Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●アピール「原発の新規建設や再稼働、原発の輸出に反対し、すべての原子力施設の廃炉を求めて」

2011年09月16日 00時39分37秒 | Weblog


CML(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-September/011752.html)で知った行動の呼びかけ(http://toudenmaeaction.blogspot.com/2011/09/blog-post_14.html)。

 福島第一原発人災の影響は改善されていると呼べる状態ではないし、原発廃止への世論の動きやマスコミの変化もほとんど感じられず、遠く離れた地でのつぶやきで本当に申し訳ないが、絶望感ばかりの毎日だ。
 呼び掛け文の中の「原発の新規建設や再稼働、原発の輸出に反対し、すべての原子力施設の廃炉を求めて」に全ての意味で同意します。遠い地からではありますが、成功を祈念していますし、応援しています。

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http://toudenmaeaction.blogspot.com/2011/09/blog-post_14.html

緊急!経産省前アクション!!

_/_/_/_/_/{転送・拡散歓迎}_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

   緊急行動!
9.16
経産省前アクション
ハンストの若者たちを励まそう

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

               日時:916()19:0020:00

               場所:経産省<本館>正門前にて(財務省の向かいです)



【緊急アクション!】


9
11日から、十代から二十代の若者たちが、原発の新規建設や再稼働、原発の輸出に反対し、すべての原子力施設の廃炉を求めて、十日間のハンガーストライキ(ハンスト)に起ちあがりました。

あり余るカネと強大な権力で、いまなお原発推進に固執する政府・経産省に対して、若者たちは文字通り身一つで、自らの身体を削ることで、すべての原発を止めて未来を守ろうとしています。

私たちは916日、この若者たちを励まし、そしてつながり、ともに脱原発の未来を求め、実現させるための時間を共有するために緊急行動を行います。

また、新しい経産相に前官房長官のミスター「ただちに影響ない」こと枝野サンの就任が決定。就任の記者会見では、早速「安全を確認した原発を再稼働させる」と表明しました。

ちょっと、ちょっとぉ枝野サン。原子力安全基準を大幅に見直されることになっていて、しかも原子力安全・保安院は環境省に移されて別組織にすると言っているのに、拙速にもほどがあるんじゃありませんか??

原発の「安全」を確認する基準と主体が崩壊している現状で、どんな根拠で「安全」を確認できるのか。なにより「安全神話」は福島で崩壊して、安全な原発なんてあり得ないことがすでに証明されています

私たちは、16日に枝野新大臣就任へのごあいさつ代わりに、

     原発の再稼働と輸出でこれ以上核の恐怖を撒き散らさないで!
    原発ゼロ実現で安心して生きられるあたりまえの権利を!

と訴えます。ぜひとも、ご参加ください。


そして、919日に明治公園で行われる「脱原発5万人集会」への参加もあわせて訴えます。

ともに未来を変えよう!そして創ろう!

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●「北海道出身者として恥ずかしい」

2011年09月15日 00時00分22秒 | Weblog


THE JOURNALに出ていた金平茂紀さんの論考(http://www.the-journal.jp/contents/kanehira2010/2011/08/post_10.html)。

 北海道民ではないですが、お気持ちよく分かります。ト知事選の際の都民、玄海原発再開問題の頃の佐賀県民、心ある少なからずの市民も「恥ずかしい」と感じておられたことと思います。四選だけでなく、これまでのト知事の言動や行動など世界に向けての恥さらし行為で、都民でなくても、日本人としてさへ「恥ずかしい」。
 明日以降も2日間、一連の泊原発3号機運転再開問題に絡む記事を引用させて頂く予定です。
 本記事を読むと、今回の再開が如何に出来レースで、知事やその周辺が如何に「原子力ムラ北海道支部」の住人であるのかが分かります。

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http://www.the-journal.jp/contents/kanehira2010/2011/08/post_10.html

北海道出身者として恥ずかしい

 高橋はるみ北海道知事が泊原発3号機の運転再開にゴーサインを出し、もうすでに同原発は稼働している。北海道出身者として、福島第一原発事故後に最初に定期点検から原発の運転を再開させたのが北海道民だなんて、何と不名誉なことか! 北海道出身者として恥ずかしい。福島の事故後に、定期点検中だった原発のうち再稼働第一号となるだろうとみなされていた九州電力玄海2,3号機が、玄海町長、そして佐賀県知事らの再稼働に向けての強引な舵とりを見せるなかで、「やらせメール」事件が発覚し、再稼働が頓挫したあと、その"栄誉"のお鉢が北海道民に回ってきたというわけだ。佐賀県の行政の対応ぶりもおぞましいけれど、北海道の対応も決して劣らずに「はじめに結論ありき」の様相を呈しているようにみえた。道議会でのおざなり審議などを少なくとも道外から見る限りでは。

