[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/バカな大将、敵より怖い 非常時こそまっとうなリーダーを】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271711)。
《しかし、そもそも安倍晋三が総理大臣であることが緊急事態なのだ。日報隠蔽、データ捏造、公文書改ざん……。反社やカルトとつながり、事実を直視できないどころか捏造する異常な集団にコロナ対策をやらせようという発想自体がまずおかしい》。
まず、ブログ主は星野源さん、大好きです。日曜日の朝、アベ様との《コラボ》(これをそう呼べるのか??)…何事かと、ビックリしました。尊敬する方々のツイッターでの星野さんへの批難にも戸惑いました。さらに、リテラからも。
コレです ⇨ https://twitter.com/AbeShinzo/status/1249127951154712576
すぐ様、以下のように、つぶやきました…。
《国家のリーダーとして、権力を預かる者はその責任と、権力行使の影響を、十分に自覚しなければならない》。【シェアされる首相演説】《…上で相次いでシェア(共有)されていた。首相といっても安倍さんではない。ドイツのメルケル首相である》
『●政治判断の《根拠》は? 《国家のリーダーとして、権力を預かる者は
その責任と、権力行使の影響を、十分に自覚しなければならない》』
日刊スポーツの記事【安倍首相動画“身内”も批判…他国なら「革命起こる」】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202004120000447.html)によると、《安倍晋三首相が12日、ツイッターを更新し、星野源(39)が歌う「うちで踊ろう」とともに、自宅ソファで愛犬のミニチュアダックスフントのロイを抱く姿や、カップ片手にくつろぐ様子を公開した。「ステイホーム」を訴えるのが狙いとみられるが、世の中の混乱をよそに優雅にくつろぐ姿にネットは騒然。同日夜までに30万を超える「いいね」が押される一方、「この国の首相は貴族か」と批判も殺到した》《▽荻原博子さん(経済ジャーナリスト) 466億円もかけて布マスク2枚で世間をずっこけさせたばかりなのに、この動画。あなたはルイ16世かと言いたくなる。安倍さんも安倍さんの周りにいる官邸官僚もずれまくっている。本当にギリギリまで追い詰められ、首をくくらなければいけない人が出ているのに、こんなずれた人たちが対策を立てている。安倍さんに緊急事態宣言を出さないとダメですよ。》《▽デーブ・スペクター氏(放送プロデューサー) 安倍首相が歌わないところは良かったね。音程のリスクが高いからね。控えめに炎上しているけど、むしろ家にいないといけない時なので、そのメッセージとは一致します。犬との動画は欧米でもよくあるし、そんなに嫌みに取る必要はないと思うんですよね。でも、昭恵夫人はなんでいないかっていうね。多分ね、桜を見に行っているんだと思う。少し残ってますから。冗談は抜きにして、コロナウイルスは相手を選ばないので、誰でも同じく外出しない、家にいて欲しいということ。安倍首相はむしろ会見はやめて、SNSやった方が良いかもね》。
同紙の別の記事【松尾貴史「とばっちり」首相動画登場の星野源に同情】(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202004130000064.html)によると、《松尾貴史(59)が、安倍晋三首相の動画で“コラボ”したシンガー・ソングライターで俳優の星野源を同情した。…松尾も「『過酷を極める現場』を助長させたかもしれない責任はどこ吹く風の様子で自分のイメージアップに腐心する醜悪。『友達と会えない。飲み会もできない』この右の人の想像するシリアスなストレスというのは、その程度のことなのだろうか。死活問題で涙を流している人たちにはまったく思いを寄せない」と批判。その後、星野がインスタグラムで「ひとつだけ。安倍晋三さんが上げられた“うちで踊ろう”の動画ですが、これまで様々な動画をアップして下さっている沢山の皆さんと同じ様に、僕自身にも所属事務所にも事前連絡や確認は、事後も含めて一切ありません」と報告したことを受け、「これはつまり、とばっちりだったわけですか。我が国の……(溜)」とした》。
