新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

福岡旅行2日目のダイジェスト

2014-10-12 19:47:34 | 旅行記

やはり天候が冴えないと、しかも、明日無事に帰れるのか不安な気持ちを持っていると気分が乗らないもので、大宰府から天神に戻ってくると、早々にホテルに引き上げてきました。

夕食をどうするか未定ですが、きょう、ここまでの旅程は以下のとおりです。

ホテル⇒徒歩西鉄福岡(天神)駅西鉄天神大牟田線西鉄二日市駅西鉄太宰府線太宰府駅⇒徒歩(西側アクセス)九州国立博物館⇒徒歩太宰府天満宮⇒徒歩(天満宮側アクセス)太宰府駅西鉄太宰府線西鉄二日市駅西鉄天神大牟田線西鉄福岡(天神)駅)⇒徒歩ホテル

 ほとんど「ただの往復」で、私としてはちぃと不満…
筥崎宮にでも行ってみようかとも思ったのですが、イマイチお腹の具合が良くなくて、また、九博疲れてしまったこともあってホテルに戻ってきました。

    

 141012_2_01
それはそうと、今回の九博行きには、西鉄の九州国立博物館きっぷを使いました。

西鉄福岡(天神)駅太宰府駅往復きっぷ(400円×2)に、「神品至宝 台北國立故宮博物院」展のチケット1,600円)、太宰府天満宮の周辺施設の割引券特製ポストカード(これはイマイチ)がセットになって2,100と、少なくとも300円お得なチケットです。

東京・京都・奈良・九州 国立博物館4館で有効期間内に行われる特別展の中から、お好きな6つの特別展をご覧いただけます。

という東博のパスポートを使う手もあったのですが、あいにくと私のパスポートは既に特別展のスタンプ6捺されておりまして、「東京・京都・奈良・九州 国立博物館4館の平常展(総合文化展)」の観覧にしか使えない状況でございまして…。
でも、有効期限が迫っているのに特別展のスタンプ蘭空きがある場合を除けば、この九州国立博物館きっぷを使った方がお得だと思います。

   

141012_2_02 さて、賑わう「天満宮アクセス」と打って変わって、「西側アクセス」は人通りも少なく、これはこれでいい雰囲気です。
下の写真は、光明禅寺の手前にある「伝衣塔」

141012_2_03仏教系「五輪塔」に、神道系しめ縄が巻かれるという「神仏習合」的なたたずまい。
説明板によれば、

鎌倉時代のこと、太宰府横岳の崇福寺にいた聖一国師の夢枕に菅神(菅原道真公)が現れ禅の教えを問うた。そこで国師が宋(中国)の仏鑑禅師を紹介したところ、菅神は一夜のうちに宋に渡り、忽ちに悟りを開いて戻って来られたという。渡宋天神の話であるが悟りの証にもらった法衣を聖一国師の弟子の鉄牛円心和尚が納めて建てた塔が伝衣塔であり、その時創建された寺が光明禅寺と伝えられる。

だそうで、やはり神仏が入り交じった背景を持っているようです。

   

目の前に九州国立博物館(九博)が見えてくると、九博の方から何やらアナウンスと、人のざわめきが聞こえてきました。

 141012_2_04

もしかして、入館待ちの行列ができている?

案の上、九博のエントランス前には行列ができていまして、

141012_2_05

入場待ち 80

とな
でも、「神品至宝 台北國立故宮博物院」展を観るために福岡までやって来た私、仕方なく行列の最後尾につきました。

ところが、思いのほかスルスルと行列は進み、25分後には館内に入れました。
なんだぁ~、と一安心したのもつかの間、エントランスには5列ほどの蛇行列が作られていて、しかも、行列はそのまま特別展示室に向かうエスカレーターにつながっているのではなく、一旦、ミュージアムホールに入っていきます

141012_2_06

ぐあぁ~

結局、予告されていた「約80まではかからなかったものの、55分間並んで、ようやくエスカレーターに乗ることになりました。

141012_2_07

こうして、「神品至宝 台北國立故宮博物院」展の会場に到着

141012_2_08

そして、念願の「肉形石」再会できました

東博での「翠玉白菜」の展示(記事はこちら)と同様、最前列は立ち止まって鑑賞することはできませんが、パーティションの外からは好きなだけ眺められるようになっていました

