孫引きですいません。CMLに出ていた記事【[CML 033720] 慰安所を設置した「産経」のドン】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/033779.html)。
同所のもう一つの記事【[CML 033767] 「産経のドン」が証言する集団レイプ】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/033828.html)も、是非、御覧ください。一部のみココにコピペ:
「・・・・・・太平洋戦争時、日本陸軍経理課の軍人として慰安所設置の
任務に就いた「産経のドン」故・鹿内信隆。産経新聞からリベラル色を
一掃し、極右タカ派の論調でこの新聞を塗り固め、自民党政権と
深く結びつくことでマスコミ業界の大物として君臨した鹿内が、
さらに驚くべきことを「自慢話」として得意げに語っていたことが
判りました。太平洋戦争の初期、日本は当時アメリカの植民地だった
フィリピンを占領しました。その直後マニラ大学に在学していた
フィリピン人女学生を、日本軍の高級将校たちが「山分け」して
レイプした、と鹿内はさも痛快そうに語っていたのです・・・・・・
以下の対話は、鹿内信隆氏が桜田武氏との共に書いた
『いま明かす戦後秘史(上)』(サンケイ出版、1983年、29-30頁)
からの引用である・・・・・・「産経」は従軍慰安婦の証言は間違いや
嘘が多いので信用できない、と・・・・・・これは、自社を日本有数の
全国紙に育て上げた「中興の祖」が言ったことですので
信用できるでしょう」
全文をコピペしませんが、nikkan-gendaiの記事【安倍首相の遺恨…「吉田調書」スクープ合戦の裏に“朝日潰し”】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153202)に・・・・・・、
「朝日の自滅に安倍政権はほくそ笑んでいるだろう。首相の安倍自身、
05年に朝日に「NHKの慰安婦番組に圧力をかけた」と書かれて以降、
長年の遺恨を抱えてきた・・・・・・安倍首相が日頃から朝日に
私怨ムキ出しだからこそ。ライバル紙も叩く相手を間違えている」
とある。アベ様の思うツボな『産経』や『新潮』、『文春』などの異常さ。『朝日新聞』が良いとは言わない。た~くさんの欠点があることは承知。消費税の記事など酷い。でも、相対的に『産経』や『新潮』、『文春』、そして、『読売』などと比較して、『東京新聞』や『日刊ゲンダイ』よりは劣るものの、ブログ主は『朝日』の方が「大変に大変に大変にマシな報道機関」だと思います。いまや、『産経』や『新潮』、『文春』は「戦時性奴隷」の存在そのものを全否定している、あるいは、全否定しようとしているのですから、報道機関を名乗ることさえ恥ずかしい。そして、「NHKの慰安婦番組に圧力をかけた」事件の意趣返しに負けず、『朝日新聞』には、くれぐれも「アベ様の犬HK」化しないことを望む。
『●「ヘイトの深層」 『週刊金曜日』
(2014年8月29日号、1005号)についてのつぶやき』
「■⑯『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) /
北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.97/『朝日』「慰安婦」記事の
「責任」を問う人たち――本当に記事を読んで、理解しているのか?】、
写真キャプション「古屋圭司国家公安委員長
・・・・・・下村博文文部科学相・・・・・・櫻井よしこ」
「特意気な調子で「『朝日新聞』が白旗を上げた」(by橋下徹)などと、
はしゃぐような論調・・」
「・・・・・・石破茂などは〝『朝日新聞』を証人喚問しろ〟と言っている
・・・・・・今回の『朝日新聞』の検証で重要なのは・・・・・・」
「「慰安婦問題」が国のメンツの話などではなく、女性の問題であると、
明言していることだ。橋下徹や石破茂は、本当に、記事を読んだの
だろうか? 読んだとして、理解しているのだろうか?」
■⑳『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) /
山口正紀さん【「慰安婦」もなかったことに? 『朝日』検証報道
バッシング】、「これで「日本の名誉」が取り戻せた? 軍慰安所に
軟禁され、毎日日本兵に強姦されて心身に深い傷を負った女性たち。
その痛切な訴えを無視する保守政治家と・・・・・・」
「・・・・・・右派メディア。彼らは『朝日』叩きにかこつけ、
「慰安婦の存在」そのものまで〈なかったこと〉にしようとしている」。
アベ様どころか、下村文科相までが歴史修正主義者の情けなさ
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/672a336de9a85ffa6921deecc7bc5f5c)
■(22)『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) /
高嶋伸欣氏【『朝日』叩きに踊る『産経』文化人 その浅はかさを突く】、
「まるで鬼の首でも取ったかのように舞い上がっているのが『産経新聞』や
『週刊新潮』・・・・・・櫻井よしこ氏や秦郁彦氏たちなどだ。彼らの
共通点は自分には何も非はないとしていることにある」
「『産経』にはモラルが決定的に欠落した人物のコメントが掲載
されている。藤岡信勝氏のものだ・・・・・・同紙でなければ載せない暴論だ。
・・・・・・櫻井よしこ氏は・・・・・・だが同氏は・・・・・・」
「(櫻井よしこ氏は)・・・・・・96年10月3日の横浜市教委による
講演会での虚偽説明問題で、頬被りをなお続けている」。
所詮自民党派マスゴミ人
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7ae94f2835be70d2b3773b23f146fbf6)」
『●「パレスチナ」 『週刊金曜日』
(2014年9月5日号、1006号)についてのつぶやき』
「■③『週刊金曜日』(2014年9月5日号、1006号) / 編集部
【「慰安婦」問題の次は「南京事件」の否定か 藤岡信勝氏に本誌
「公開質問」】(リンクはココ)、「『朝日』叩きに邁進する雑誌も急増中で、
次の矛先は・・「南京事件」の否定に」」
さて、本題。その産経の浅ましさが暴露されました・・・・・・「極右新聞の産経が、執拗に従軍慰安婦を叩く報道をする理由がわかりました。自社の経営者が慰安所を設置して、日本軍将兵に利用させていたことを追求されるのを恐れているから・・・・・・「戦後を糾する」が産経のキャッチコピーですが、その言葉はそっくり産経に返すべきです」・・・・・・。「慰安所を設置した「産経」のドン」!、「産経新聞の総帥が語っていた軍の慰安所作り」!!
