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●《検事総長がいまでも犯人と考えていると公言したに等しい》…畝本直美検事総長にお聞きしたい、《捜査機関の者》以外で誰が証拠の捏造をできるの?

2025年02月17日 00時00分21秒 | Weblog

[↑ ※《第三者は捜査機関の者である可能性が極めて高いと思われる》(『報道特集』、2023年03月18日[土])]










(20250124[])
控訴断念なのに、畝本直美検事総長談話「…被告人が犯人であることの立証は可能であり…」? (小川秀世 弁護団事務局長)《「検事総長がいまでも犯人と考えていると公言したに等しい」》…畝本直美検事総長にお聞きしたい、《捜査機関の者》以外で誰が証拠の捏造をできるのだろうか? なぜ? いつ? どうやって? 翻って、事件直後に捜査していないのか?

   『●《いまも、死刑囚のまま》な袴田巖さん、再審開始決定…せめて
     《一刻も早く「無罪」とすべく、検察は不服を唱えるべきではない》
    《仮に特別抗告があった場合には、差し戻し審で検察側が行った
     みそ漬け実験の写真の色について、専門家が分析した鑑定書を
     特別抗告審で提出する方針だとし、「検察官の判断の誤りを
     容易に明らかにできる」と強調した》(東京新聞)
    「⦅犯人とされ、死刑判決を受けた袴田巌さんの再審開始を東京高裁
     が認めた⦆ことは素晴らしい。でも一体何年かかっているのか?
     (東京新聞社説)《「…第三者がみそ漬けにした可能性がある」と
     高裁は述べた。つまり、捜査機関による証拠捏造…》。
     証拠のでっち上げまでやっておきながら、警察や検察は、いい加減に
     非を認めろ。袴田巌さんの一生を破壊しておきながら、この上、
     まだ東京高検は特別抗告する気なのか? 一体何をやっているのか?
      《いまも、死刑囚のまま》な袴田巖さん。最「低」裁は、即刻、
     特別抗告を棄却し、即座に再審を開始して、すぐさま無罪を言い渡す
     べきだ。少しは、最高裁らしい仕事をしなさい。」
       [2023年03月19日]

 《死刑判決の根拠とされた「5点の衣類」の不自然さに着目。弁護団と連携し、捏造(ねつぞう)の疑いを示す「みそ漬け実験」に取り組み、再審開始につなげた》《「袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会」が解散する見通しとなった》そうだ。長きにわたり本当にご苦労様でした。再審開始、再審無罪判決、控訴断念に大きく貢献されました。
 山本真嗣記者による、東京新聞の記事【信じて続けた実験は、再審開始につながった 清水区の袴田さん支援団体が解散へ 「5点の衣類」に突破口】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/381508)によると、《1966年の清水市(現静岡市清水区)一家4人強盗殺人事件で、再審無罪となった袴田巌さん(88)の支援を約20年にわたり続けてきた「袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会」が解散する見通しとなった。死刑判決の根拠とされた「5点の衣類」の不自然さに着目。弁護団と連携し、捏造(ねつぞう)の疑いを示す「みそ漬け実験」に取り組み、再審開始につなげた。(山本真嗣)》。

   『●《日本の刑事司法はおそろしいほどに後進的…
       代用監獄…人質司法》…さらに、司法取引まで投げ渡す大愚
   『●《えっ、じゃあ日本はフランスより民度が高いの?》(鈴木耕さん)
                 …金(カネ)色の五つの輪と刑事司法等々
   『●事件から五十七年。無実を訴え続けても、なぜこんなに歳月を費やしたのか。
     刑事訴訟法の再審規定(再審法)が大きな欠陥を抱えつつ放置されているからだ
   『●《冤罪を起こしてはならない。再審法の改正が待たれる。杉山さんや桜井
       さんらが残した人間の笑い泣き、そして袴田さんの思いを見逃すまい》
   『●再審法の改正を…桐山桂一さん《冤罪ほど人生や人権を踏みにじる不正義
     はない。…袴田巌さんの再審が決まった…大崎事件は…冤罪が疑われる》
   『●死刑台からの生還、島田事件・赤堀政夫さん「僕は無罪である以前に無実」
     「青春を返してほしい」…そして飯塚事件・久間さんの〝命を返してほしい〟
   『●鹿児島県警、呆れた…《「再審や国賠請求等において、廃棄せずに保管して
      いた捜査書類やその写しが組織的にプラスになることはありません!!」…》
   『●再審法改正…《法規定の不備が救済の障壁になっているのは明白だ。無実
     人にとっては「法との闘い」が強いられている。何という非人道的なことか》
   『●《<無実者を罰することは、犯罪事実よりも犯罪的である>…無実の人を罰する
       のは究極の国家犯罪といえる。理不尽な刑事司法とはもう決別すべき時だ》
   『●検察・警察、裁判所、マスコミによって《大きく人生を変えられたのは、
     巌さんだけではありません。巌さんを58年支え続けてきた、姉のひで子さん》
    《48年、巌が(拘置所に)入っていたってことはね、それこそ
     大変苦労してる。だから、(無罪判決が出たからといって
     それでいいとしてはいけないと思って、再審法の改正には、
     皆さんにお力をお借りしたいと思っております》

