[↑ ※「サルまで怒る 自民の腐敗」(週刊金曜日 1454号、2023年12月22日・2024年01月05月合併号)]
(2024年08月17日[日])
《首相になりたいだけの人だった》理念なきキシダメ首相、そんなキシダメ政治に「民」は無し。空っぽだった3年間。空疎、空虚な3年間。後退に後退を続け、凋落に凋落を重ねた無意味な3年間。破壊に次ぐ破壊。やったことと言えば、国葬強行と軍拡、原発回帰。災害復旧では、何もせず…。
3年ほど前のコラム(2021年11月2日)【私説・論説室から/岸田政治に「民」はあるのか 論説主幹・豊田洋一】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/140355?rct=opinion)。《岸田文雄首相は、自ら語る「未来」という言葉に、どんな姿を思い浮かべているのだろうか。衆院選の結果は、与党の過半数維持であり、自公連立政権の継続だ。首相は「岸田政権の下で、この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」と語るが、あえてこう問うてみたい。その政治、政(まつりごと)に「民」はあるのか、と。》
『●デタラメな選挙制度で《民意が示された》? ――――「岸田政権の下で、
この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」?』
「豊田洋一論説主幹による、東京新聞のコラム【私説・論説室から/
岸田政治に「民」はあるのか 論説主幹・豊田洋一】」
《衆院選の結果は、与党の過半数維持であり、自公連立政権の継続だ。
首相は「岸田政権の下で、この国の未来をつくり上げてほしい
との民意が示された」と語るが、あえてこう問うてみたい。
その政治、政(まつりごと)に「民」はあるのか、と。
選挙を通じて膨らんだのは、当初語っていた「民主主義の危機」
を、首相がどこまで認識しているのかという疑念である。
危機にあるというのなら、折り重なった前政権までのさまざまな
問題を看過せず、再調査や国民への説明を尽くさねばなるまい。
大きく傷ついた政治に対する国民の信頼を取り戻すには「民」の声
にこそ耳を澄まし、「聞く力」を発揮することが必要だ。
たとえそれが耳の痛い話でも、である》」
青木理さん「先の大戦を振り返るというイベントすら、完全に自民党の『次は誰なのか?』という、ある種、党内争いみたいなもの一色に塗り潰された」。敗戦の日、侵略戦争の反省も無く、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党総裁の跡目争いばかりを報ずるマスコミ…。それは報道なのか、広報なのか? (ぎろんの森)《戦争を二度と繰り返さない決意や、憲法を大切にする気持ち》などみじんも無いようだ。カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党内の政争をあえて喧伝することで、数多の問題から目を逸らすことに貢献…。ただし、東京新聞は《どちらを15日の社説で扱うべきか。本紙は迷うことなく終戦の日を選びました》。
そして、問題はマスコミだけではない。その根本的な主因は、敗戦の日を《政治の喧騒に巻き込んだことは、岸田氏にとって終戦の日はそれほど重要でなかったことを意味するのかもしれません》(ぎろんの森)ということ。そして、敗戦の日に木原稔防衛相は靖国神社に(防衛大臣として初めて)参拝したそうだ。同日、キシダメ首相は玉串料。
東京新聞のコラム【<ぎろんの森>戦没者追悼よりも自民党】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/348024?rct=discussion)。《首相退陣の可能性は指摘されていましたが、突然の不出馬表明に驚かれた読者もいらしたのではないでしょうか。ただ、私たちが感じたのは怒りにも似た気持ちでした。東京新聞は戦争や憲法にかかわる日付は大事にしたいと考え、通常の2倍に当たる文章の長文社説で、戦争を二度と繰り返さない決意や、憲法を大切にする気持ちを繰り返し表明してきました。毎年8月15日には「終戦の日に考える」と題する長文社説を掲載してきました。そこに飛び込んできたのが「岸田首相総裁選不出馬」のニュース。どちらを15日の社説で扱うべきか。本紙は迷うことなく終戦の日を選びました》。さらに、《歴代首相は例年、15日の全国戦没者追悼式に出席してきました。すべての戦没者を悼み、平和を誓う日は静かに迎えたいものですが、岸田氏が不出馬表明にわざわざ14日を選び、終戦の日を政治の喧騒(けんそう)に巻き込んだことは、岸田氏にとって終戦の日はそれほど重要でなかったことを意味するのかもしれません。(と)》。
『●キシダメ首相の総裁選不出馬が《責任》? カルト協会とヅボヅボな議員や
「利権」「裏金」「脱税」議員ら全員の議員辞職こそが《責任》をとること』
『●《首相になりたいだけの人だった》理念なきキシダメ首相…自民党とカネ、
カルト協会とヅボヅボ、経済無策、軍拡、原発回帰、広島出身でも核拡大抑止…』
『●青木理さん「先の大戦を振り返るというイベントすら、完全に自民党の『次は
誰なのか?』という、ある種、党内争いみたいなもの一色に塗り潰された」』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/348024?rct=discussion】
<ぎろんの森>戦没者追悼よりも自民党
2024年8月17日 07時10分
岸田文雄首相(自民党総裁)が14日午前、記者会見を急きょ行い、9月の自民党総裁選に立候補しない考えを表明しました=写真。内閣支持率が低迷し、党内で加速しつつあった首相交代論に抗しきれなかったのでしょう。
国民の信頼を失った首相が身を引くのは当然です。不出馬表明に関し、東京新聞は16日社説「岸田首相の3年間 民主主義再生できぬまま」で「派閥裏金事件で指導力を発揮せず、民主主義を再生できぬまま3年での幕引きとなった」と指摘しました。
首相退陣の可能性は指摘されていましたが、突然の不出馬表明に驚かれた読者もいらしたのではないでしょうか。ただ、私たちが感じたのは怒りにも似た気持ちでした。
東京新聞は戦争や憲法にかかわる日付は大事にしたいと考え、通常の2倍に当たる文章の長文社説で、戦争を二度と繰り返さない決意や、憲法を大切にする気持ちを繰り返し表明してきました。
毎年8月15日には「終戦の日に考える」と題する長文社説を掲載してきました。そこに飛び込んできたのが「岸田首相総裁選不出馬」のニュース。どちらを15日の社説で扱うべきか。本紙は迷うことなく終戦の日を選びました。
本紙以外の在京紙はすべて15日社説では岸田氏の不出馬表明を扱っていました。その中で本紙が例年どおり、終戦の日の社説を載せたのは、私たちの揺るぎない姿勢の表れと、読者の皆さんに受け取っていただければ幸いです。
そもそも岸田氏はなぜ終戦の日前日の14日に不出馬を表明したのか不可解です。後継総裁選びを含めてニュースの話題を独占し、終戦の日がかすむことは自明の理ですが、自民党総裁選の日程を優先したとしか思えません。
歴代首相は例年、15日の全国戦没者追悼式に出席してきました。すべての戦没者を悼み、平和を誓う日は静かに迎えたいものですが、岸田氏が不出馬表明にわざわざ14日を選び、終戦の日を政治の喧騒(けんそう)に巻き込んだことは、岸田氏にとって終戦の日はそれほど重要でなかったことを意味するのかもしれません。 (と)
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