ハマの伊藤塾

2010-05-31 13:47:04 | 司法試験関連
土曜日は,横浜ネットステーション校に行き,開校記念講演と個別カウンセリングをしてきました!

講演の方は,せっかく来ていただいたということもあるので,第5回本試験の話を随分してきました(本試験についてはレジュメは出しませんでしたが)。正直ここまで話してくれるとは思わなかった,と言うご感想も頂きました。記念講演ですから(笑)。

校舎の雰囲気は,とっても綺麗です!ガラス張りな上,全体的に清潔感を保つように整理されているので,開放感が物凄くありますし,ローの自習室と若干雰囲気も似ています。一言で言えば,かなりアット・ホームな風情。社員さんや塾生さん,スタッフさんなど全体で相当居心地の良い空間になりそうですよ♪何より横浜駅からとても近いのがプライスレス。

ロースクール卒業生の方からは,「卒業してから正直寂しくなった」という感想を良く聞きます。是非,神奈川エリアの方は,心のベースキャンプ!?として,「ハマの伊藤塾」をご利用ください。

写真も何枚かご紹介いたしまーす。第1弾!

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水無月カウンセリング日程

2010-05-30 13:13:58 | 司法試験関連
水無月の私のカウンセリング日程です。

6月2日(水) 15:00-17:00
6月16日(水) 15:00-17:00

になります。
テーマは何でも良いので,気楽にご利用下さい。

先日,プロの方に写真を撮ってもらいました。もちろん会社でです。広報用素材ですね。結局1時間くらいかかりました。色んなポーズ!?を取らされつつ,本格的な撮影でした。正直結構恥ずかしいです。さて,いつどこで使われるのかな~。
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新司法試験には短答式試験合格と言う概念はない

2010-05-29 11:58:05 | 司法試験関連
6月3日に短答の合格ラインが発表されますが,よく考えたら,自己採点していないとあまり意味がない日ではあります。

10日前後してから送られてくる「合否」通知を見て正式に分かると言うことになります。3日に発表してくれれば良いのに,と思いますが,個別に発表しないのは,短答式だけ独立した試験ではないので「合格発表」という概念に馴染まない,という理由なんでしょうね。結局1ヶ月近く合否不明状態になります。

かといってマーク欄も多いですし,自己採点するのは苦行です。私も結局していませんでしたので,6月中旬まで引っ張られた口です。300点以上が何人いるかで,難易度判断の参考にはなりますが。

本試験が終わった途端,毎日の眠りが深くなりました(夜中に何度も起きなくなった)。受験生でもないのにピリピリしてたんだなぁ,と思います。
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お知らせ

2010-05-28 12:26:01 | 司法試験関連
明日は,伊藤塾の新型拠点,「横浜ネットステーション校」へ初めて出張ります。とても楽しみであります。

もう6月ですね~。また一つ,年取るな~(笑)
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行政法の出題傾向は。・。・。

2010-05-27 17:29:09 | 司法試験関連
今年の行政法の問題をして,「傾向が変わった!」とか言っているようじゃ駄目ですよ。

住民訴訟プロパー知識は,原告適格等,既に昨年一昨年の短答で問われているレベルですし監査請求前置主義や,入札方式等この程度は知らなければなりません。また検討すべき必要な条文は指摘されています。

実際判例で問題となっているような,住民訴訟プロパーのテクニカルな論点は一切聞かれておらず,悪戯に知識量を求めるような出題にしないよう細心の注意を払っている事が良く分かります。

結局のところは,市長や議会の「裁量の問題」と言うのが正直な感想です。問題文に挙げられている事実関係を見れば,他事考慮事項など裁量関係事項が盛り込まれています。
最後に判例添付がありますが,だからといって傾向変わった!どうしよう!というレベルではありませんし,営利目的の煽動に乗せられないようにしてください。