 思い起こせば、泊原発も建設計画の段階から道民の世論を二分していた歴史があった。1988年、泊原発の運転の是非とを問う条例制定の請求が90万人と(全道の有権者のほぼ4分の1!)いう空前の数を集めた。翌年、道議会で審議された結果、党派間の駆け引きで何と2票差で否決されるという道議会史上の汚点となる現実があった。90万人分の自筆の署名簿はその後、ゴミとして道によって焼却された。当時の知事は現在の衆議院議長の横路孝弘氏である。先日、札幌に取材に行った際に、当時の関係者の話を聞いた。福島の事故を受けて、彼らは、あの時、横路知事が「裏切って」いなかったら北海道の泊原発の運転は見送られた可能性もあったんだと悔しがっていた。同議会での2票差の否決のカギを握っていた中間会派の3人の取り込みが最後に運命を握った。3人のうち一人は北電関係者。あとの2人は実はどちらかといえば原発には反対の立場だったという。それが知事の態度によって動いたのだという。この2人はすでに物故者となっていた。死人に口なし。

 さて、北海道は自然再生可能エネルギーの実践にもっとも適している地の利がある。原発に頼らないエネルギー政策に最も進みやすい場所なのだ。にもかかわらず、現在の高橋知事は、そのような想像力はほぼゼロに近い。もともと彼女は旧通産省出身の原発容認派で、自らの政治資金管理団体「萌春会」の会長は、元北海道電力会長の南山英雄氏。「萌春会」には、毎年、北海道電力役員からの「定額」献金が行われている。札幌の地元のジャーナリストに聞いたら、「高橋知事は財界に人気があるんですよ、特におじいちゃんに。はるみちゃん!ってね」との答が返ってきた。また北海道庁から北海道電力やその関連会社への「天下り」再就職というルートが、高橋知事就任以降続いている。電力需要がそれほど逼迫していない北海道において、なぜそこまで原発維持に奉仕するのかは本人に伺うしかないだろう。先ごろ秋田で開催された全国知事会での彼女の発言を聞く限り、脱原発路線とははっきりと距離を置いているのがわかった。滋賀や神奈川、鳥取、長野の知事らとはずいぶん違っていた印象だ。

 僕は北海道で生まれ育ったので、北海道の道民性を多少は理解しているつもりだ。僕が高校生くらいだった頃(ずいぶん昔だなあ)、地元で就職するとなると、最も人気が高かった安定就職先ベスト3は、(1)北海道拓殖銀行(2)北海道電力(3)北海道庁 だった。拓銀はもうない。道庁は官僚体質と腐敗が指摘されている。残るは北電。電力会社の「幕藩体制」といわれるなかでは「外様」であるにもかかわらず、現知事に危機意識が希薄で想像力が乏しいので、後ろ向きになっているとすれば残念至極だ。再生可能自然エネルギーの先進企業になってくれればと願うのだが。北海道はきれいないい土地柄だからこそ。


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●3・11原子力発電所人災直後に発表すべきこと

2011年09月14日 00時15分03秒 | Weblog


asahi.comの記事より(http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY201109130265.html)。

 相変わらずの原子力安全・保安院や東電、政府の対応ぶりである。
 どう考えても、発表するのは今じゃないでしょう。遅すぎる。手遅れ。人災発生直後に発表すべき。パニックを恐れて? ベントに失敗して、周辺に放射性物質がばらまかれることに比べれば、そんなことを言ってはいられない問題です。もたつきながらも何とかベント出来たとはいえ、ベントに関しては大変な好運に恵まれたとしか思えません。
 でもやはり、ベントも意識的に放射性物質を捨てる行為であり、所詮、爆発により意図せずに大量の放射性物質を広域にばらまく行為との比較にしか過ぎない。原点に帰れば、たかが「発電機能付きの湯沸かし器」のために原子力を選択することの愚かさであろう。まさか、今さら発電コストなどを議論する人もいないだろう。今すぐに全ての原子炉を停止してもそれで問題解決ではなく、廃炉や放射性廃棄物の処理・処分・管理に数十年どころか、十万年(オンカロで)、百万年(日本の政府の主張)必要であると言っている。国内では、場所さえ決まっていない。十万年間維持できるのかはさておき、世界でも、オンカロだけ。だからこんな愚かな発電形式など選ぶべきではないのに・・・。この問題解決でないことを認識していない人も多いし、日本では、全ての原子炉を即刻停止する方向に向かえない〝洗脳状態〟が依然続いている。

