「登って下っての四国旅行記(その15・徳島編②)」のつづきは、ようやくうず潮見物です。
定刻に桟橋を出発した「観測船うず潮」
は、鳴門海峡へと向かいました。
出発して5分も経たずに大鳴門橋が近づいてきました。
もうこの段階で海面が変
いわゆる「油を流したような」凪いだ部分があるかと思えば、ざわついている部分もあって、どうなってんの って気分です。
その「ざわついている部分」というのが、やはり凄かった 不思議だった
もう1枚いきましょうか。
「絵に描いたような」うず潮を観ることはできませんでしたけれど(大潮じゃなかったし…)、そして、理屈は判っているものの、まるで海の底の栓が抜かれたかのように渦
ができるのが、ホント、不思議
一生に一度は観ておいて損はないと思いますゾ
かなり満足したうず潮見物が終わり、船は桟橋へと戻ったのですが、その途中、私は船に貼られたこちらのプレート
に注目
してしまいました。
「船舶からの廃棄物排出基準」と題されたこのプレート、読んでみると結構面白い
例えば、「廃プラスチック類」は「一切排出禁止」で、「すべて陸揚げのこと(灰の状態にしたものを含む)」なのに対して、「紙くず、木くず、繊維くず、その他の可燃性廃棄物」、「金属くず、ガラスくず。、陶磁器くず、その他の不燃性廃棄物」と「動物性のもの」は、「領海の基線から12海里(約22.22km)以遠の海域」であれば、「排出方法は限定しない
」とあります。
つまり、「捨てていいよ 」という というわけですな。
魚の餌になるであろう「動物性のもの」ならまだしも、「紙くず、木くず、繊維くず、その他の可燃性廃棄物」「金属くず、ガラスくず。、陶磁器くず、その他の不燃性廃棄物」についても、「領海の基線から12海里以遠の海域」なら「捨てていいよ
」 とは…
そんなもんかねぇ…
つづき:2014/10/25 登って下っての四国旅行記(その17・徳島編④)