『●《国民が信用しない政府》《調査しない政府》など《……ない政府》
(鈴木耕さん)…そんな独裁者が〝戒厳令〟という凶器を振り回す…』
『●《耳目を引く策を打ち出し、手なずけたマスメディアやSNSを駆使して
「世論」を作り出せば、愚策も「英断」となり、支持率は上がる》…』
『●2020年4月6日朝のニュース【首相、初の緊急事態宣言発令へ】
…ついに、無能無為無策、不作為なアベ様が凶器を振り回す時が来た…』
『●経済対策による感染症拡大対策…小池晃さん「補償なき緊急事態宣言では、
いくら休みたくても、働きに出るしかない市民がたくさんいる」』
『●《悪魔》はアベノマスク2枚だけを残して…アベ様「最悪の事態に
なった場合、私は責任をとればいいというものではありません」』
『●《なぞかけ名人…お題を出すとこんな内容が返ってきた。「布マスク」
とかけまして「森友学園や桜を見る会」と解きます。その心は「…」》』
『●《行動は自粛しても批判は自粛しちゃだめだ。緊急事態宣言の発令を
歓迎している場合じゃない。ひるまず「マジか!」を続けよう》』
《悪魔》はアベノマスク2枚だけを残して…アベ様「最悪の事態になった場合、私は責任をとればいいというものではありません」。自粛して頂くために、感染症拡大対策としての経済対策が必要であり、同時に、命をつなぐための給付・補償だ。「命と生活を守れ」!
週刊朝日の記事【「アベノマスク」に国民ズッコケ 12年前に指摘されていた効果の限界】(https://dot.asahi.com/wa/2020041000017.html)によると、《「私も着けていますが、布マスクは洗って再利用可能で、急拡大するマスク需要への対応に極めて有効」…安倍晋三首相は4月1日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、こう発言した》。
当初200億円と言われていて驚いたが、実際は、郵送料やパッケージ代などで《466億円》だそうですよ。呆れます。ツイッター上で、使い捨て不織布マスク製造のための《アイリスオオヤマの投資額は10億円》というのを見ました。
『●《カタストロフィーが来ないよう「おかしいことはおかしい」》と
《国民とメディアに制限をかけるというフリーハンドの権限を得た》アベ様に』
《間違っても、ウイルスと一緒に国民をかえって苦しめる「宣言」にしてはならぬ》…などとアベ様が考えるはずもなし…。《警察の職質などによる実質的な強制には注意が必要…小口幸人氏(弁護士)》《…その条文に基づき、実質的な強制や取り締まりが行われる可能性が十分にあると小口氏は警鐘を鳴らす》。
琉球新報の【<社説>緊急事態改憲論議 危機に便乗看過できない】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1105393.html)によると、《自民党は、独自の改憲案4項目で「緊急事態条項」の新設を掲げている。この中で、大規模災害で選挙の実施が困難な場合に衆参両院議員の任期を延長できるという内容も盛り込んでいる。今回の新型コロナの感染拡大を受けた論点と重なる。緊急事態条項は大規模災害時に政府の権限を強めるもので、憲法学者からも「人権規定を停止させることもできるほどの劇薬」と批判が強かった。改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づく緊急事態宣言が発令されたどさくさに紛れ、改憲への呼び水にしてしまおうという思惑が見え隠れする。自民党はコロナ対応のための議論だとして憲法審の開催を迫っている。しかし、本当に緊急性があるかといえばその必要性は低い》。
さらに、リテラの記事【警察が夜の繁華街で外出者を事実上の取り締り! コロナを権力拡大に利用しようという警察上層部、対照的に現場は疲弊と混乱が】(https://lite-ra.com/2020/04/post-5367.html)でも、《緊急事態宣言を発出したにもかかわらず、休業補償を払いたくないために休業要請を2週間見送った安倍政権。独自の休業要請をする東京都も、小池百合子・東京都知事が国の方針に押され、なんとも中途半端なものになっている。しかし、そんなグダグダな緊急事態宣言の中で、やたら張り切って前面に出てきている権力機関がある。ほかでもない警察だ》。