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http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY201109130265.html

2011年9月13日17時30分
ベント不成功なら致死量の被曝」保安院、震災翌日想定

 東京電力 福島第一原発1号機の格納容器の圧力を下げることができなかった場合に発生が想定される事象として、原子力安全・保安院が、敷地境界での被曝(ひばく)線量が「数シーベルト以上」に達すると見込んでいたことが、情報公開法に基づき開示された同院の内部文書で分かった。7シーベルトが全身被曝の致死量と言われており、敷地内では人が生きていられない状況になる可能性が政府部内で検討されていたことになる。

 この文書は「1号機において耐圧ベントができない場合に想定される事象について(案)」と題され、保安院が3月12日午後1時ごろに作成した。

 当時、1号機の格納容器の内部の圧力は750キロパスカルで、設計上の使用圧力を大きく超えていた。格納容器の破裂を防ぐため、東電は午前中から、内部のガスを外部に放出する「ベント」と呼ばれる作業を始めたが、弁を開けるのに手間取っていた。

 保安院の文書は「ベントができない状態が継続する場合、約10時間後(午後11時)に大量の放射性物質が放出される」「気象条件によっては、発電所から3~5キロの範囲において著しい公衆被ばくのおそれがある」としている。
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●総括原価方式:安ければよい訳ではないけれども

2011年09月13日 00時00分02秒 | Weblog


色々と批判もありますが、gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/132514)から。

 埋蔵している資産を吐き出してから、値上げをお願いすべきでしょう。記事が云う通り、「フザケ」過ぎている。下請けや孫請けも含め、現場で苦労している労働者には十分な給与が支払われるのは当然として、高額な宣伝費など以ての外で、被災者・被爆者・避難住民に補償がなされ、そして、市民が納得できる発電方式に切り替え、全てを切り詰めた上で、ようやく値上げの議論の席につける。
 そもそも根本の問題は総括原価方式。FUKUSIMA原発人災以前から、これまでずっと指摘されてきた問題なのに、電力会社や国は無視し続けてきた訳で、一方で、バックエンド費用(再処理、廃炉、放射性廃棄物処理・処分等の費用)を含めず、原子力は安い、安いと喧伝し続けて、市民を洗脳し続けてきた。「不払い分の電気料金の補填費用が21億円も計上」なんて、ムチャクチャ。高くて、かつ、危険で、今すぐ止めても廃棄物を何十万年と管理しなければならないどうしようもない発電方式。安けりゃいい訳ではないが、単価さへが嘘で、廃止・廃炉へと向かうのがFUKUSIMAを経験した日本のあるべき姿だと思うのだけれども。
 市民もこれを機に目覚めて欲しいのですが、多くは眠れるままか・・・。

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http://gendai.net/articles/view/syakai/132514

値上げなんてフザケるな!東電 電気料金15%安くなる
201198 掲載

高額報酬の9億円、ムダな宣伝費269億円、料金踏み倒し補填21億円まで原価に計上

 どの面下げて「値上げ」ができるのか。東電が電気料金を15%程度引き上げようとして大ヒンシュクだ。停止中の原発の代わりに火力発電を増やすため、「火力の燃料費負担が収益を圧迫する」というのが値上げの理由だが、冗談じゃない。東電には燃料費水増し疑惑が浮上している。
 東電の経営状況を調査する政府の「経営・財務調査委員会」によると、98年以降の料金コストのうち、燃料費などの予測値が実績値を恒常的に上回っていたのだ。

    「原油相場や為替レートの変動で燃料調達費が左右することをいいことに、
      常に予測値を水増し。過剰に料金をつり上げてきた疑いがあります」
     (政府関係者)


 こんなインチキが許されるのも、東電が奇怪な料金システムに守られているからだ。日本の電気料金は「総括原価方式」といって、必要なコストを積み上げ、そこに「適正な事業報酬」として3%を自動的に上乗せして決まる。

    「普通の会社は売り上げからコストを差し引いた後に利益が確定します。
      利益を出すにはコストを削らなくてはいけない。電力会社は真逆の発想で、
      コストを増やせば増やすほど高い電気代を徴収できる。
      巨額な原発が乱立したのも、そのためです」(経産省関係者)


