心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

卯年の年賀状 その1

2010-10-12 | 年賀状・お正月
                              (はがき)

今年もそろそろ、年賀状印刷のちらしがちらほら。
来年は卯の年。

画像は去年、某Sタウン誌のAさんに頼まれて描いたもの。
翌年のカレンダー広告に使うカット用・・なので白黒。
結局確かこの2枚じゃないのが、使われたんだっけ?
(いい加減な私は忘れとる・・・)

先週末、卯年の年賀状の参考に・・と夕方から書き始めて
なんだか楽しくて止まらなくなって、深夜3時過ぎまで100種以上・・
ま、全部お気に入りではないけれど、そのうちアップしま~す


過去の年賀状やらは→ こちらから
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書と音楽と

2010-10-11 | 木簡

                         (半紙)

前回の書道教室で書いた「菓珍李柰」  木簡集字千字文より。

最近なんだか気ぜわしくて、落ちついて臨書ができずせめて教室で書く位。。
いかんなぁ。。
それでもやっぱり、木簡は書いていると気持ちがいい 

先日、父がふとこんなことを。
「ブログの作品から音楽が聞こえてくるといいのに」

えっとね、時々 you tubeを借りて音楽もご紹介してるのは、
一応その日の作品とかとリンクしてるつもりなんだけど・・ってね 

ということで、今日の木簡から私が「勝手に」聴こえてくる音楽を。

Sheryl Crow –の  Summer Day


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今日の猫さまたち

2010-10-10 | 
連休中日、いかがお過ごしでせうか。
ここら辺は何とか太陽も出てきて、猫さまたちは今日ものんびり。

膝の上に来たぷくぷくに、最近また太ったんでない?とか話していたら、
まるでおっさんのような顔でお昼寝を始め・・。
鼻息まで聞こえてきそうでしょ?
でもこの顔が、飼い主にはたまらなくイトオシイのでありまして

でもって、みーにゃ様は、ベランダで優雅に。
美人ね~と言うと、尻尾を振って目を細める



私はというと、完璧夜型・・夕方からようやくスイッチが入って
昨夜は3時過ぎまで年賀状の見本をあれこれ書き書き。

11月4日(木)午後から、年賀状教室開催予定。
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書を学ぶとは

2010-10-09 | 書の話
おとといの書道教室で書いた、金文の「魯」字。

上が「魚」で、下は「日」なんだけど、間を空けてみた。
「魚」はなるべく左右対称にならないようにと思いつつ。

「日」の右側の縦画を長めにしたのは、「魚」の一画目の縦線が
太く強い印象だったので、右側に支えとなる線が欲しくなり。

左の縦線より、右の縦線が短かったら、全体が右側に倒れるような。
そんなことをたぶん反射的に感じながら。

バランスというのは、ほんに微妙。
点ひとつ、線の長さ、角度で全然違ってくるわけで。

バランス感覚を鍛えるには、いつも全体をみようとすること。
目先の点、線に囚われていると見失う。

人もまた似ているような。
「書」を学ぶとは、「人」を学ぶにも似ているような 
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美しさが求めているものとは

2010-10-08 | 植物・畑・公園
               

美しさが求めているものは 
現実でも非現実でもない。

無意識だ・・と思えてくる。
美=芸術の行き着くところは、本能の神秘なのだ・・と思えてくる。






左上:午後6時半過ぎ、少しづつ数本の指のようなガクが開き始める
右上:午後8時頃、申し合わせたように咲き始める
左下:花がぶら下がる葉には、血管のような筋が
右下:このうなじのライン、なんとも色っぽく


午後10時過ぎ、無数の指は高揚し狂喜乱舞する
美しさの頂点の頃、香りは栗の花に似て甘く魅了する



(ちなみに昨年までの月下美人はここをクリック ずずずいと下まであります)