東京高裁判例が形式論,大阪高裁判例が実質論を展開しているのは明らかで,大阪高裁の方は,考慮ファクターも挙げられています。そして問題文本体を読めば,これらのファクターに該当する事実関係が挙げられていますから,要は事実評価と住民訴訟制度の制度趣旨の目的論解釈をするだけ。結局要求されているスキルはいつもと同じです。強いて言えば,分量が多かったということでしょう。個人的には,判例の要約をさせるのは分量面から要らなかったように思います。

本質を見誤らないようにしましょう。
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一番好きな条文

2010-05-27 12:54:47 | 雑感
昨日,大学1年生の子に唐突にこんな質問されました。

「法律で一番好きな条文って何ですか?」

「好きな条文!?」

ちょいと面食らいましたが,すかさず答えたのが,「憲法97条」。

「いやー,憲法は理想語ってるからね~。心が弱っている時に読むと目頭熱くなる条文があんだよねー。俺は97条なんだよねー」。心が弱っていると目頭熱くなる条文あるんですか?って大爆笑されましたが,97条の内容伝えたら「なるほど」って頷いていました。

憲法は理想なんだよ,理想を掲げているんだよ,というと,「あ!あれですね,憲法9条!平和主義!」って返事が来ました。

「9条,自衛隊」って言わずに「9条,平和主義」って言うところがプライスレスに感じました。「やるな,こいつ」,なんて。
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予備試験ルートの作法(吉野の独り言編)

2010-05-26 13:38:18 | 司法試験関連
いよいよ来年から予備試験が始まる。

2011年5月 予備試験択一式試験
2011年7月 予備試験論文式試験
2011年10月 予備試験口述式試験
2011年11月 予備試験合格発表=受験資格取得(5年以内に3回)

2012年5月 新司法試験
2012年9月 新司法試験合格

これが,来年予備試験を受けようとする皆さんの「合格スケジュール」である。基本形だと思って頂きたい。ポイントは,新司法試験受験が,2013年以降ではなく,2012年であることである。

これにはいくつか理由がある。何よりも重要なのは,勢いで突破することの重要性である。2011年7月以降は,ケースメソッド論文マスターや後期ペースメーカー論文答案練習会で,新司法試験型の思考回路に切り替えていく必要がある。新司法試験突破の為の「入り口と出口」を兼ね備えているのは伊藤塾だけと言って過言ではない。少なくとも対応できる体制は既に出来ている。

予備試験論文試験終了直後が一番頭が冴え渡っている時期であるし,「受験頭」としてのピークにある。このピーク状態を利用しない手はない。また,あえて間をおいて,ピーク状態からレベルを下げる合理的な理由も見当たらない,受験は勢いである。これは間違いない。一気呵成に獲物を仕留めなければならない。

また,予備試験ルートを取ることの最大の利点は「時間」だと思う。法科大学院ルートだと最短でも25歳の晩夏にならなければ合格できない。学生が予備試験ルートを取る場合,現実的には「3年次予備試験突破+4年次新司法試験突破」がベストであろう。ここで予備試験突破に2年3年と手間取ると,時的優位性が失われていく事は明らかである。予備試験複数回受験+新司法試験受験を1年遅らせるというパターンでは正直予備試験ルートを取るメリットがない。法科大学院に行けば金がかかるというのは事実だが,他方で受験生生活を数年続ければ,実は金銭面においても優位性が失われるのは自明である。

したがって予備試験ルートの場合,その優位性の確保はとにかく最短ルートでぶっちぎることである。間をおく,時間をかけるというのは法科大学院ルートに対する優位性の低下を意味するので,受験すると決めたら,最短ルートで駆け抜ける事を意識すべきと考える。

以上,吉野の私見でした。
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「地上戦」と「空中戦」

2010-05-25 16:25:00 | 司法試験関連
法学教室5月号の巻頭特集がまた面白いのですが,19ページから22ページにかけて,判例の学習法みたいなことが書かれていますので一読の価値ありと言えます。

