新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

(秋田)県南小旅行記(その2)

2016-08-28 10:10:09 | 旅行記/美術館・博物館・アート

むちゃくちゃ中途半端な記事「(秋田)県南小旅行記(その1)」のつづきです。

「その1」を書いているうちに、NHK BSプレミアム「大曲の花火 第90回全国花火競技大会」の中継が始まったら、あまりにも見事な花火の連発で、ビール片手に見入ってしまい、放送が終わる頃には花火ビール酔って、ブログを書き続けられる状態ではなかったのですよ。

 1950-2000ということで、ハフィントンポストに載っていた細江英公+土方巽アートプロジェクト「その1に載せた作品「鎌鼬 作品8」は、私の蔵書「細江英公の写真 1950-2000」にも載っていまして、それで見ていたのでした。
この本は、2000年7月から2003年9月にかけて、秋田市立千秋美術館など8か所で開催された同名の写真展の図録で、数年前の帰省の際に秋田市立千秋美術館で購入しました。

「鎌鼬」秋田で撮影されたことは知っていたものの、羽後町田代だったとまでは知りませんでした(ちゃんと図録を読んでいない)。

私は、ちょっと興奮気味ハフィントンポストの記事をプリントアウトして、羽後町田代に住む友人に送ったところ、友人からこんなメールが届きました。

義母がが田代に来たこと覚えてました。妻の従姉妹の女の子が真ん中に写っているとのこと。これも田代との縁、都合良ければ帰省した17盆踊り見物かねて来てみませんか?田代案内します

メールにある「盆踊り」とは、「日本三大盆踊り」の一つ「西馬音内(にしもない)盆踊り」のことで、毎年8月16~18日に開催されています。
「西馬音内盆踊り」、私は以前から気にしつつも、夏休みの日程と合わず、「いつか…」と思いつづけていましたが、今年の夏休みなら行ける

ということで、今回の小旅行実現したわけです。

   

ダイジェストで書いたように、同行する友人を秋田市内でピックアップして、秋田自動車道&湯沢横手道路から十文字ICで降り、丸竹食堂十文字ラーメンを食した後、

「道の駅十文字」でホスト役の友人と落ち合い、ひとまず宿泊場所まで行って、荷物を預けて私のクルマを駐車場に置き、友人のクルマ羽後町探訪出発

ちなみに、「道の駅十文字」の愛称は「まめでらが~」
秋田弁でして、英訳すれば、"Are you fine?" です

 

さて、最初に友人が連れて行ってくれたのは、約50年前土方巽飛び跳ね細江英公撮影したという場所でした。

下の写真は細江英公「鎌鼬 作品37」

「その1」に載せた「鎌鼬 作品8」で、土方巽が佇んでいた稲架はさ=田んぼで刈り取った稲を乾かすための仕組み)の材料が、休耕田に置かれていました。

それにしても、羽後町田代は、羽後町の中心部・西馬音内からを越えた「山間部」なのですが、田んぼ多いし、どれも広い

石沢川)も田んぼもキレイで気持ちいい、、、んだけど、歩いている人一人もいない

   

次に向かったのは、ほど近い場所にある「羽後町総合交流促進施設(旧長谷山邸)」でした。

この施設は、田代地区の地主であった長谷山氏の邸宅を改修したものです。
棟札から、母屋については明治15年、については明治35年に建築されたものです。
母屋は、中門造の様式を保ち、重厚なせがい造の外観と内部の豪壮な木組みが特徴です。

というもので、いかにも「お屋敷母屋もさることながら、ときめいたのはでした

三階建の蔵座敷は、周囲に映える白壁と、木造の軸部の均整美で、この地区の象徴となっています。

と説明板にありますが、木造三階建て これが蔵 というところがキモです。

いったい、母屋・蔵の中はどうなっているのか、、、それは「その3」で。

つづき:2016/08/29 (秋田)県南小旅行記(その3)

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