その他の作品の鑑賞については、旅行記本編に書くことにしますが、私が九博から帰ろうとしたときには、入場待ちの列はかなり短くなっていまして、2時間半前には行列で埋め尽くされていたミュージアムホールは空っぽ (下の写真は13:00の様子)

141012_2_09

「神品至宝 台北國立故宮博物院」展を観に行くなら、昼食を済ませてからのんびり出かけるのが良いかと思います。
私が並んでいた付近には、ツアーバッジをつけた人たちが大勢いらっしゃいましたから(後ろのおばちゃんたちは広島弁でした)、日帰りツアーの人たちがやって来る正午過ぎまでは避けた方が無難でしょう。

   

さて、気になる台風19は、、、

141012_2_10

相変わらず暴風域めちゃくちゃ広い

さぁて、どうなりますことやら…

つづき:2014/10/13 福岡旅行最終日のダイジェスト

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福岡旅行初日のダイジェスト

2014-10-12 08:22:09 | 旅行記

台風19の接近にともなって、どんよりと曇った福岡の朝です。
現時点での台風19の位置・進路予想は下図のとおり。

141012_1_01

相変わらず暴風域が広い…
運を天に任せて福岡旅行を続行しますが、2日目の行動を始める前に、初日のダイジェストを残しておきます。
まずは旅程から。

自宅⇒徒歩最寄り駅前(⇒バス羽田空港⇒飛行機福岡空港(地下鉄天神駅⇒徒歩ホテル⇒徒歩福岡城趾⇒徒歩大濠公園(駅)⇒地下鉄中洲川端駅⇒徒歩櫛田神社「博多町家」ふるさと館⇒徒歩祇園駅⇒地下鉄天神駅⇒徒歩西鉄福岡(天神)駅⇒徒歩ホテル

というものでした。

福岡空港に着いて、昼食を摂ろうと空港のターミナルビルをさ迷ううち、観光案内コーナーを見つけて、そこで「博多まち歩きマップ」という小冊子get

141012_1_02 その場で、この小冊子をペラペラめくっていくと、中に「博多秋博 スタンプラリー2014のリーフレットが挟み込まれていました。
なんでも、

博多のまちを巡りながらスタンプを集める毎回好評のイベントです。
期間中の土・日に寺社を訪ねると、博多の歴史・文化に精通した「博多ガイドの会」がまちを案内する企画も実施。
スタンプを集めると、先着で「にわか猫缶バッジ」のプレゼントや、素敵な賞品が抽選で当たります!!

というイベントだそうで、「にわか猫缶バッジ」を目指して歩いてみることにしました
それが、旅程の「中洲川端駅⇒徒歩櫛田神社「博多町家」ふるさと館」の部分。もともと、5年振り櫛田神社に行きたいと思っていましたから、このスタンプラリーは「渡りに舟ってヤツ。

そして、博多リバレインイニミニマニモ川端ぜんざい広場萬行寺櫛田神社でスタンプを集め、「博多町家」ふるさと館「にわか猫缶バッジ」を頂戴しました。

141012_1_03 さらに、当初の目的にしていた櫛田神社のお守りを買い求めて、満願成就、、とは大げさかも知れません
でも、博多織の端布を使った「叶守10年前に購入した先代は数年前にヒモを通す穴が破壊)」を愛用のケータイにつけて、久しぶりに、MISIA 星空のライヴIVのストラップ、翠玉白菜の根付、櫛田神社「叶守」の3点セットが揃いました

141012_1_04
考えてみればこの「3点セット」、みんなMISIA関連思い出の品なんですな。
初代の「翠玉白菜の根付」(今のは3代目)は2008年の「THE TOUR OF MISIA DISCOTHEQUE ASIA台湾遠征したときに故宮博物院で購入したものですし、先代の櫛田神社「叶守」2005年2月に「THE TOUR OF MISIA 2005 THE SINGER SHOW(プレミアシートでした)で福岡遠征したときに購入したものでしたから…。

この3点セットのそろい踏みで、私の運も「有卦に入る」のかな?

そうあってほしいものです。

というところで、腹がへったので、朝食を摂ってきます

ダイジェストのつづき:2014/10/12 福岡旅行2日目のダイジェスト
旅行記の本編:2014/11/08 接近する台風に気もそぞろの福岡旅行記(その1

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噴煙を上げる山を見た

2014-10-11 14:33:32 | 旅行記

2時間ほど前、無事に福岡空港に到着し、早々に天神のホテルにチェックインしました。

きょうのフライトは、ほとんど揺れることもなく、また、低い雲も少なく、機内プログラムの漫才と落語をBGMに、地上の景色を眺めながら過ごすことができました。
きょうの座席は右側の席で、富士山を観ることはできませんでしたが、その代わりというか何というか、噴煙を上げる山を見つけました。

141011_1_01_2

これってもしかして御嶽山?