毎年のこのドラマ、今年は父母も一緒に。
月下美人さん、ありがとう。


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蕾が7つの我が家の月下美人

2010-10-07 | 植物・畑・公園
       
我が家の月下美人。昨夜開花。
13個の蕾があったのに、残念ながら6つが途中で落ちてしまい7個に。

父母も見に来ると言っていたのに、咲いちゃった。

咲くのは今夜かなと思っていたんだけど、このブログを書いてる6日夜
いつの間にか2つが咲き始め。
もう部屋中、何ともいえない甘い香りが漂って中。

一夜限りの花は、何度見ても妖艶、ドラマチック。
未明にはしぼみ始め、朝には花の命は終わってしまう。

それだけに、咲いたらなんだかいいことありそうな、と母。
残りの5つはきっと今夜。

ほんとはたくさんの人と、この香りと存在感を体感したいのだけど
せめて写真でお届けします 





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泣き笑い

2010-10-06 | つれづれ
                            「泣き笑い」 (半紙)


人生ってのは・・
必ずしもハッピーエンドを探さなくてもいいのかも、とか、ふと 

もちろん、ハッピーエンドに越したことはないけれど
人生の現実には、失敗とか悲しい出来事も起こるわけで。

ハッピーエンドにこだわると、心が弱くなる気がする。

いろんな出来事の中で、
その時々の感情を表現したり、語ったりしていくことで
自分の中に自分への信頼感を積み重ねていけたら。

泣くことや怒ることの中にある「強さ」を持ってる人になれたら
人生ってのは・・
少しくらい悲しかったり辛いこともあってもいいのかも、とか、ふと 

もちろん、ハッピーエンドに越したことはないけれど 


追記:
この記事から、あれ?何かあった?元気?って コメント頂き
ブログはつぶやきにも似てたり、誰かへのメッセージだったり・・。
はい  全然元気ですので、ご心配なく~ 謝々 
 
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ため息ひとつのあとには

2010-10-05 | 山頭火・放哉・良寛
                          (半紙1/2)

昨日に続いて山頭火。
絵手紙教室でUさんの作品を参考に。あんまりいい出来ではないけど。

「誰を待つとてゆふべは萩のしきりにこぼれ」

何とはなしに誰かを待っている山頭火の気持ちを知りながら
無情にも次々にこぼれ落ちる萩・・

寂しくもあり、どこか小さく鼻をならしているようでもあり 

私なら、そんなとき・・。
一回ふっと息を吐いて、そのあとは微笑んでいたいな・・なんて 


今日の1曲は sarah mclachlan の I will remember you.


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五感を喜ばせながら

2010-10-04 | つれづれ
                          (半紙1/2)

前回の絵手紙教室で書いた山頭火の句。
「がちゃがちゃがちゃがちゃ鳴くよりほかない」

昨日はどこからともなく、ほのかに金木犀が香り。
いつの間にか、日が落ちるのも早くなり、ようやく秋を実感。

音を楽しむ、色を楽しむ、風を楽しむ、香りを楽しむ・・・
五感を喜ばせながら、秋に感謝しながら過ごしたいものですね 


今日の1曲は、先日ラジオ(インターFM)で聴いて、
いいなぁと思ったパーカッション。
ブラジルのCyro Baptista (シロ・バプティスタ)という人のソロ。
いろんな秋を感じながらどうぞ。



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瞬発と持続

2010-10-03 | 書の話
                        (半紙1/2に八文字の部分)

今日は本当に久しぶりに、私の書の師を訪ね。
今月で86才になられる。

数年前、奥様を亡くされて以来毎日、般若心経を書かれておられ、
それを1本の巻物に50枚づつ、その生き様が迫る作品の数々を拝見。

かつて、ただ書くことが楽しくて勝手に書いてきた私の作品に、
翌週お稽古に伺うと、「あんたにこれはできんやろ」と。

で、私は、むむむ・・と、そのよく週、こんなの書いてみましたが・・と。

今思うと、若気の至り、恐れ多いも甚だしいけれど、
師はそれを楽しむかの様に、おつきあい下さった 

瞬発と持続。
私が拙いながらも、毎日ブログを続けることができるのも師のお蔭と、
改めて感じ、感謝の気持ちをお伝えしたなり 

画像は、かつてお手本として頂いた般若心経の初めの二文字「観自」。
超然としたこの線、この余白、この気流・・・
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