加えて、ツイッターでも拡散されていましたし、記事の中にもあるように、青年将校・ナチ曽根氏も「戦時性奴隷」に関わっていたわけです。
『朝日』を叩きまくり、謝罪を求めまくり、反省を求めまくった、あさましき『産経』。さて、『産経』は、『産経』のドン=産経新聞の総帥氏の縁者や存命のナチ曽根氏に取材した上で、世間や「戦時性奴隷」被害者にどのような申し開きをするのでしょうか?
『●「証拠が出てくれば反省しなければならない」のだから
反省してください』
『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、
そして自民党も同じ穴のムジナ』
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/033779.html】
[CML 033722] 慰安所を設置した「産経」のドン
donko ・・・・・・
2014年 9月 9日 (火) 00:00:51 JST
・・・・・・です。
極右新聞の産経が、執拗に従軍慰安婦を叩く報道をする理由がわかりました。
自社の経営者が慰安所を設置して、日本軍将兵に利用させていたことを追求されるのを恐れているからです。
産経新聞のドンと言われた同社のトップだった故・鹿内信隆が、太平洋戦争中に軍人として慰安所を設置する任務に就いていたことが明らかになりました。
戦後、ある対談で、自ら得意げにそのことを語っている本が見つかりました。
(ここから)
【堺からのアピール】教育基本条例を撤回せよ
「女の耐久度」チェックも! 産経新聞の総帥が語っていた軍の慰安所作り
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/40078344.html
朝日新聞の慰安婦報道の失態で勢いづいている右派・保守陣営だが、中でも、一番大はしゃぎしているのが産経新聞だろう。産経は慰安婦が政治問題化した1990年初頭から、慰安婦の強制連行はなかったと否定し、河野談話や村山談話を批判、慰安婦を記述した教科書を糾弾するキャンペーンを展開してきた。
さらに同紙の社説にあたる「主張」や月刊オピニオン誌「正論」では、強制連行の否定だけでなく、慰安婦は「民間業者が行っていた商行為」で、「自ら志願した娼婦」。日本軍は従軍慰安婦に「性病予防対策などで関与していた」だけ、「公衆衛生面で関与していた」にすぎないという主張を繰り広げてきた。
そして今回、朝日が「吉田証言」の間違いを認めた事で、こうした自分たちの主張がすべて正しかったと勝ちどきをあげているのだ。
97年に結論が出ていた「吉田証言」の虚偽を朝日が今になって認めたというだけで、どうしてそういう結論になるのかさっぱりわからないが、とにかく産経は自信満々で、日本軍に慰安婦の責任はまったくないかのような論調を繰り広げている。
だが、彼らは自分たちの会社で中興の祖とあおがれている人物が、その「軍は公衆衛生面で関与していただけ」という主張をくつがえすような衝撃的発言をしていたことを知っているのだろうか。
その人物とは元産経新聞社長で、フジサンケイグループ会議議長だった故・鹿内信隆。鹿内は日経連専務理事からニッポン放送、フジテレビを開局して社長を歴任した後、産経新聞の経営権を握り社長に就任。現在、フジサンケイグループの原形を築き上げた人物だ。その権力と政治力は絶大なものがあり、1990年になくなるまで、事実上のオーナーとして同グループを独裁支配。経営方針だけでなく、現在の同グループのタカ派的な姿勢もすべて鹿内がつくりあげたものだ。
「鹿内さんは産経新聞社長に就任時するや同紙を反共タカ派の拠点に
する方針を掲げ、自分にさからうリベラルなスタンスの社員のクビを
片っ端から切っていった。800人に及ぶそのリストラの凄まじさは当時、
マスコミ界でも“産経残酷物語”といわれたほどです。こういうことがあって、
産経は今のゴリゴリの右派一色に染まった訳です。この鹿内さんの
DNAはもちろん、現在の経営陣、編集幹部にも引き継がれています」
(産経新聞OB)
その鹿内は戦中、陸軍経理部に招集されていたのだが、産経新聞社長就任後に桜田武・元日経連会長との対談集『いま明かす戦後秘史』(サンケイ出版/絶版)を出版。陸軍時代の思い出話をこんなふうに語っている。
「鹿内 (前略)軍隊でなけりゃありえないことだろうけど、戦地に行きますとピー屋が……。
桜田 そう、慰安所の開設。
