「今回の帰省をふり返る #2」のつづきです。
4月22日(木)、好天に誘われて、ドライブ
に出かけました。
どこに行くかは決めず、「3時間でどこまで北に行けるか」という初めての試みで、R7から能代市を抜けて津軽地方を北上することにして、10時ちょい過ぎに別邸を出発しました。
まずはR13を通って、その終点・臨海十字路からR7に入ります。
つい先日(21/3/31)に廃線になり、踏切の線路側に車止めが設置された秋田臨海鉄道の線路を左手に眺めながら進み、ポートタワーセリオン(全国的に有名になったうどんの自動販売機があるところ)が見えてきたところで、渋滞
こんな時間に、こんなところで渋滞するのかよ… とブツブツ言いながら土崎臨海十字路を過ぎると、そこからはスムーズ
に流れていました。
そして、幼い頃には何度も遊びにきた母の実家付近を通過して、飯島の辺りで「30分経過」。ここまで走った距離は13.5kmと、思ったより時間がかかっています。
昭和男鹿半島ICから秋田道に乗り、有料区間の最後・琴丘森岳本線料金所を通過する直前で「60分経過」。ここまでの走行距離は44kmでしたから、秋田市を抜けてからは極めて順調です
能代南IC(無料区間なので料金所は無い)で秋田道からR7に降り、芝童森交差点で左折してR101に入りました。
能代の市街地に入って、真っ正面に見える山々は本州で唯一の世界遺産(世界自然遺産)の白神山地
大学生の頃、友人たちと津軽旅行をして、十二湖辺りを観光した記憶はありますが、その頃は白神山地をまったく意識しておりませんでしたから、世界遺産
たる白神山地を見るのはこれが初めて
でした。
ところが、海岸沿いの区間に入ると、まったく景色は見えません
と、急に視界が開けて日本海が見えてきました
なぁ~んというキレイな海の色
うまい具合に駐車場(鹿ノ浦展望所)がありましたので、トイレ休憩
かたがたクルマを停め、日本海を眺めました。
景色は良いのですが、風が強いのなんのって…。下手すると、風の勢いでクルマのドアが閉まって手足を挟まれてしまいそうでした。
鹿ノ浦展望所を後にして、もう青森との県境まですぐ近くの「道の駅 はちもり」で昼食を摂りました。
八森といえば、秋田民謡「秋田音頭」で、
秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ブリコ あ~ソレソレ
と歌われているように、ハタハタの名産地で、「道の駅 はちもり」の食堂でもハタハタ系のメニューが並んでいたのですが、私が食べたのは、
生姜焼き定食
八森まで来て生姜焼き定食は無いだろ と思いつつも、今はハタハタのシーズンじゃありませんから…
この生姜焼き、ボリューミーだし、山菜をつかったつけ合わせが豊富で、そんなところにローカル色を感じました。
ボリューミーなのは、駐車場のつくりからして、トラッカーの利用者が多いのだろうなと推察いたします。
食事を終えてクルマに戻り、始動させると、ここまでの走行時間は1時間58分で、走行距離は97.5km。
あと1時間でどこまで北上できるか、なんですが、鰺ヶ沢まで70km程度の由。
3時間は超えてしまうけれど、鯵ヶ沢まで行って、大好物
のイカ焼きを食べよう
と決め、数十年ぶり(大学3年のとき以来)の青森県に足を踏み入れました。
青森県に入ると日本海が見える区間が多く、正直、秋田県内よりもずっと眺めがイイ
そして、景勝地の千畳敷海岸でクルマを停めて見物しました。
この緑の岩畳は緑色凝灰岩かな? とブラタモリを気取ったりして (帰宅して調べると正解
でした
)
で、クルマに戻り、さぁ、鯵ヶ沢でイカを食うぞ というところで、リゾートしらかみ
がゆっくりと通過していきました。
乗客が車窓から千畳敷海岸をじっくり見られるよう、徐行してるのかな? と思いましたが、この駐車場から100mほど先に「千畳敷駅」があって、乗客が車両から降りて散策できるよう、15分間
も停車することになっているみたいです。
ちなみに、私が遭遇したのは「リゾートしらかみ 3号」で、秋田駅を出発したのは10:50。こちらは一部だけとはいえ高速道路を使ったのに、電車の方が早いんですな…
さて、この時点で、走行時間はほぼ3時間を経過していましたが、思いつきどおり、鯵ヶ沢まで足を伸ばしてイカ焼きを食べることにして、クルマのナビの目的地を「焼きイカ通り」にセットしました。
こんなところですが、「#4」につづきます。
つづき:2021/04/28 今回の帰省をふり返る #4 (完結編)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます