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●《国民はコロナ禍の不安を政権への不安と不満、そして「桜を見る会」関連で国会でうそをつき続けた安倍、菅への不快感をも持ち始めた》

2021年01月03日 00時00分20秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]


(2020年12月20日[日])
日刊スポーツの二つの記事【政界地獄耳/菅政権、支持率回復の切り札は残っているが】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012150000151.html)と、
【政界地獄耳/旅行業界以外の再生プラン皆無】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012160000069.html)。

 《★毎日新聞の世論調査では政権発足直後に64%あった支持率は先週40%になり、先月7日の前回調査の57%からも17ポイント下落した。また不支持率は49%(前回36%)と急上昇した。政権発足3カ月でこれほどまでの急落は珍しいのではないか》。
 《いずれにしても一部の人が恩恵を受けたり、その恩恵にあずかれない人たちがいる経済政策など政策とは言わない。旅行業界以外の業界再生プランは皆無だ》。

   『●「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか」…
     国民に「説明できないこと」をやる「国民のために働く」違法オジサン
   『●斎藤貴男さん《もう二度と、コロナ禍を奇貨とした利権漁りは
     やめろ。卑しい。で、次は一刻も早く東京五輪の中止を決めることだ》
   『●《今必要なのは…野党…少しでも与党に議席で肉薄し伯仲環境をつくる
       ことで、与党に緊張感を与えて…与党の暴走を食い止めることだ》
    「野党の皆さん、《コロナ禍でとるべき対策というなら 富裕層課税
     ◎中間層(所得税)減税
 低所得層給付》。どういう社会を作るのか? 
     どんなビジョンを描くのか? 《問題は税の使い道。なぜ、それが政策
     として打ち出されないのか、負担はするがサービスがいきわたり
     「不安ゼロ」の社会を作るのが目標であるべきではないか》?」

 利権漁りに明け暮れるカースーオジサン、#菅内閣不支持率49%
 どういう社会を目指すのか、そのビジョンもなく、利権漁りばかりに勤しむ《自助》大好きオジサン達。

   『●《半沢が箕部幹事長と対峙するシーンの長台詞は、まるで私利私欲に
     まみれた今の自民党政権に対する怒りの言葉のようだった》…現実は?
   『●《「これは『半沢直樹』そのまんま」「リアル『半沢直樹』だ!」
     「箕部幹事長はやっぱり二階だったのか」》…キングメーカー気取り

 西日本新聞のコラム【「たたき上げ」の政治家 水江浩文】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/673834/)によると、《下積みの時代から鍛えられ、苦労を重ねて一人前になること。また、その人。「-の職人」(「広辞苑」第五版)…菅義偉首相は、この言葉を好んで使う。自民党総裁選から首相選出にかけて、菅氏は自らの経歴を率直に語った。先の臨時国会で答弁を差し控えるを連発した同一人物とは思えないほどだ。「雪深い秋田で農家の長男に生まれ…」に始まり、高校を卒業して上京、段ボール工場で働き、国会議員の秘書へ。なぜ政治家を目指したか。「この世の中にはおかしいなと思うことがたくさんある」「そういう問題を解決できるのは政治だと思った」 飾り気のない言葉だが、それなりに説得力がある。ただし、そこから「自助・共助・公助」の政治理念を持ち出されると、「」となってしまう。なぜまず自分でやってみるの自助が最優先か。下積みで苦労した「たたき上げ」なら、もっと社会的な弱者に寄り添う姿勢を示してもいいのではないか。新型コロナウイルスの感染拡大で非正規労働者など弱い立場の人たちにしわ寄せが及ぶ渦中だけに、もどかしい思いが募る》。

 前倒しして10月から始めたツケはあまりに大きすぎた。
 GoTo推進に《勝負》をかけ、《勝負の三週間》でも感染拡大。中止の発表から、12月28日までのさらに2週間、《勝負》を続けた利権漁りカースーオジサン。《スピード感を持ってやっていきたい》!? …そして、東京では、年末も年末、大晦日に千人越え…1337人。新年も、783名。〝見事〟な結果だ、無為無策無能な為政者らによる。
 沖縄タイムスの【社説[GoTo全国で停止]繰り返される泥縄対応】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/678466)によると、《遅きに失した判断だ。政府の観光支援事業「Go To トラベル」が今月28日から来年1月11日まで全国で一時停止されることが決まった。新型コロナウイルス感染症対策本部で菅義偉首相が表明した》。
 日刊ゲンダイの記事【「GoTo」東京発着追加でコロナ爆発 感染者激増の25道府県】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282627)によると、《新型コロナウイルス第3波の感染拡大は急激な勢いで地方にも広がっている。いつ頃から急増が始まったのか――日刊ゲンダイは増加の推移を徹底検証。改めて「Go To トラベルの東京追加が大きなきっかけになったとしか思えない》。

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012150000151.html

コラム
政界地獄耳
2020年12月15日8時36分
菅政権、支持率回復の切り札は残っているが

★毎日新聞の世論調査では政権発足直後に64%あった支持率は先週40%になり、先月7日の前回調査の57%からも17ポイント下落した。また不支持率は49%(前回36%)と急上昇した。政権発足3カ月でこれほどまでの急落は珍しいのではないか。14日のNHKの世論調査でも支持する42・4%で前回より14ポイント下落。また不支持は36・0%でこちらは17ポイントアップした。これは菅政権への期待外れとの思いに加え、前首相・安倍晋三の一連の「桜を見る会前夜祭などの国会での虚偽答弁についても「桜を見る会」の説明に納得できない74%として表れている。

★つまり国民は首相・菅義偉の評価を庶民性が売り物の令和おじさんはパンケーキがお好きといった親しみやすさから一転して遠い存在に変えてしまったものの、首相は既に失った人気のもとであった庶民性をアピールして「こんにちはガースーです」につながったのだろう。「ガースー」という呼び名は「そんな言い方知らなかった」という人たちにまで浸透させてしまい、国民とのずれを拡大した。国民はコロナ禍の不安を政権への不安と不満、そして「桜を見る会」関連で国会でうそをつき続けた安倍、菅への不快感をも持ち始めたのではないか。

★ただ、この低空飛行に入った政権の支持率をV字回復させる切り札も残されている。Go To トラベルの全国一斉の停止には踏み切った。他には、思わせぶりに何とかなると進めている東京オリンピック・パラリンピックの中止宣言、そして医療従事者たちへの経済的緊急支援、権限と信頼のあるコロナ担当相の任命などが考えられる。今すぐやれば支持率は回復するはずだが。(K)※敬称略
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012150000151.html

コラム
政界地獄耳
2020年12月16日8時48分
旅行業界以外の再生プラン皆無

★Go To トラベルの全国中止はそれぞれの立場でさまざまな思いが交錯しただろう。医療関係者たちは一様に安堵(あんど)の表情を見せ、旅行関係者たちは悲鳴を上げたことだろう。いずれにしても一部の人が恩恵を受けたり、その恩恵にあずかれない人たちがいる経済政策など政策とは言わない。旅行業界以外の業界再生プランは皆無だ。11日のニコニコ動画で首相・菅義偉はGo To トラベルの見直しについて「そこは考えていません」とし「いつの間にかGo Toが悪いことになってきちゃったんですけど、移動では感染しないという提言もいただいていた」「分科会の委員のみなさまに(一時停止という)提言もいただいたので、そうしたものを受けながら、できることはスピード感を持ってやっていきたい」と語るとともに「アクセルとブレーキを踏みながらやっている」と説明していた。

★Go Toは制度設計から行き当たりばったりで泥縄式だ。経済再生相がコロナ対策相を兼務している。アクセルとブレーキを1人が持つのはおかしいと再三指摘してきたが、どうやら首相はそれが適材の人事だと考えているようだ。なぜ11日の番組を再検証するかといえば、これほど原稿なく話す首相を見たことがないからだ。菅の本音なのだろう。

いびつな利権誘導でしかなかったGo To トラベルの推進者は自民党幹事長・二階俊博。30年近く全国5500社の旅行会社を傘下に収める全国旅行業協会(ANTA)の会長を務めており、自民党の観光立国調査会の最高顧問でもある。菅政権の立役者の手前、「見直さない」といった3日後に一転「停止させる」とした政治的緊張が今後どう政局に表面化してくるか。また旅行業界以外の経済対策が見当たらず、コロナの医療的対策がないままGo To トラベルだけ来年復活すれば、Go To トラベルは失敗と総括されるだろう。二階派からは首相批判の声が出始めた。党内幹部の思惑だけで生まれた首相の初めての「ブレ」が今後の政局の中心となる。(K)※敬称略
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