鹿内 そうなんです。そのときに調弁する女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとか、それからムシロをくぐってから出て来るまでの“持ち時間”が将校は何分、下士官は何分、兵は何分……といったことまで決めなければならない(笑)。料金にも等級をつける。こんなことを規定しているのが「ピー屋設置要綱」というんで、これも経理学校で教わった」
鹿内は召集後、1939年4月から9月にかけて陸軍経理学校で軍の後方支援のノウハウを学んでいたのだが、そのときに、慰安所の作り方も叩き込まれたというのだ。しかも、その内容は今、右派メディアがしきりに喧伝している「公衆衛生の管理だけ」というようなレベルではない。鹿内の発言に「調弁する女」という表現が出てくるが、「調弁」というのは軍隊用語で兵馬の糧食などを現地で調達するという意味。つまり、これは陸軍が慰安婦の調達に関与していたということではないのか。
さらに衝撃的なのが「女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとか(中略)といったことまで決めなければならない」という発言だ。当時の日本軍が現地の女性を完全にモノ扱いし、どんな女がいいのかを品定めする作業までをも士官に命じていたことを証明するものだ。
断っておくが、この鹿内発言は老人の妄想でも記憶違いでもない。靖国神社の一角に靖国偕行文庫という図書館があるのだが、そこにこの鹿内発言を裏付ける一冊の本が所蔵されている。
300ページ以上はあろうかという分厚いその本のタイトルは『初級作戦給養百題』。昭和16年に陸軍主計団記事発行部が発行した、いわば経理将校のための教科書だ。
表紙はハードカバーで、「日本将校ノ外閲覧ヲ禁ス」という文字。その9ページ目、第一章総説に、師団規模の部隊が作戦する際に経理将校が担当する15項目の「作戦給養業務」が解説されているのだが、その最後の項目「其他」の解説に以下の任務が列挙されていたのだ。
1 酒保ノ開設
2 慰安所ノ設置、慰問団ノ招致、演藝會ノ開催
3 恤兵品ノ補給及分配
4 商人ノ監視
ようするに、陸軍の経理将校向け教科書に任務として「慰安所ノ設置」が掲載されていたのである。軍が関与したのは衛生面の管理だけという保守派の主張が、明らかな嘘だということがよくわかるだろう。
もちろん、こうした事実を産経新聞をはじめとする右派、保守派が知らなかったわけはない。少し前に中曽根康弘元首相が「土人女を集め慰安所開設」していたという戦時記録を紹介したが、今回は自分たちが中興の祖とあおいでいる人物が自社の単行本で軍の組織的な関与を認めていたのだ。
しかも、中曽根元首相の証言でも明らかになったように、軍は現地で娼婦でない女性たちも徴収している。これでほんとうに、従軍慰安婦のことを「自ら志願した高級娼婦」などと信じているとしたら、どこかおかしいとしか思えない。
ようするに、保守系メディアはこうした事実を知っていながらそれをネグり、あらかじめ強制連行の定義を「軍が銃剣を慰安婦に直接突きつけて連行した」という非常に狭いものに限定し、それを否定することで、巧妙に情報を誘導してきたのである。朝日が歴史を捏造したというなら、産経をはじめとする保守メディアもまったく同罪なのだ。
しかも、中曽根首相、今回の鹿内信隆フジサンケイグループ元議長の発言でもうひとつはっきりしたことがある。それは、彼らが従軍慰安婦に対していささかも自責の念を抱いていない事だ。それどころか、まるで笑い話のように、「慰安所をつくってやった」「女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとかまで決めなきゃならない」と語っている。
狂気のるつぼだった戦中ならともかく、戦後20年以上たってもこんな発言を嬉々としてできるというのは、そのベースに「女性はセックスのための使い捨ての道具」という差別意識が横たわっているという事に他ならない。そして、このメンタリティは、従軍慰安婦像に紙袋をかぶせるような性差別ギャグを嬉々としてほめたたえる今の右派メディアや嫌韓本、百田尚樹などの右派言論人にもしっかりと引き継がれている。
彼らの姿が今の日本人を代表するものだと思われているとしたら、それこそが「日本の恥」ではないか。
(エンジョウトオル)
(ここまで)
「戦後を糾する」が産経のキャッチコピーですが、その言葉はそっくり産経に返すべきです。
・・・・・・・・・。
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