噴煙の上がり方や山の形からしても、

141011_1_02

また、飛行ルートからしても(下の写真はひるかわゴルフ場だと思う)、

141011_1_03

御嶽山で間違いなさそうです。

141011_1_04

まだ噴煙が上がっている状況で、行方不明者の捜索が続いているんですねぇ。
なんとも「重い眺めでした。

さて、ホテルで一服したところで、福岡の街を歩いてくることにします。

つづき:2014/10/12 福岡旅行初日のダイジェスト

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風雲急を告げる今週末の福岡旅行

2014-10-09 22:20:39 | ニュース

私、4日前

141009_1_01気がつくと来週末は福岡旅行だ!
気になる天気は、、、というと、かなり良さそう♪

つぶやきました。
いよいよ今週末、九州国立博物館に出かけて、特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝」で、「角煮」こと「肉形石」に再会する予定でして、4日前の天気予報では、3日間とも「晴時々曇」で、しかも前半2日間の「信頼度」は共にA
よっしゃぁ~

だったのですが、現時点での予報は、初日の11日(土)こそ「曇時々晴」で踏ん張っているものの、2日目以降「曇時々雨」で、しかも降水確率70~80%とな
tenki.jp「信頼度」急降下です

141009_1_02_2

でも、普通の「曇時々雨」で済むのならまだましで、何よりも気になるのは台風19

あさって11日に福岡まで飛ぶのは大丈夫だろうけれど、13日(月・祝)に帰ってこられるのか、かなり危ない状況です。

ここで進路予想図を見ますと、、

141009_1_03

あれっ
ちょっと前までの予報に比べて、速度が遅くなって、かつ、進路が西にズレてます

この予報が当たれば、予定どおり、13日正午・福岡発のフライトで帰ってこられそうな…

自分に対して、Good Luck です

つづき:2014/10/11 噴煙を上げる山を見た

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登って下っての四国旅行記(その13・香川編⑫)

2014-10-08 23:40:38 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その12・香川編⑪)」のつづきも丸亀城のお話。

2日続けて丸亀駅に降り立った私を出迎えてくれたのは、いかにも丸亀らしい「ミニ展覧会」と、

141008_1_01 こちらのディスプレイ

141008_1_02 サッカーJ2カマタマーレ讃岐が、9月14日(日)、ホームの丸亀競技場に、首位を突っ走る湘南ベルマーレ(かつて、Rhythmediaが出資して、BOSSが役員を務めていましたっけ…)を迎え撃つのだそうで、丸亀城ではベルマーレのユニを着たサポーターの方々を何人も見かけました。

遠征って楽しいですよねぇ~

   

さて、ふもとから見上げると、そびえ立っている丸亀城の天守なのですが、

141008_1_03

本丸で見る天守は、

141008_1_04

「四国遠征ダイジェスト(2日目)」で、

んでもって、丸亀城小さな天守(東西6間、南北5間の3層)は、他の城では扱いかもしれませんが、そこからの眺め は、好天 にも恵まれて、最高でした

と書いたとおり、「櫓」クラスの小ささです。
いやいや、熊本城宇土櫓の方がずっとデカい

141008_1_05

とはいえ、丸亀城の石垣なかなかです

141008_1_06

そして眺めもいい

141008_1_07

ホントは丸亀市立資料館も見学したいところでしたけれど、時間の都合でパス
丸亀市立資料館は、金刀比羅宮高橋由一館ともども、次回のお楽しみ ということで…

そんなわけで、

141008_1_08

番所長屋を拝見して、それに連なる玄関先御門を通って城外へ。

丸亀駅から快速サンポートに乗って高松駅に戻り、

141008_1_09

コインロッカーから荷物を取りだして、再び改札を通って、特急うずしおに乗り、

141008_1_10

徳島へと向かったのでありました。

香川では、初日はテアトロンに下って登り2日目は金刀比羅宮に登って下り丸亀城でも登って下り、と、ひたすら登って下った 2日間だったなぁ…

つづき:2014/10/14 登って下っての四国旅行記(その14・徳島編➀)

