【松下竜一著、『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』】
センセが、初対面で無実と確信した一因は、仁保冤罪事件の岡部保さんの救援運動に係わった体験による。
出版までの道のりも驚きの連続。「作家は世に多いが、こういう仕事ができる人は、少ない」 (p.277) 、センセのような。第1章を脱稿した後の、編集者からの驚くべき返事 (p.329)。「四百枚を超える長編ノンフィクションを純文学雑誌が一挙に掲載するなど前代未聞の蛮勇」(p.279) を行い得る剛腕編集者との出会い。センセと剛腕編集者。センセのこの著作集の企画者でもある。
初対面の際には、センセのことなどおそらく知らなかった彼女から、「「記憶の闇」が一挙掲載された・・・その夜・・・「泣いて読んでいます」という涙声の電話が」(p.331)。
「彼女がこの国には冤罪事件があとを絶たないのか・・・無責任体質に行き当たった・・・。・・・「無答責」・・・。・・・無責任体質の最たるものとして、侵略戦争の責任を負わなかった・・・見据えるのだ」(p.334)。
センセが、初対面で無実と確信した一因は、仁保冤罪事件の岡部保さんの救援運動に係わった体験による。
出版までの道のりも驚きの連続。「作家は世に多いが、こういう仕事ができる人は、少ない」 (p.277) 、センセのような。第1章を脱稿した後の、編集者からの驚くべき返事 (p.329)。「四百枚を超える長編ノンフィクションを純文学雑誌が一挙に掲載するなど前代未聞の蛮勇」(p.279) を行い得る剛腕編集者との出会い。センセと剛腕編集者。センセのこの著作集の企画者でもある。
初対面の際には、センセのことなどおそらく知らなかった彼女から、「「記憶の闇」が一挙掲載された・・・その夜・・・「泣いて読んでいます」という涙声の電話が」(p.331)。
「彼女がこの国には冤罪事件があとを絶たないのか・・・無責任体質に行き当たった・・・。・・・「無答責」・・・。・・・無責任体質の最たるものとして、侵略戦争の責任を負わなかった・・・見据えるのだ」(p.334)。
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