新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

"BLUE" makes me blue.

2014-10-26 16:22:27 | 日記・エッセイ・コラム

先週末、運転免許の更新通知はがきが届きました。

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あ"~、ゴールド免許がついえてしまった…こちらの記事「今夜、かなりかなり衝撃的なことがあって、かなりかなりショックを受けている私ですが…」と書いたできごとのせい)

と、「新有効期間 5年って、どういうこと?
ブルー免許の有効期間は3年じゃなかったっけ?

不思議に思って調べてみますと、こちらのサイトによれば、

基本的にブルー免許の方の有効期間は「3年間」となっていますが、2002年(平成14年)の道路交通法の改正によって、「過去5年間に軽微な違反1回(3点以下)のドライバーは、ブルー免許でありながら有効期間が5年間となっています。

ですって

え"~ 少なくとも5年間ゴールド免許戻れないってことですか
余計な「改正をしやがって

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登って下っての四国旅行記(その18・徳島編⑤:最終回)

2014-10-26 15:28:00 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その17・徳島編④)」のつづきなんですが、朝食前にせっせと書いていると、とある単語を変換したとたんに、使っているブラウザのFirefoxが固まってしまい、しばらく様子見したものの状況は変わらず、結局、書きかけの記事は消え去ってしまいました。

結構長い文を書いていたというのに、途中で一度もセーブしていなかった私が悪いのですが、最近、メインPC重くて重くて、しょっちゅう「応答なし」状態になるのですよ。
今のメインPCを使い始めてちょうど3年、私のメインPC買い換えサイクル標準時期ですから、そろそろなのかな…

   

気を取り直して「四国旅行記 その18」を書くことにしましょう。

が、その前に、ちょっとだけきのう観てきた「日本国宝展」のことを書きます。

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10月15日に東京国立博物館(東博)で始まった「日本国宝展」は、

平成では3回目となる東京国立博物館の「日本国宝展」。
時空を超えて、約120件の国宝が集結します。

という壮大なイベントでして、公式HPの冒頭ページにあるFlash画像に出てくる入場待ちの長蛇の列(過去の日本国宝展のものなのでしょう)にビビリながら出かけたのですが、入場待ちの行列なんぞまったくなく館内の混雑度も、九博での「神品至宝 台北國立故宮博物院」展(ダイジェストはこちら)よりもユルユルでした。
さすがに絵巻物は、最前列にビッシリと観客がはりついている状態だったものの、その他のジャンルの作品は、ゆっくり&じっくり、モノによっては360°から心ゆくまで鑑賞できました。

展示されている作品は、「国宝」の埒外にある「正倉院宝物を除くすべてが国宝
もちろん、大塚国際美術館と違って、すべてがホンモノなんですから、そりゃもう、眼福としか表現のしようがありません

詳細は後日に廻しますが、驚いたことを2点だけ書いておきましょう。

まず、日本国宝展の出品作品には東博の収蔵品も少なからず含まれていたのですが、その多くが、私にとって初めて目にする作品だったこと。
毎月のようにでかけている東博なのに、まだ拝見したことのない国宝がこんなにあるなんて って感じです。

そして、これほど大々的な特別展が開かれているのですから、東博平常展「総合文化展」では、「只今、平成館のイベントに外出中です」とばかりに国宝無し状態になっているかと思いきや、今回日本国宝展での出番のない国宝が、いつもどおりにさりげなく平然と何点も展示されている(ほとんどが撮影)のですから、「どうなっているんだ、東博と思わずにはいられませんでした。

Wikipediaによると、東博が収蔵している国宝は寄託品を含めると136件(2013年3月末時点)だそうですから、宜なるかな…

   

ということで、大塚国際美術館の見聞録を再開します。

「システィーナ礼拝堂」度肝を抜かれた私ですが、「古代」を過ぎてからルネサンス期までの展示は、延々とキリスト教関連がつづき、かなり辟易してしまいました。
中世以前の宗教画は、信仰の対象にはなっても、鑑賞対象の美術品としては魅力がないと思ってしまう私です。

そうそう、古代ギリシアの「壺」の展示方法が独特で面白かった
例えばこちら、

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このが切り開かれて、ほぼ平面にされて展示されているのですよ。
こんな具合に…。

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なんだかメルカトル図法みたいですな。
壺の形はさっぱり判らなくなってしまいますが壺に描かれた絵を鑑賞する方法の一つとしてはなかなかのアイデアだと思いました。

古代からもう1点、世界史の教科書で見た「アレクサンドロス大王アレキサンダー・モザイク)」を載せておきます。

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ルネサンス期以降は、本や雑誌、TV、はたまた現物を拝見したことのある「名画」が目白押しでした。
例えば、ボッティチェッリ「春(ラ・プリマヴェーラ)」とか、

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「徒然煙草の咄嗟日記」のごく初期の記事「MISIAと大天使ガブリエル」で引用したダ・ヴィンチ「受胎告知」とか、

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2009年4月の記事「『原寸美術館』は楽しい♪」で、その劣化の酷さに嘆き・驚いた同じくダ・ヴィンチ「最後の晩餐」とか…。

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大塚国際美術館に展示されている「陶板名画」は、公式HPによると、

元来オリジナル作品は近年の環境汚染や地震、火災などか らの退色劣化を免れないものですが、陶板名画は約2,000年以上にわたってそのままの色と姿で残るので、これからの 文化財の記録保存のあり方に大いに貢献するものです。

なんだとか。
それぞれの作品は、複数の陶板で構成されていますので、継ぎ目が目立つという弱点はあるものの、名画のタイムカプセルとしての文化的意義は相当なモノだと思います。

   

ところで、この「陶板名画」は、すべて大塚グループ大塚オーミ陶業が制作したものだそうです。
ポカリスエットオロナミンCボンカレーSOYJOYなどで知られる大塚グループ窯業も手がけているとは、ちょっと不思議ですよね。
その辺のいきさつは公式サイトに書かれていますので、そちらをご参照くださいませ。

ところで、この大塚国際美術館「国際」と謳っているにしては、東洋の作品ほとんどありません
せいぜい、大塚オーミ陶業を紹介するコーナーにあったキトラ古墳壁画白虎と(剥がれかかった漆喰が超リアル)、

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清明上河図(ほんの一部のみ)くらいのもの。

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日本・中国・朝鮮の絵画は、西洋画に比べて保存性の低いものが多いわけですから、西洋画以上に陶板化の意義があると思うのですがねぇ…。所有者の合意をとりづらいのでしょうか
今後、大塚国際美術館にがんばっていただきたいのは東洋の作品の「陶板名画」化だと強く思ったのでありました。

ところで、「大塚オーミ陶業を紹介するコーナー」には、こんなのも展示されていました。
これは何でしょうか?

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クワガタムシの頭部のようなこれは、こちらの作品の一部でした。

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大阪のフェスティバルホールの壁面を飾るレリーフ「牧神、音楽を楽しむの図」のうち、一番右下にある牧神(鳥)の頭部の原寸大試作品ですって

大塚オーミ陶業の創業は1973年だそうですから、歴史のある企業とは呼べないかもしれませんが、実績紹介を拝見すると、この業界/分野では超一流企業と胸を張れるのではないかと思います。

   

それにしても大塚国際美術館デカい

なんでも国内の美術館としては国立新美術館に次ぐ広さ(約3万平方メートル)なんだとか。
とてもすべてを観る余裕時間&体力)はありませんで、「現代」はいつになるのかまったく不明の次回の訪問に廻すことにしまして、バスに乗って徳島駅前へと向かいました。

そして「四国遠征ダイジェスト(3日目・最終日)」で書いたように、徳島駅前で遅い昼食を摂り、再び路線バスに乗り、この日3度目となる徳島阿波おどり空港前で今度は下車して、帰路についたのでありました。

今回の四国遠征をふり返ると、天候に恵まれましたし、メイン・イベント「Misia Candle Night」さぬき公演素晴らしかったし、名所・旧跡・施設を堪能できたしで、ホント、よい旅ができました

この旅行一番のお土産は、やはりこの写真かな?

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