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登って下っての四国旅行記(その12・香川編⑪)

2014-10-07 23:58:27 | 旅行記

今夜、かなりかなり衝撃的なことがあって、かなりかなりショックを受けている私ですが、その衝撃を薄れさせる効果を願って「登って下っての四国旅行記(その11・香川編⑩)」のつづきを書きます。

私が丸亀城を訪れた9月14日の夜、徳島のホテルで、この日撮った写真をSDカードからPCにコピーしていますと、撮った記憶のない写真が何枚か記録されていることに気づきました。
そんな1がこちら

141007_1_01

左側に写っているのは何?
まるで心霊写真のようですが、ここに写っているのは、大手二の門をくぐって左に進路をとり、三の丸に向かう「見返り坂」です。
「見返り坂」というのは、

傾斜が急で、時々立ち止まって振り返りたくなることから、いつしかそう呼ばれるようになりました。頭上に覆いかぶさる木々が、四季折々の美しさを覗かせ、心をなごませます。

と説明されているように、かなり急な坂でして、私には「心をなごませます」なんて余裕はありませんでした

平地から一気に登ったものですから、三の丸で、もうこんな眺めでした。

141007_1_02

「讃岐富士」こと飯野山ど~ん

大手門から三の丸までと比べるのもに失礼なほど、三の丸からちょこっと登ると、もう二の丸

141007_1_03

「高いところ好きの私としては、二の丸からも下界を見下ろしたいわけでして…

141007_1_04

瀬戸大橋(本州四国連絡橋)が見えました。
「3つの吊橋と2つの斜張橋、1つのトラス橋」「これらをつなぐ高架橋」からなるこの橋を渡ると、倉敷方面とつながっているのだそうな。
東京目線からは、「本四連絡橋を3ルートも作る必要があったのか ムダづかいだったんじゃないのか」と思ってしまいますが、3ルートそれぞれに、両岸界隈の人たちにとっては有用なんだろうな… とも思ったりして…。
でも、一方で、とても通行料でコストを回収できない橋を作ってしまたのは、少子化が進む日本の国策として適切だったのか疑問に思って、かなり複雑な気分でした。

ところで、二の丸跡には古井戸がありました。

141007_1_05

こんな高いところ(「相対的に高い」です)に井戸があるなんて と思ったら、

丸亀城で最高所にある井戸です。現在も水を湛え、城絵図によると深さは36間(約65m)あります。

だとか。
丸亀城は、天守のある頂上の標高が65mの亀山に築かれたといいますから、この井戸はふもとよりもっと深く掘られているんですな。
なるほど、理屈に合います

と、納得したところできょうはお終い。
もう今夜のMISIA アフリカの風」の放送も終わりますし…(今夜の最後の曲はThe Rose)

つづき:2014/10/08 登って下っての四国旅行記(その13・香川編⑫)

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登って下っての四国旅行記(その11・香川編⑩)

2014-10-06 23:07:53 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その10・香川編⑨)」のつづきは、丸亀城

正門たる大手門に近づいていきますと、

141006_1_01

お堀にいるのは白鳥?

確かに白鳥だったのですが、大手二の門に向けて架かる石橋からお堀を見下ろすと、そこにいたのは、、、

141006_1_02 おびただしい数の 

ここにいればをもらえると知っていて群れているのでしょうけれど、それにしても、この数は何だ
たまぁ~に彩り鮮やかがいたりして…。

141006_1_03 そして、に負けない存在感を示していたのが、

Wikipediaによると丸亀城ば、

丸亀市街地の南部に位置する亀山(標高66メートル)を利用し、縄張りはほぼ四角形で亀山の廻りを堀(内堀)で囲む、輪郭式の平山城である。

だそうで、この「亀山」が、形が「亀」だったのか、多くのが生息していたからなのか、逆に、「やはり丸亀城には亀だろうが放されたのか不明ですが、なんとの多いこと

なんだか」説が有力ではないかと思いつつ、大手二の門をくぐって入城しました。

141006_1_04

城内に入って、まず目に止まったのは、こちらゴミ箱

141006_1_05 ゴミ箱に描かれているのは 丸亀城ゆかりの3氏の紋所です。

一番上が、最初に丸亀城を築いた高松藩主・生駒家出羽・矢島に飛ばされたあの生駒氏)の生駒車紋、一番下が、生駒氏の次に丸亀城に入った山崎氏扇紋、そして真ん中山崎氏の血統が絶えた後に丸亀藩主となり幕末まで続いた京極家平四ツ目(結)紋です。
紋所興味津々の私にとってグッとくるゴミ箱でした。

ちょいと話がズレますが、「扇」の紋所を使っていた大名としては、「五本骨扇に丸」の佐竹氏「檜扇に違いの羽」の秋田氏が思い浮かびますが、どちらも私の故郷・秋田と縁の深い家なんですな。
ただの偶然でしょうか?