最後の方で,戸松先生が示唆に富む発言をされています。新司法試験の憲法の問題について感想を述べているところなのですが,「・・・いわゆる空中戦をやっている。その資料から全く離れて,自分で勝手な問いを作って勝手な議論を展開するということが見受けられる。これは,旧司法試験組はまさにそうで,だんだん少なくなってきていますが,そうならないようにと願っています」(*「空中戦」というのは,本座談会における,同大ロー教授でもある阿多弁護士の「事実の問題で争うのを「地上戦」,理屈で争うのを「空中戦」と言うのですが・・・」という発言を受けてのもの)(戸松発言は有斐閣 法学教室5月号29頁参照)。

私が以前から言っている,「思い出しながら答案を書く時間が長い場合は危険」(=問題文の事実関係から離れた議論をしている可能性が高い為),というのと脈を通じるご意見だと思います。

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民法の感想

2010-05-24 12:20:11 | 司法試験関連
大波乱続きの第5回大会でした。論文初日の民事系大大問で「なんじゃこりゃぁ」大賞決まりかと思いきや,論文2日目で刑事系が大スパーク,論文3日目の公法系でも行政法がやんちゃして,民事系大大問が結果的に可愛く思えてくるという勘違いも甚だしい状況に追い込まれてしまう始末です。最後まで楽させてくれませんでしたね。憲法も今年は地味な印象ですが,制度依存型が遂にきました。生存権と選挙権というダブルパンチです。これで外国人がらみだったら個人的にはド的中や,と一足早い夏祭り開催となるところです。

さて,今年の民事系ですが,書いた者勝ちになるような気がしないでもないです。民法の方は素直な問題で,確実に取りたいところ。代理や抵当権の問題は,何となく書けている人は多いのではないかと思うのですが,案外同じような事を書いていても「書き方」次第で大きな差が付きそうな気がします。

民法の最初の問題では,そもそも2つの主張がどういうもので(有権代理と無権代理),それぞれの主張が認められるための要件(請求原因)が何で,これらとの関連で漸く設問に挙げられた具体的な主張のもつ意味合いを検討する,という「前振り」があるかないかで結構差がつくと思います。まぁ,そんな感じです。民事系の典型的な「作法」ですね。いきなり,「~という事実はこのような意味を持つ」的な書き方は嫌われると思います。知っているから書いた,気がついたから書いた的な印象を与えてしまいます。あくまでも新司法試験は架空とはいえ,「具体的な訴訟」を前提に問題が設定されています。その訴訟の解決をする,という答案が求められています。何故論じるのか,どう論じるのか,全て事案の解決に必要だから,こういう事案だから,という「事案との結びつき」を示す必要があります。
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呟きロカビリー

2010-05-24 01:10:44 | 雑感
みんなよく呟くこと(暇)あるよなぁ、と呟いてみる。
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Newシーズン

2010-05-23 23:30:06 | 司法試験関連
新しいスタッフさんが月末からいよいよ勤務開始だそうです。楽しみだな~♪

産みの苦しみの最後の夏を楽しくエンジョイしまそう。
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ついってみる

2010-05-22 19:25:13 | 雑感
ユニクロの法則
同じデザインの色違いのインナーを皆一杯持っている。

最近GAPの宣伝を見ない。

UCLAってあまり聞かなくなった。

何となく多くの人が感じていること。
ラングドン・シリーズ最新作、ロスト・シンボルは期待していたほど面白くない。
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捲土重来

2010-05-21 13:34:16 | 司法試験関連
30度だそうです。楽しくなってきやがります。今日1日だけのようですが(笑)

