東京新聞の記事【柏崎刈羽 一部廃炉検討 東電、6・7号機再稼働条件に】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201908/CK2019082702000130.html)。
《東京電力の小早川智明社長は二十六日、新潟県柏崎市の桜井雅浩市長と面会し、柏崎刈羽原発について「6、7号機の再稼働後五年以内に、1~5号機のうち一基以上の廃炉も想定したステップを踏む」と伝えた》。
《一部廃炉》以外は再稼働する気なの? ご冗談を! しかも、廃炉は《検討》段階で、かつ、《条件》付き。無条件、即時、全て廃炉作業に入るべきです。東京電力に、再稼働の資格などあるわけがない。《規制》しない原子力「推進」委員会・核発電「寄生」委員会の面々は、ニッポンを、地球を破壊するつもりか? 8年以上の無為な時が過ぎ、いまだに核発電に依存…アベ様政権も含め関係者全員、あまりに無能すぎる。自公やお維、その他核発電〝麻薬中毒〟議員を支持している「1/4」の皆さん、あるいは、眠り猫な「2/4」の皆さん、こんなデタラメが許されていいのか?
《柏崎刈羽原発はもともと耐震性に大きな問題があり、2007年7月16日の新潟県中越沖地震では、火災や放射能漏れを伴う重大な事故を引き起こしている。…6号機でも使用済み核燃料貯蔵プールの放射能を含んだ汚染水が海にまで流失した。さらに7号機では主排気筒から放射性物質が大気中に放出され、低レベル廃棄物入りのドラム缶約400本が倒れて放射性物質が床から検出されている。…当時の東京電力の発表だけでも実に50件ほどの様々なトラブルが生じていた》…これでも、《東電、6・7号機再稼働》って、正気なのだろうか?
『●様々な意味で人災である』
「ブラックアウトと云う人災である。しかもそれを想定しもしなかった、
何も対処しようとしなかった二重三重の人災。でも、津波による浸水が
無くても、地震によって破断などの致命的な事故が発生していなかった
のだろうか。さらに、適切に避難させなかった地域に加えて、
避難させてはならないところに避難させて被爆させてしまっている。
原発など造ってはならない国に造ってしまった当然の帰結か。
原発をまだ動かし続けようとしているわが国は、輸出までも行おうと
している。地震など災害の多い我国でなくとも、こんな
制御困難で未完成な技術を行える場所がこの地球上にあるとは思えない」
『●東京電力原発人災:
津波による天災ではなく、地震で破断していた?』
《元東京電力社員で福島 第一原発で炉心設計(燃料棒を効率的に
燃やすために、燃料棒の配置を設計する原子炉の中心を担う仕事)
に携わっていた木村俊雄さん「結論としては、地震で圧力容器に
繋がる配管(小口径配管)から冷却水が漏れた。そのことが事故の
進展を加速させるキカッケとなる。しかも運転員は気づかない。
やがて津波がくる。3月11日17時19分(東電報告書P.125より)、
原子炉建屋に入ろうとするがその時にはもうすでに放射能が充満して
入れない。津波無くとも、重大事故に進展していた。
これでも再稼動新基準は妥当なのか? 気づかないなら、
もう手のほどこしようはないです…」》
《07年の新潟県中越沖地震では想定を大きく超える揺れを記録した》。いま、つぶやき空間では、木村俊雄氏の指摘が話題に。これは、2013年9月段階で、すでに指摘されていた。やはり「人災」だった…《木村俊雄さんが、フクイチ地震時のデータの解析を終えて、結論としては、地震で圧力容器に繋がる配管(小口径配管)から冷却水が漏れた…》。
『●東電原発人災の3.11を再び目前に:
「原発事故調書 原因不明、責任不在」でも再稼働できる神経を疑う』
『●柏崎刈羽原発再稼働を画策するような東電は
十分に責任を果たしたのか?』
『●「東京電力が、飛散した放射性物質について…
「無主物」だと主張」…「その無責任さに衝撃」』
『●東電柏崎刈羽原発再稼働!?:
《第一原発事故を検証しない限り…》とする泉田裕彦新潟県知事の正論』
『●残念な「泉田裕彦新潟県知事「出馬撤回」事件」:
「原子力ムラはニンマリ」「東電の高笑い」で良いの?』
『●NHK解説委員長、原発は人間の手に負えないモンスター
…「アベ様のNHK」発の核発電政策への波紋』
『●新潟県知事選: 自公推薦候補者に騙されてはいけない
…確実にあの東京電力のアレを再稼働させる』
『●米山隆一知事…「ニンマリできなかった原子力ムラ」
「高笑いできなかった東電」の相当なイヤガラセが予想』
『●環境倫理を『虚構新聞』から学ぶ…「原発導入を許してしまった
