「2018年最初の関西旅行 #1-2」のつづきです。
万博記念公園内のEXPO'70パビリオンで開催中の企画展「The legacy of EXPO'70Ⅱ リバース-太陽の塔再生」には、貴重な「ガラクタ」がいくつか展示されていました。
まずは、
ビルの階段室でよく見かける階数表示&照明灯ですな。
どこで使われたものなんでしょ? (説明板には書かれていなかった…)
お次は、スチール製の妙な物体です。
これは、「コロナ」というもので、
太陽の塔内部にひだ状に取り付けられており、生命のエネルギーを表現しています。塔内で流されていた音楽の拡散板としての機能もありました。
だそうな。
東京・南青山の岡本太郎記念館で観た太陽の塔の内部模型を見ますと、
なるほど、こんな風になっていたんだ
そして、観光地にはお約束の顔ハメ
あなたも「太陽の顔」になれるよ
という次第。
「太陽の顔」の部分にはレンズっぽいものが取り付けられていて、この裏側にしゃがんだ人の顔はどんな風に見えるのだろうか? と興味津々だったのですが、残念ながら私がこの辺りをウロウロしている間、この顔ハメで記念撮影
する人は一人としていませんでした。
というか、企画展「The legacy of EXPO'70Ⅱ リバース-太陽の塔再生」自体が閑散としていました。
外では葉桜を楽しむ人たちでかなぁ~り賑わっていたのwにネ
もっとも、興味深い展示もありましたが、これで300円の観覧料を取るのはどうか…と思う内容でしたから…
さて、ここでこの日の私のルートをマッピングしましょう。
赤い線が歩いたルートで、青い線は国立民族学博物館(みんぱく)のシャトルバスに乗ったルートです。
こうしてマッピングしてみて思うのは、なんと広大な敷地なんだろうか
ということ
みんぱくが万博記念公園のほぼ中央部にあるなんて、実際に歩いた感覚からすれば信じられません
大阪万博の会場を1日で回ることは、不可能とはいわないまでも、無謀なことだったに違いありませんな。
ましてや、すべてのパビリオンや施設を見物しようとすれば、1週間あっても足りなかったに違いないと確信
しています。
さて、EXPO'70パビリオンで企画展と常設展を観覧した私は、「夢の池」の畔にある喫煙所で一服
したあと、
イサム・ノグチによるというオブジェ(噴水)群を眺めながらみんぱくに向かったのですが、
劣化が著しい説明板
に、「過ぎゆく時」を感じた
私でございました。
ところで、私が万博記念公園に行った4月7日は、「万博記念公園桜まつり」(3月28日~4月15日)の真っ最中だったはずですが、ご多分にもれず大阪でもサクラ
の開花が早くて、この日にはほぼ葉桜
の状況でした。
そんな中、みんぱく近くで私が観たのは、
おわぁ きれい
見事に満開のピンクの花をつける木々がありました
何の木だろうと思ったところ、キクモモ(菊桃)だそうで、
観賞用のハナモモの一種で江戸時代からある品種です。
花が菊のようになるのでこのように名づけられました。
だそうな。
それにしてもキレイ
サクラも良いけど、ウメもイイし、モモもまたイイ
ほっこりしたところで、みんぱくへ…。
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