さて,来年に向けて勝負をかけようという浪人生の方。特に短答に不安があって回避した方なんですが,9月までを一つの区切りとして短答対策をガツンとやって下さい。
まず9月の模試等で平均点+50点を目指しましょう。理由は簡単で,現役組が年末以降凄い勢いで点数を伸ばしてくるからです。現役組にまくられない様にしなければなりません。年内は対現役生にアドバンテージがあって当たり前です。
また短答対策は年内にほぼ終わらせたいところです。年が明けても短答に意識を持っていかれているようでは,今年の二の舞になります。絶対避けなければならない展開です。勘違いしてはいけない点は,勝負は論文だという事です。新司法試験の受験対策のメインは質量共に論文対策です。短答対策に汲々としているようでは勝利はありえません。厳しく聞こえるかもしれませんが,旧司法試験のときも,択一に受かって初めて一人前の(!?)司法試験受験生だ,と言われていました。

要するに今も昔も短答段階で苦戦しているようでは,残念ながら勝負の土俵に上がっていないという事です。もたもたしているわけには行きません。さっさとクリアーしなければならないのです。短答でボーダーラインを超えられない程度の知識では論文対策も万全なものとはなりえません。基礎ができていなければ応用段階に進んでも仕方がありません。

まずは5月末から8月末まで(遅くとも9月)を一つの区切りとして短答対策をしっかりとやって下さい。全てはそこからです。時間はあまりありません。
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第5回刑法(軽く感想編)

2010-05-20 16:55:00 | 司法試験関連
総論はトッピング状態であった刑法であるが,遂にメイン論点としてお出ましである。しかも遂に出たー!の構成要件レベルどかーんである。不真正不作為犯,過失犯,因果関係と在庫一層セールのような勢いで一挙放出だ。まずこの点が傾向の変化といえる(各論メインから総論メインへ)。

また,事実評価が再び全面に出てきた,という意味でも第4回とは毛色を異にするが,個人的には第4回の出題を見た後も,「事実評価も重要である」,というスタンスを崩してこなかったのは正解だった。ケー論では,不真正不作為犯について補助レジュメも出しておいたので有効活用できたのではないかと思う。甲については当てはめ勝負である事は間違いない。重要と思える事実関係を的確に抽出し,規範に当てはめ,評価する,という作業が出来たかどうかである。

丙はさほど難しくない。2人じゃなくて3人の罪責ということでビックリした方も多いと思うが,甲乙の処理がメインである。

一番難儀なのは乙の処理である。過失犯を全面に聞いてくるという旧司法試験でもない出題であり,ノーマークだった方もいたかもしれない。しかし,新旧過失論とかそんなことグダグダ書くような問題ではないので,実際には,会社法で言う取締役の責任のところでの作法,つまりどういう具体的義務があり,具体的にどのような行為態様で,その具体的義務に違反したか,という評価をする,この作法で行けばよいのである(予見可能性,回避可能性を検討するという中で)。
ただ本件で難しいのは,主に甲乙の行為が交互に登場してくるので,行為相互の影響を無視できない点である。また14時以降の時的要素も非常に重要な特殊要因である。時的要素と行為相互間の影響を両睨みしながら,乙の過失行為を決めていく作業が山であろう。実際に本試験でこの作業を行うのは相当厳しいものがあったのではないだろうか。問題文がビッチリ3ページと言うのもきつい。

結論:刑法もきつい。
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「最高のタイミング」の主観と客観は大抵ずれる

2010-05-20 13:14:55 | 司法試験関連
目標を達成するのがどれだけ大変か,今世界で一番それを痛感しているのは,恐らくNBAのレブロン・ジェームスだろう。

レブロンは,高校時代から全米規模で注目されてきていて,高卒後ドラフト全体1位でNBA入りし,プロデビュー後もスポットライトを浴び続けてきた。人気実力共に抜群だ。史上最年少記録を次々に塗り替え,何かと「史上最年少記録」,「マイケル・ジョーダンらにつぐ,史上○人目の快挙」という言葉がついて回る男だ。10代で「キング」等と言うニックネームがつく男も早々いまい。

僅か18歳でプロデビューし,最優秀新人賞獲得後,3年目で史上最年少オールスターMVP,4年目でMVP投票2位,NBAファイナル進出,5年目は2度目のオールスターMVPとシーズン得点王,6年目でチームはシーズン最多勝を記録し,自身初のシーズンMVP,7年目の今年も連続MVPにシーズン最多勝を記録している。

