新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

東博に行かねば!

2014-04-22 23:28:46 | 美術館・博物館・アート

約4年前、2009年12月15日~2010年2月21日の約3か月間、東京国立博物館(東博)ではちょっと小ぶりな特別展、「国宝 土偶展」が開催されました。
この展覧会は、

縄文時代の人々の精神世界や信仰の形を現す土偶の展覧会です。青森県風張1遺跡出土の「合掌土偶」、北海道著保内野遺跡出土の「中空土偶」、長野県棚畑遺跡出土の「縄文のビーナス」国宝3件と重要文化財23件、重要美術品2件を含む全67件を展示します。

というもので、「行列に並ぶのが嫌いな私にしては珍しく、入場待ちの列に並んで観たものでした。
その時の話はこちらに書きましたが、冒頭から衝撃を受けました。

そのブログの一部を再掲しますと、

初めっからやられました…。
「星空のライヴV Just Ballade MISIA with 星空のオーケストラ2010 in Yokohama」のオープニングの曲が「銀河」だった時に受けた衝撃(こちらに書きました)と似た感覚かも…。
初球がど真ん中に剛速球みたいな…(ご理解いただけますでしょうか?)。

これほどまでに私が強烈な衝撃(理解できる人には理解できると思います)を受けた作品がこちら

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長野県茅野市で出土した「仮面土偶」デス。縄文後期、紀元前2000~1000年のモノ。

どうしてこれほどの土偶が国宝ではなく重要文化財に留まっているのか、不思議に思ったものでしたっけ…

   

きょうから東博では、特別展「キトラ古墳壁画」と共に、総合文化展の一部として「平成26年 新指定 国宝・重要文化財」の展示が始まりました。
その紹介ページに登場しているのが、

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「仮面土偶」ぅ~

おぉ、もしかして、愛し「仮面土偶」国宝昇格したんですか?

さっそく調べると、毎日新聞のサイトにこちらの記事を見つけました

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長野県茅野市中ッ原(なかっぱら)遺跡で2000年に出土した縄文時代の土偶(「仮面の女神」)。18日にあった国の文化審議会は、国宝に指定するよう文部科学相に答申した。

だそうです。

いつの間に「仮面の女神」なんて名前がつけられたのでしょうか?
「縄文のビーナス」「縄文の女神」「仮面の女神」だと、混乱させるだけだと思いますけど…
ここは単純に「仮面土偶」を貫き通してほしかったなぁ…

それはともかく、久しぶりに「仮面土偶」に再会しなくては

140422_1_05 ちなみにこちらは先日、国立科学博物館getした「縄文人と縄文犬」カプセル・フィギュアです。

ホントは「秋田犬ハチ」「トロートン社製赤道儀天体望遠鏡」「国立科学博物館日本館」のフィギュアが欲しかったもので、ちょいとガッカリだったのですが、縄文繋がりで登場させることができて、縄文人の顔を立てられたってヤツですナ

それはともかく、ぜぇ~ったいに「平成26年 新指定 国宝・重要文化財」を観に行かねば と思うわけですが、今年の春の東博はこれにとどまりません

「予想以上に見応えのあった『栄西と建仁寺』展」も引き続き開催中(5月18日まで)ですし、加えて、特別展「キトラ古墳壁画」見逃せません

140422_1_04

まだ特別展「キトラ古墳壁画」を観ていないのに、久しぶりに飛鳥に行ってみたくなってきました。

つづきというか何というか:2014/04/24 特別展「キトラ古墳壁画」は大入りのようで

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