新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

今回は帰宅困難者にならずに済んだ

2011-09-23 09:05:39 | ニュース

紀伊半島をかすめるようにして浜松付近で日本に上陸し、関東地方西部を通って福島県北部から太平洋に抜け、沿岸を北上していった台風15号は、広い範囲で災害を引き起こしました。
首都圏でも、クルマがひっくり返ったとか、停電したとか、倒れた街路樹がクルマを直撃したといった被害がありましたが、一番多くの人が被害を被ったできごとといえば、電車が止まったことでしょう。
首都圏の電車各線は、21日の14:30頃から順次運行を止めて、16:00頃にはほとんどの路線が止まってしまいました。


この時刻がビミョーで、多くの会社員が普通に定時退社しようとすれば当然「帰宅困難者」になりますし、フレックスタイムを利用して「早めに帰る」にしても、「ちょっと早め」ではもう遅い…

21日の場合は、思い切って午前中で仕事を切り上げるか、思い切り深残するくらいでないとすんなり帰宅できなかったことでしょう。


   


私の職場では、13時から幹部が集まって対応を話し合い、14:00ちょい前くらいに「フレックスを利用して適宜帰宅するよう」展開がありました。これを受けて早々に帰った人は、きっとひどい目にあったことでしょう…


一方、私はクルマ通勤ですからかなり気楽に構えていまして、雨・風が収まったら道路情報を集めてのんびり帰ろうと思っていました。うまい具合に翌日22日(木)はお休みでしたし。


そして、雨・風が収まった20:00ちょい前に、帰宅困難者になってしまった職場の人を1人同乗させて職場を出発し、22:00には無事に帰宅することができました。回り道をしながらも所要時間は2時間ちょっとでしたから、いつもよりもスムーズなくらい。


私が正真正銘の帰宅困難者になった「3・11」の時(記事はこちら)とは、天と地ほどの違いでした。


   


ところで、21日の夕方、鉄道各線の運行状況を各社のHPで見ていると、なんとも間抜けなお知らせに出くわしました。


それは相鉄のご案内。
この記事を書いている時点でも、その時のものが残っていましたので、ここで曝してしまいましょう。


1100923_1_114:30頃」に、「15分遅れで運転」「40分遅れで運転」「運転を見合わせ」と、遅遅と情報更新されているのもさることながら、気になるのは、


全線におきまして、台風15号により、運転を見合わせております。なお小田急線・東急線・JR線・京急線・横浜市営地下鉄線にて振替輸送を行っております。


の部分です。


振替してもらおうにも、振替先も運転を見合わせていたはずなのですけどねぇ…

きっと相鉄は、「いつもの決まり文句」をそのまま使ってしまった(又は、そういうプログラムになっていた)のでしょう。

情報更新が遅いし、内容もいいかげんだし、相鉄は大丈夫か?


もっとも、私が相鉄に乗るのは数年に一回程度なので、どうでも良いといえばどうでも良い話ではありますけど…


   


21日の昼下がりからは、職場周辺でも雨風が凄まじくて、「こりゃ天然の洗車機だ。クルマはきれいになっているかも」なんて思っていました。


ところが、帰宅しようとクルマに乗り込むと、窓ガラスが汚い…

そして、昨日、給油しに行こうとクルマを外に出し、日の光で見ると、クルマは窓ガラスだけでなく全体がかなり汚れていました。リアウインドウの下、トランクリッドの上からは何本も小枝が飛び出ているし、ボディのあちこちに葉っぱのかけらがこびりついていました。

また、トランクやエンジンフード、さらに給油口を開けると、小枝や葉っぱがビシリと入り込んでいたし…。


台風は洗車機代わりにならないことを思い知らされました。

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