正に文句のつけようが無いわけだが,決定的に重要な要素が抜けている。そう,「NBAファイナルズ制覇」がないのだ。4年目で一気に頂点に上り詰めるかのようにも思えたが,まさかの4連敗で敗退。6年目の昨季はシーズン66勝という圧倒的強さを見せ付けながら,イースタン・カンファレンス決勝でまさかの敗退。そして今年もシーズン61勝でトップシードを確保しながら,まさかのセミファイナルでの敗退である。

実際,かなり堪えているようである。昨年もまさかの敗退であったし,今年は昨年の二の舞は避けたいという思いが強かったはずなのだが,4シーズン連続のカンファレンス決勝進出すら逃し,昨年より悪い結果に終わってしまったのである。7年目といえば,神様マイケル・ジョーダンが遂にNBAを初制覇した年次であり,しかも3年続けて一歩手前で煮え湯を飲まされ続けてきたというのも同じ状況だった。何としても今年は勝ちたかったに違いない。

おまけに今オフ,レブロンはFAになる。このままフランチャイズ・プレーヤーとして,キャバリアーズで選手生活を全うするのか(アメリカでは1球団で選手生活を終わらせる事はスーパースターでも非常に珍しいので,逆に非常に評価されるポイントにもなっている。ラリー・バード,マジック・ジョンソン,マイケル・ジョーダンは1球団だ。ジョーダンは正確には2球団だがちょいと意味合いが違うだろう)。正に岐路に立たされている状況だ。

ただ完全に予想だが,レブロンも1回優勝したら一気にダイナスティ(王朝)を築き上げるような気がする。ジョーダンも一度優勝してから,実質引退までの残り全シーズンを優勝している。正に実力はあるけど,何らかの理由でバスケットボールの神様が「まだ早い」と判断なさっているのだろう。タイミングと言う奴だ。

このタイミング,すなわちその人が「本当に幸せになるタイミング」は主観と客観が一致すれば問題ないが,往々にしてずれることが多い。ずれている間は本当に苦しい。自分の番を待つしかないからだ。しかしいずれその人にとって最高のタイミングで「その時」はやってくる。今年駄目で来年良い場合,来年受かるのがその人の人生を長いスパンで見ると最大収益を上げられるタイミングだから来年なのである。これは信じて良いと思う。

レブロンがどうなるか分からない。移籍先としては,シカゴ・ブルズ,ニューヨーク・ニックスなどが取りざたされている。クリーブランド・キャバリアーズ残留の可能性は低いといわれている。

シカゴ,ニューヨークといえば全米トップ3のメディア・スケールのフランチャイズだ。これはレブロンが更にメジャー化するためには決定的に重要な要素である。この2チームはレブロン獲得に備え,サラリーキャップも十分空けてきた。しかもシカゴはジョーダン引退後の大混乱期を終え,チーム力が確実に上がってきている。レブロン加入で一気に覇権奪回の可能性は十分ある。もし電撃的にシカゴに移籍すれば,間違いなくレブロンただ一人が「ネクスト・ジョーダン」として見られることになるし,シカゴの第2次王朝を築き上げればその価値は天井知らずになろだろう。未来永劫,ジョーダン・レブロンはセットで語り継がれる事になる。しかもレブロンは入団以来ジョーダンと同じ23番を背番号にしてきたが,今年に入り,「23番は全球団で永久欠番にすべき」と言い出し,来季から背番号を変えることを宣言していた。

なんか,全てのタイミングが整いつつあるような気がするのは気のせいかな(笑)。

待ちの時期なのかな,と思ったらわけあって待たされている,と思ってください。自分自身の王朝時代はすぐ目の前に来ています。絶対に諦めずストイックに取り組んでいけば,いずれ「その時」がやってきます。


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