3月8日に続いて、今回も普段とは違う内容で話をしてみました。概要はこんな感じです。
新年度を迎え、「新たなる挑戦」をスタートさせよう!
<社会人の利点>
①経済的安定性がある
②キャリアの断絶が生じない
③合格後に経験や人脈を生かせる
④仮に落ちても「現状維持」(マイナスにはならない)
<社会人が不利な点>
①時間不足
②情報収集面
1.年齢別合格率
令和5年予備試験に関する法務省のデータによると、
短答突破率 論文突破率
20歳~24歳 18.4% 40.6%
25歳~29歳 17% 23.9%
30歳~34歳 19.7% 13.4%
35歳~39歳 20.4% 14.5%
40歳~44歳 23.7% 7.4%
45歳~49歳 21.8% 4.1%
50歳~54歳 22.2% 4.7%
55歳~59歳 24.7% 2.8%
60歳~64歳 21.5% 1.4%
*短答では社会人優位、論文は若年層優位という傾向が顕著。
*20~24歳層の特徴 「取りあえず受けて」、「修正してくる」。
2.何故、社会人は論文に弱いのか?
仮説1
・短答全振りが多い
仮説2
・知識で解こうとする
「知識の囚われ人」が多い
仮説3
・論文を意識した勉強ができていない
仮説4
・答案を書いていない
知識偏重→論文対策と言う一方通行が良くない。
入門から論文講座移行段階で脱落者が出るのと同じ理屈ではと?
3.対策
・「思考力」を鍛える基礎講座を受講する
→ 「マニュアル指向殲滅モード」全開の法務省
・基礎段階から「論文を意識する」。
4.時間不足問題
・「自分にとっての最短合格」から考える
・1日の中に勉強を組み込む=習慣化する
・細切れ時間の有効活用
・常に論文を意識する
・言語化を意識する
・まとめノートは作らない(二度手間)
・手を広げない(選択と集中)
・割り切る
・「締め切り効果」を日々の学習に組み込む
5.登山ルート
①基礎固め(知識のインプット)
②短答突破力をつける(知識の単純アウトプット)
③論点抽出能力をつける(短文事例問題から過去問題へ)
④知識を言語化できる(論証が書けるようになる)
⑤場数を踏む(答練・答案構成・添削指導)
6.令和の基礎講座は二刀流
「シン・王道基礎100」と「シン・王道基礎380」
→ 入り口は2つある。