「佇」
2019年のアトリエ木里さんでの展示会に出品したパネル作品です。
佇むという言葉は、辞書によると
「しばらく立ち止まっている。じっとその場所にいる。」とあります。
その瞬間は、驚いたり、茫然としたり、感激したりと、色々なドラマがあって。
そんな時間を、ふと思い出すきっかけになれたら、嬉しいです。
実はこれは、新潟で開催された 2011年書TEN に出品した作品の1つでした。
その時、「生きている間には」というテーマで、48点の一字書を出品しました。
生きている間には、数えきれないほどの出来事や思いがあって。
怒りや別れといった辛いこともある一方、信じること、許すこと、
夢や憧れといった明日へ向かう力も、わたしたちは持っていて。
そんな思いを、48の文字で表現しました。
でもって、なんで48なのか、それはまたいつか