   『●福井事件 (1986年) は明らかな冤罪…7年間の服役を終えた前川彰司さん
      の第2次再審請求で、名古屋高裁金沢支部 (山田耕司裁判長) が再審決定
    (日刊スポーツ)【大谷昭宏のフラッシュアップ/警察、検察の
     「なりふり構わぬねつ造どれだけあるんだ】《袴田事件では
     物的証拠を捏造し、福井の事件では証言を捏造する。検察、警察の
     許し難い不正が、また暴き出された。38年前、1986年に起きた
     「福井女子中学生殺害事件」で殺人罪に問われ、7年間服役した
     前川彰司さん(59)の再審請求に対して、名古屋高裁金沢支部は
     先週、再審を決定。きのう28日開始が確定した。私は20年前、
     出所直後に入院した前川さんに代わって、ひとり冤罪を訴え続ける
     お父さんや現地を取材。決定当日は福井テレビにリモート出演
     させていただいた》

   『●袴田冤罪事件、何の反省もない検察の《控訴断念》を受け、漸くの謝罪記事
      …マスコミの罪も非常に重い…検察が控訴したら、どうしたのだろうか?
   『●福井事件、発生から38年も経って漸く再審を決定…《検察が手持ち証拠の
      開示に応じることが、冤罪を晴らす上で、どれほど重要かを示す好例だ》
   『●《死刑制度「廃止含め議論を」》…《現在の制度には放置が許されない多くの
      問題があり、「現状のままに存続させてはならない」との認識を示した》
   『●大谷昭宏さん「無実で犯行をでっちあげられながら、それを立証できずに
     人生を奪われた人は無数にいるかもしれない」…飯塚事件の真相解明を望む
   『●初めての死刑執行後の再審請求「福岡事件」…《無実を訴えながら死刑を
     執行された西武雄さんが獄中で詠んだ》〈叫びたし寒満月の割れるほど〉
   『●《平野啓一郎氏…「人を殺してはいけない」のは絶対的な禁止なのに、死刑
     制度はひどいことをした人間は殺してもよいという例外規定を設けている…》
   『●神戸金史RKB報道局解説委員長《起きてはいけないことが起こらないように
     するために、「福岡事件」を語り継ぎ、再審請求運動を続ける人たちがいる…》
   『●「袴田さんを犯人視することない」と、静岡地検の検事正が直接謝罪しつつ、
      《検事総長談話について「袴田さんを犯人視しているわけではない」》?
   『●清水潔さん《死刑執行後に冤罪の可能性が指摘…「飯塚事件」…検察は証拠
     開示をしないと。…これも袴田事件のように間違った判決だったのでしょう》
   『●笹倉香奈教授「袴田さんの再審無罪…現に死刑判決を言い渡された無実の人が
      いる…著しい不正義が実在…死刑制度に対する根源的な問題が改めて提起」
   『●飯塚事件《久間三千年…元死刑囚は自身も含めた確定死刑囚の名前と判決確定日
      が記されたリストを透明の仕切り板越しに示した。執行済みの死刑囚は…》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/381508

信じて続けた実験は、再審開始につながった 清水区の袴田さん支援団体が解散へ 「5点の衣類」に突破口
2025年1月24日 11時42分

 1966年の清水市(現静岡市清水区)一家4人強盗殺人事件で、再審無罪となった袴田巌さん(88)の支援を約20年にわたり続けてきた「袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会」が解散する見通しとなった。死刑判決の根拠とされた「5点の衣類」の不自然さに着目。弁護団と連携し、捏造(ねつぞう)の疑いを示す「みそ漬け実験」に取り組み、再審開始につなげた。(山本真嗣


◆実態に迫るため、メンバーは血も提供

 25日に静岡市で開く無罪判決の報告集会で活動を総括。「再審無罪を達成した」として解散を諮る。

     (みそ漬け実験で茶色に染まった半袖シャツを手にする
      山崎俊樹さん=静岡市清水区で)

 2003年に設立。当時は第1次再審請求が静岡地裁に棄却され、袴田さん側が即時抗告。弁護団は検察側に証拠開示を拒まれ、行き詰まっていた。地元の「清水市横砂こがね味噌(みそ)事件袴田巌救援会」が解散し先の見えない中、「支援を続けなければ」と会の元メンバーらが集まった。

 熱心に取り組んだのが、5点の衣類に関するみそ漬け実験事件発生の1年2カ月後、衣類はみそタンクから見つかった。シャツの色が白すぎることに違和感を持ったメンバーらが同じ素材の衣類をみそ漬けにするなどし、同じ色合いの衣類が20分ほどで「作れる」ことを突き止めた。

 付着した血痕の色にも注目。より実態に迫ろうとメンバーは自ら血を提供し、シャツなどに付着させた。みそ漬けにされた血液は黒く変色し、赤みが残っていた衣類の矛盾を指摘。結果を弁護団と連携してまとめた報告書が、2次再審請求の新証拠となり、14年の静岡地裁の再審開始決定につながった。


◆弁護団と一体になって活動

 10年に5点の衣類を撮影した鮮明なカラー写真が開示された。再審請求審で、実験の証言をした事務局長の山崎俊樹さん(70)は「(カラー写真を見て)新証………
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