間強かけて説明していますのでこれだけでも入学前に聞いておいて欲しいのです。問題文の読み方、試験委員が皆さんに当日やって欲しい事を徹底的に指摘し捲くりますのであとはその路線を「意識して」日々の学習をしていただければパーフェクトです。

そして第2部本論編はロー入学後、適当な時期を見計らって聞く、というパターンです。何度も聞けますのでとりあえず入学前に受講してしまうのがベストではあります。


その2は、2年次の夏休みに(2010年夏ということ)新司法試験対策のオープニングとして一気に受講する、というパターン。どちらにしても3年次前に完全マスターしておいて欲しいのです。これで大丈夫です。


刑法の収録も終わりました。刑法だけレジュメが4回出てしまいました(笑)判例の勉強の仕方が完璧に理解できるよう頑張りました。刑法に限らず平成20年、21年という最新重要判例に言及しているのも売りでしょうか。試験に役立つことだけを考えてテキストをつくり講義の準備をしてきました。やりきった感触があるので是非役立てて欲しいです。

そうそう、第4回本試験のフレーム講義は?という問い合わせも多いようです(個人的にも良く聞かれます)。

詳細は後日発表となりますが、やるかやらないかと言われれば、「やります!」
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衝撃!!!!!

2009-12-12 01:50:53 | 司法試験関連
先日、とある受験指導校から、「うちの論文答練の添削しませんか」という驚天動地の連絡が来ました。


・・・・競業避止義務違反でしょ、普通に(激苦笑)


誰がやるかってーの(失笑)そんな余裕あるならうちの添削やるわ。


凄いルーティンワークで事務作業してる。正直呆れたなぁ。
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会社法、嗚呼、会社法

2009-12-09 01:40:49 | 司法試験関連
日付変わったから、久し振りのオープンスクールは明日だっ!

判例六法全条文マーキング講義を思い出します♪

会社法の条文と向き合う良いきっかけになればと思います☆

今日はケー論刑法4回目の収録です。早い!
刑法は一番レジュメ切ってます(笑)
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師走

2009-12-08 20:11:30 | 司法試験関連
気が付けば師走も八日,真珠湾攻撃の日になっている。早い!

11月末に2回試験を文字通り終えたばかりの仲間と白金でお食事。激しく旨かった。2次会はそのまま六本木へ移動し,更に3次会はミッドタウンで痛飲し例によって終電ギリギリチョップで帰宅。同期はいいね。

その他,色々アクティブに動き回っている昨今。意識して色々変えているうちにそれが自然な行動パターンになるから不思議。人間の行動様式ってそういうもんだろうと思う。ならば勉強・仕事についても上手く応用したいところ。イチローのルーティーン振りで一躍有名にもなりましたよね。

さて,12月。願書出願の時期。日曜日,わけあって日比谷公園で少し時間を潰していました。紅葉が綺麗で綺麗で。同時に受験生の頃やロー時代を思い出しました。そういや,あの時この場所でこんなメール打ったな,とかこんなこと感じていたな,考えていたな,等など。日比谷公園は司法試験受験生には色々な思いがある場所ですね。

で,12月はある意味,精神的に一番きつい時期かもしれません。いよいよ試験だというのもありますが,周囲はクリスマス・年末モードなのに完全に無関係孤立状態ですし,そもそもそんなに楽しめない。同期が修習に行っていれば,改めて自分の置かれた位置を再認識したり。おまけに試験まで時間はあるので,「ああ長いな,来年受かるかな」なんてネガティブ思考にもなりやすい。要は直前期とは全く質の違うきつらさがあります。

思うに,思いっきり凹み,つまらない日々をこの時期は送るのが寧ろ良いような気がします。それが直前期や当日の爆発力に繋がると思うからです。やはり凹んでこそ跳ね返る力も大きくなる。他人を羨ましいな,と思うくらいが丁度いい。なにくそ次は自分だぞ,そういう原動力にしていただきたい。間違っても行き過ぎて妬み嫉みまで行ってしまったらそりゃアウトです。ろくなこと無い。前向きに辛さと共生することが合格への原動力になると思います。

個人的な経験から言えば,年が明けるとあまり他人がどうとか周りがどうとか気にならなくなります。やはり「5月」が急に間近に感じられてくるからでしょう。何となく姿が見えてくるというか,「受験」が改めて具体性を持って感じられてきますから,実際「なんだかなー長いなー」なんて感じているのは案外年内一杯かも知れません。

今楽しそうな人も,辛い時期はあったのは間違いないです。自分だけ辛いと思わないことが精神的にも重要だと思います。

ファイトで行きましょう。
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冬の無料公開講座

2009-12-05 00:22:22 | 司法試験関連
冬の無料公開講座として,「条文学習の大切さをこの冬再確認~会社法を通じて」を12月10日に渋谷で,18時半より20時半までライブで行います。

今のところ,第4回本試験短答問題を使用する前半と,組織再編の条文を使用する後半の二部構成でいこうかなと思っています。

参加される方はMy六法をお持ち下さいね。ケー論が完全事前収録なので,ライブは3ヶ月ぶりです♪皆さん,ご来場を心よりお待ちしております☆

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新司法試験受験状況

2009-12-04 19:03:49 | 司法試験関連
法務省から,新司法試験受験状況のデータがリリースされました。

短答合格率は,
1回目 65%
2回目 72%
3回目 80.8%
です。

ところが,短答合格者のうち何名が最終合格したかとなると以下のようになります。
1回目 47.9%
2回目 30.3%
3回目 27.8%
です。

短答は単純に勉強量がモノをいう試験だと以前から言っていますが,正に努力量に正比例する試験と言えそうです。逆を言えば地頭が良くてもセンスだけで突破できる問題でもないということです。物量戦と言っていいかもしれません。

これに対し,論文の方は,「論文試験解法のセンス」というものが大きいと言えそうです。1回目だから有利と言うのではなく,2回目・3回目の人は最低1回論文に失敗したと言うことなので,1度は「間違った方向」を向いていた,ということになります(客観的に知識不足で落ちた場合は除く)。

だとすると,再挑戦の際,正しい方向に「向き直る」必要があるということですが,合格率を見ると,自力では中々向き直れない試験である,ということが言えそうです。3回目の受験生が短答合格者514名中,143名しか合格していない,という状況が全てを物語っています。方向を修正することが何よりも重要だということです。

「問題文の読み方」と「事案(の特殊性)の分析力」が合格の為のキーワードです。
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仕分け

2009-12-02 20:45:51 | 雑感
「仕分け作業」とやらが評判である。

この仕分け過程を透明化したのは民主党のファインプレーと言える。

しかしながら,一定の金額に満るまで「削ること」が所与の前提になってしまっているようでいただけない。

本当に不要な物を切るのではなく,一度ぶち上げたマニフェストにこだわり過ぎ,その予算捻出のために強引に切っているのは明らかである。

国家にとって必要なものまで自己都合で切り捨てるのは,ある意味無駄遣いより性質悪い。例えば教育研究関連は,一度断絶したら致命的なダメージを受ける。「圧力団体」があまり機能しなさそうなところから,多く反対意見が出なさそうなところからぶった切るのは即刻止めなければならない。

5兆円の金が要るから,5兆円分切る,という発想ならばいますぐ民主党は舞台から退場すべきだ。

公約を破れとは言わないが,かといって公約に雁字搦めになり主客転倒,目的と手段がひっくり返る様な馬鹿なマネは許されないであろう。
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