世代の一人として、恥ずかしく申し訳ない」』
『●「日本壊滅を救った新潟県民」…「インチキと不備だらけ」…
「このまま再稼働されたら、福島原発の二の舞」』
《柏崎刈羽原発はもともと耐震性に大きな問題があり、2007年
7月16日の新潟県中越沖地震では、火災や放射能漏れを伴う
重大な事故を引き起こしている。3号機近くの変電器付近で火災が
発生、消火用水の給水管は破損して水漏れを起こし、6号機でも
使用済み核燃料貯蔵プールの放射能を含んだ汚染水が海にまで
流失した。さらに7号機では主排気筒から放射性物質が大気中に
放出され、低レベル廃棄物入りのドラム缶約400本が倒れて
放射性物質が床から検出されている。ダクトのずれ、
最大1メートル以上の地盤沈下など、当時の東京電力の
発表だけでも実に50件ほどの様々なトラブルが生じていた》
『●アレが「もし再稼働しても、電力は
首都圏向けに提供される」のみ…新潟県知事選=県民投票で否決』
『●核発電人災のアノ東電の柏崎刈羽核発電所に、
「寄生」委がお墨付き!? 凄いよなぁ、ニッポン…愚かだ』
『●「原子力ムラの言いなり」原子力「寄生」委員会の
救い様の無さと、アベ様の「危険な丸投げ・無責任体制」』
《原子力規制委員会は二十七日午前の定例会合で、東京電力
柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が原発の新規制基準に
「適合」しているとした審査書案を正式決定した》
《柏崎刈羽原発は、福島第一と同じで東電が所有する沸騰水型だ。
福島原発事故は、津波が原因とされるが、地震や津波の襲来から
メルトダウン(炉心溶融)、水素爆発へと至る経緯は、
現場で十分な調査ができず、不明な点が多い。
原因究明が終わっていないのに住民の安全が保証できるのか。
東電に任せられるのか。規制委は、もっと慎重でもよかった》
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201908/CK2019082702000130.html】
柏崎刈羽 一部廃炉検討 東電、6・7号機再稼働条件に
2019年8月27日
東京電力の小早川智明社長は二十六日、新潟県柏崎市の桜井雅浩市長と面会し、柏崎刈羽原発について「6、7号機の再稼働後五年以内に、1~5号機のうち一基以上の廃炉も想定したステップを踏む」と伝えた。東電が同原発の廃炉の可能性に言及したのは初めて。桜井氏が再稼働の条件として、1~5号機の廃炉計画の提出を求めていた。
桜井氏は面会後、記者団に「廃炉のステップを踏む時期が少し遅くなり、満点の回答ではない。落第点ではないが、平均点までいっていない」と長期化に不満を示した。
小早川氏は廃炉の確約はせず、基数や号機の具体的な特定も避けた。6、7号機は安全対策工事中だが、7号機の終了予定は二〇二〇年十二月、6号機は未定で、再稼働時期の見通しは立っていない。
東電の回答では、1~5号機は現時点で必要な電源だと強調。その上で、計画中の青森県の東通原発や千葉県銚子沖の洋上風力発電など、温室効果ガスをほとんど出さない非化石電源を十分に確保できる見通しが付くことに加え、柏崎刈羽原発6、7号機が再稼働することを、廃炉検討の条件に挙げた。
桜井氏は今後一カ月程度かけて東電の回答を検討し、6、7号機の工事への地元企業の参入状況の開示など、再稼働に新たな条件を付ける考えを明らかにした。
桜井氏は一七年六月、廃炉計画を二年以内に提出するよう東電に求めると表明。「基数、号機、期限の三つとも入らないのは計画とは呼ばない」とし、数字を明記するよう求めていた。
6、7号機は一七年十二月、再稼働に必要な原子力規制委員会の審査に合格している。
<柏崎刈羽原発> 東京電力が所有し、新潟県柏崎市と刈羽村にまたがって立地する。福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉が計7基あり、総出力821万2000キロワットは世界最大規模。6、7号機についての原子力規制委員会の審査では、設備の安全性に加え、事故を起こした東電に原発事業者としての適格性を認めるかどうかが議論となった。2017年12月に審査に合格し、再稼働に必要な地元同意を得られるかどうかが焦点。07年の新潟県中越沖地震では想定を大きく超える揺れを記録した。以後約12年間、2~4号機は稼働していない。
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