佐高信さんも「アベさんが首相になったことが、緊急事態」(サンデーモーニング 2020年4月12日)と。本当にそうだ! 《国家のリーダーとして、権力を預かる者はその責任と、権力行使の影響を、十分に自覚しなければならない》はずですがねぇ…。
適菜収さんの本コラムの結び。《思考停止が行き着いた先が、安倍政権という地獄だった。不道徳な連中を7年以上も放置していた時点で、日本は危機管理ができていなかった。そういう国がどうなるか。今、われわれの目の前でそれが発生している》。
ご記憶を失っておられるようですが、アベ様口癖の「悪夢のような旧民主党政権」…あらゆる意味で、悪夢のような最悪な政権はもはや明白です。与党自公や癒着党お維を支持する「1/4」の皆さん、選挙に行かず与党・癒着を間接的に支持する「2/4」の皆さん、今度は責任をとってくださいね。
不思議なのですが、最近、内閣支持率の結果が出てこないのですが…何故? …と思っていたら、ニュースによると、未だ4割ほどだそうですよ。《今、われわれの目の前でそれが発生している》…ことが未だに見えていないらしい。
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【https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/789ec8a05b5c4979173fa6e3f10d99ce】
適菜収 作家
1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体 」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。
それでもバカとは戦え
バカな大将、敵より怖い 非常時こそまっとうなリーダーを
2020/04/11 06:00
(安倍政権という地獄(C)日刊ゲンダイ)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が緊急事態宣言を行った(4月7日)。しかし、そもそも安倍晋三が総理大臣であることが緊急事態なのだ。日報隠蔽、データ捏造、公文書改ざん……。反社やカルトとつながり、事実を直視できないどころか捏造する異常な集団にコロナ対策をやらせようという発想自体がまずおかしい。
「国の危機なのだから政権批判をしている場合ではない」と言い出すやつもいるが、「バカな大将、敵より怖い」という言葉もある。非常時だからこそ、まっとうなリーダーにかじ取りをやらせなければならない。
国内で新型コロナウイルスの感染1例目が判明してから約3カ月。安倍が打ち出したのは「全世帯に布マスク2枚配布」だった。各家庭に布マスクを送るために、どれだけの人の手間がかかるのか。駆り出される配達員のことも考えていない。
そもそも布マスクに感染防止効果はほとんどなく、洗って繰り返し使うことでかえって不衛生になる可能性がある。外出自粛を要請しておいて、外出を前提とするマスクを配るのも意味不明。
「何で断るの。私は2枚でも助かる」「いらないなら近所の人に渡すやさしさがほしい」みたいなトンチンカンな意見もあるが、素人の思いつきに200億円以上もかけるなら、医療体制の充実や使い捨てマスクの量産支援、ワクチン開発に回すべきである。
コロナウイルスに感染しない方法は簡単だ。人に会わなければいい。ただそれだけ。しかし、外に出て仕事をしないと生活できない人たちがいる。だから自宅待機している間、国がカネを出せという単純な話。
ところが政府は、大多数の人が給付の対象から外れる意味不明の制限をつけてきた。海外には60兆円をばらまいておいて、死ぬか生きるかの瀬戸際の国民には出し渋る。受給申請は市区町村への自己申告制というのも、窓口で感染を拡大させるようなものだ。アホにも限度がある。それなら布マスク2枚を受給申請制にして、現金を全世帯に配れっての。
結局、戦後の平和ボケと思考停止が行き着いた先が、安倍政権という地獄だった。不道徳な連中を7年以上も放置していた時点で、日本は危機管理ができていなかった。そういう国がどうなるか。今、われわれの目の前でそれが発生している。
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