二〇二四年十二月十八日(水)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昨日の話の続きが聞きたいんだけどね。飼い主さ、いまでも売ってるCDの帯だったら希少価値ってあんまりないんじゃない?
売ってるCDで帯だけが期間限定ってのもあるよ。もはや売ってないCDで帯も期間限定というのも持ってるけどなるほど希少価値という点ではそのほうが遥かにレアだよね。でもレアだから買ったわけじゃなくてある日ある時レコード店に寄ってみたら期間限定でコンセプトも違った組み合わせのCDが何気なく置いてあったりしてそういう時は予算があれば迷わず買う。それが後々思わぬ拾い物になるという経過を辿ったってことだね。
たとえば?
CD以前のレコードだとソニー・クラーク・トリオで日本限定発売のキング版というのが結構お手頃価格で出ていた。ソニー・クラークの有名なアルバムって日本では人気が高くて早くからCD化されたんだけどどれも音質がいまいちでレコード独特の厚みに欠ける。ところが一九五八年ブルー・ノートに録音して一時キング・レコードから出た”BLUES IN THE NIGHT”はジャズ喫茶やライヴハウスならでは濃厚なピアノが堪能できる。
持ってるの?
持ってるよ。同じ頃に見つけたのではジョニー・スミスがかつてルースト・レコードから出した
”Johnny smith quintet featuring stan gets”という名盤があった。この版の聴きどころはゲッツの最初期のサックス・ソロなんだけど、ゲッツのリーダー・アルバムじゃないってことでかえって最初期ゲッツのテナー・サックス独特のきらきら流麗な輝きが肩意地張らずに聴けるってところ。ピンク色のジャケットがマニアの間で評判だった。
タマね、飼い主の部屋をがさごそしてたらカセット・テープ置き場見つけちゃった。
見たの?
うん。レゲエとかはカセットで聴いてたのかあって思った。
中古ジャズだけで手一杯だったからさ、レゲエはレコード借りてカセットに録音したんだ。一九九〇年代のうちに。デニス・ブラウンとかマーカス・ガーヴェイとか草創期の伝説的なミュージシャンが多いかな。いまじゃYou Tubeとかで簡単に聴けると思うよ。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ウール&ザ・パンツ。年末年始の大掃除は師走にまとめてじゃなく一年間通して少しずつやっていくスタイルなので十二月に入ったからといってさほど慌てる必要はない。なので多少なりともいつも世の中とずれているわけだが、そうすることでこんな音楽にもゆっくり耳を傾けて体を休める機会が持てるという利点がある。