つづき:2014/10/07 登って下っての四国旅行記(その12・香川編⑪)

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登って下っての四国旅行記(その10・香川編⑨)

2014-10-05 07:56:32 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その9・香川編⑧)」のつづきは、こんぴらさんから丸亀へと移動です。

昼食を摂る場所を探しながら、5年半前のルートとも、この日の往路とも違う道を歩いて琴平駅へと向かいました。
結論からいうと、昼食は丸亀駅近くのうどん屋さんで摂ることになったのですが、それでも収穫あり

琴平駅のすぐ南を流れる小川っつうか用水路のようなところを流れるのなんと澄み切っていたことか

141005_1_01

そして、きれいに咲く

141005_1_02

スイフヨウですな。

141005_1_03

咲き誇る花の、営業終了(?)の濃いピンク、そして葉の青空に映えていました。

こうして琴平駅へと戻ってきたわけですが、

141005_1_04

駅舎の右隣りに独立して立つ「トイレ舎(というのか?)」のデザインがまた

141005_1_05

駅舎に合わせたデザインが大変によござんした

   

丸亀に向かう電車の中でこんなツィートをしました。

141005_1_06

隣の人を話すならともかくも、走る電車の中で、反対側の座席に座っている人と話すものだから声がデカい

141005_1_07

今回の旅行で唯一鬱陶しいひとときだった気がします。
おばちゃんが履いていた「クジラのスパッツ」はなかなかなんだけどナ…

   

2日連続の丸亀駅に降り立ち、遅い昼食を摂った後、丸亀城へと向かったのですが、通った「元アーケード街」が、まさしく廃墟
ホコリまみれの窓ガラスにビッシリと書き込まれた落書きとか、

141005_1_08

朽ち果てた自販機なんぞは、もうアートの領域に入っているみたい。

141005_1_09 アーケードはその用をなしていないし、完全に「ゴーストタウン」でした

141005_1_10

駅前がこんな状態で、「大丈夫か、丸亀心配になってしまいます。

帰ってきてから判ったことですが、この「元アーケード街」は、富屋町商店街という街で、再開発事業の真っ最中でした。
四国新聞社のサイトによれば、

丸亀市は来年度(2014年度)から、地元商店街などとの官民協働で、中心市街地活性化のための環境整備に乗り出す。老朽化した富屋町商店街のアーケードを撤去し、その後にこんぴら街道をイメージした街路を整備する。同商店街はJR丸亀駅から丸亀城へ向かう観光客らの通り道でもあり、イメージアップを図ることで商店街のにぎわいづくりにつなげる。

だとか。

Good Luck です。

つづき:2014/10/06 登って下っての四国旅行記(その11・香川編⑩)

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登って下っての四国旅行記(その9・香川編⑧)

2014-10-04 21:34:56 | 旅行記

「登って下っての四国旅行記(その8・香川編⑦)」のつづきです。

旧金毘羅大芝居(金丸座)を堪能した私は、5年半ぶりこんぴらさんの石段を登りました。
こんぴらさんは2回目(前回の旅行記はこちら)ですし、今回は参拝ではなく「秋の特別展-若冲邂逅」が目的でしたので、参道の写真を撮るわけでもなく、お土産屋さんを覗くわけでもなく、宝物館にも、高橋由一館にも目もくれず、ひたすら書院を目指して石段を登りました

141004_2_02

それにしても、どこまでもつづくこんぴらさんの石段は、のよう…
15分ほどの石段登りの末、書院に到着

141004_2_03

拝観料は、、と、、、2,000
5年前に表書院で「こんぴらさん-海の聖域 パリ凱旋帰国展」を観たときには、こんな高かったイメージはなかったよな…、と記録をひもとくと、500でした。
現在の「表書院一般公開」の拝観料は800になっていることを考慮しても、奥書院の特別公開が加わることで2,000とは高い…と、正直、思います。
「こんぴらさん-海の聖域 パリ凱旋帰国展」でも、伊藤若冲「花丸図」は、ガラス越しながら特別公開されていましたし…。

それでも、普段は非公開奥書院に立ち入ることができただけでも貴重な体験といえるでしょう。

141004_2_4

そして、実際に若冲描くところの花々で埋め尽くされた奥書院・上段の間は、思わず頬が緩みました

141004_2_5

お武家の書院ではこんな意匠はあり得ないでしょ
でも、この日の一番の収穫は、若冲の作品ではなく、こちら

141004_2_01

「菖蒲の間」長押(なげし)の上を群れ飛ぶの群れ
岸岱「群蝶図」です。

私、この作品を拝見するまで岸岱(がんたい)という絵師を存じ上げませんでした
金刀比羅宮のHPによれば、

その80年後の天保15年(1844)には、若冲の描いた障壁画も損傷がひどくなったため、上段の間の「花丸図」だけを残し、他の三室の絵は全て撤去し、その後、岸岱に新たな障壁画を描かせ、現在に至っています

だそうで、「柳の間」の障壁画もなかなかの作品でしたが、この「群蝶図」スゴイ

多分に若冲を意識したことが察せられる写実的かつ繊細一匹一匹の描き方や、「蝶」を題材に採り上げたこともさることながら、様々な色・形・大きさの蝶が、うねるように群れ飛ぶ「さま」は、躍動的装飾的で、それはもう「こんなの観たことない感嘆したのでありました。
できれば「お持ち帰りしたいところですが、さすがにねぇ~、日本間を一部屋お持ち帰りするのは無理でございまして…

冗談はさておき、今後、岸岱(がんたい)を意識しておきたいと思いました

はじめ、拝観料ビビったものの、結局は満足して石段を下り始めた私でございました。

141004_2_6

つづき:2014/10/05 登って下っての四国旅行記(その10・香川編⑨)

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いつも赤信号な交差点 2014年3Q

2014-10-04 10:06:02 | タウンウオッチング

「恒例」というか、「季節ネタ「いつも赤信号な交差点2014年第3四半期(3Q)のランキングです。もう今年も3/4が過ぎちゃったんですなぁ…

( )内は前期2014年2Q(4~6月)の、[ ]内は前年同期2013年3Qのランキングです。

 









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(26)
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[31]
[14]
[5]
[7]
[4]
[13]
土支田 (笹目)
千歳台 (環八)
世田谷清掃工場前 (環八)
中の橋 (環八)
有馬四丁目 (R246)
有馬病院入口 (R246)
つくし野 (R246)
梶ヶ谷 (R246)
環八神明通り (環八)
観蔵院入口 (笹目)
93.0%
82.6%
76.1%
70.6%
67.4%
60.0%
59.5%
58.1%
57.6%
52.8%

そして、「渋滞」 を加えたランキングがこちら。(  )内は渋滞率です。

  1
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3
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5
6
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9
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93.0%
82.6%
77.3%
76.1%
76.1%
68.9%
67.4%
63.0%
60.5%
60.0%
(0.0%)
(0.0%)
(22.2%)
(0.0%)
(58.7%)
(26.7%)
(0.0%)
(8.7%)
(15.9%)
(0.0%)
土支田 (笹目)
千歳台 (環八)
中の橋 (環八)
世田谷清掃工場前 (環八)
東工大入口 (R246)
環八神明通り (環八)
有馬四丁目 (R246)
つくし野 (R246)
観蔵院入口 (笹目)
有馬病院入口 (R246)

鬱陶しさではワースト1だと思う「つくし野(R246)乱高下が目立ちますが、今年2Qの順位が低すぎただけで、定位置に戻ったと解釈するべきでしょう。 7~8バカンスシーズンは、かなり交通量が多くて、結構渋滞に見舞われましたが、9に入ると一気に交通量が減りこちらで書いた工事渋滞を除けば、快適な帰宅ドライブを続けています。っつうか、逆に、景気は大丈夫なのか心配になってしまいます。 

ということで、最後は、オールタイム格付けです。 

  ★★★
★★

(1)土支田 94.2%、(2)千歳台 82.4%
(3)世田谷清掃工場前 72.8%
(4)環八神明通り 62.6%、(5)梶ヶ谷 57.9%、(6)中の橋 56.1%
(7)有馬四丁目 54.2%、(8)有馬病院入口 53.7%、(9)つくし野 51.2%
コメント
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