 経営原理を無視した
ぼったくりシステムがまかり通った結果、日本の家庭は米国の2.5倍、世界一高い電気料金を払わされているのだ。
 しかもコストには何でもかんでも計上できる。経営・財務調査委員長の下河辺和彦弁護士(元産業再生機構顧問)が「こんなものまで原価に計上すべきか」と驚愕(きょうがく)したほどだ。
 東電の電気料金の算出基準となる「電気事業営業費用明細表」(10年度)を見ると、年収7200万円と高額批判を浴びた勝俣恒久会長はもちろん、「全役員の報酬」8億6500万円のほか、全社員の「給料手当」約3000億円を計上。原発安全神話の宣伝やPR施設の運営に消えた「普及開発関係費」は269億円といった具合だ。
「こんなデタラメ料金、二度と払うか!」と言いたくなるが、コストには「電気料貸倒損」といって、不払い分の電気料金の補填費用が21億円も計上されている。
 総額約1兆5000億円と、コスト全体の3割に上る燃料費の水増し分をキチッと精査し、高額給与やムダな宣伝費をカットすれば、値上げどころか、アッという間に15%の値下げだって可能である。
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●金沢地裁原発差し止め判決: 井戸謙一元裁判官

2011年09月12日 00時00分54秒 | Weblog


中継を見逃してしまいましたがCMLに出ていた記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-August/011299.html)。

 数少ない(唯一?)画期的な判決だった模様。すごい圧力だったと思われます。後半で、インタビューも引用させてもらいました。

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http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-August/011299.html

[CML 011433] ユーストリーム中継8/21原発差し止め判決を書いた井戸元裁判官講演(名古屋)とインタビュー記事
2011 8 21 () 06:07:14 JST

転送・転載歓迎

・・・・・・です。

講談社の週刊誌FRYDAYの9/2号の78~79ページに

2006年3月、金沢地裁―志賀原発訴訟で国策に逆らう判決を下すまでの重圧と苦悩
唯一の原発差し止め判事(井戸謙一元裁判長)「私がNOを突きつけた理由」

と題した井戸さんのインタビュー記事が載っています。機会がありましたらぜひお読みください。

井戸さんは今年2011年3月に判事を退官。現在は、滋賀県彦根市にある法律事務所に弁護士として勤め、原発訴訟の弁護団にも参加している。とのこと。

福島第一原発の事故を受け、各地の原発をめぐり市民訴訟の動きが出てきた。全国の原発事故関連訴訟にかかわってきた弁護士ら数百人が、国や電力会社を相手取り、今秋にも各地で運転差し止めを求める訴訟を起こそうとしているのだ。という動きが今起きているとの事。

市民社会フォーラム
(HP http://sites.google.com/site/civilesocoietyforum/
 ブログ http://civilesociety.jugem.jp/


を通して、今日8/21名古屋で行われる井戸さんの講演会がユーストリーム中継されることを教えていただきました。

転載します。

[civilsocietyforum21] 原発差し止め判決を書いた井戸元裁判官講演
---
名古屋の・・・・・・です。明日21日、名古屋で下記の企画があります。ユーストリームでも閲覧可能です。
以下転送します。

21日13時30分より
名古屋女性会館にて
「司法と原発を問う」というタイトルで、
志賀原発運転差止の判決を出された
井戸謙一元裁判官の講演会があります

遠隔地の方々にもぜひ見ていただきたいとユーストリームでの配信が出来ないかと
お願いしたところ
岩上チャンネルのご協力で中継できることになりましたのでお知らせします

・・・・・・。

当日は井戸謙一さんがパワーポイントを使いながら志賀原発運転差止の判決の経緯を
お話になり
また現在担当している
郡山市集団疎開訴訟のお話なども聞けます
内容の中には判りにくいところもありますので後半には
イラク訴訟の川口弁護士が対談という形で質問も含めて判り易く解説してくれること
になっています
ぜひご視聴ください
中継をご覧できなかった方もアーカイブで見られます。
・・・・・・。
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 『薔薇、または陽だまりの猫』様のブログ(http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f6b28809d1c23f6c5ccbd77688b0c916から、朝日新聞のインタビュー記事を孫引きさせて頂きます。

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http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f6b28809d1c23f6c5ccbd77688b0c916

井戸謙一さんに聞く司法と原発
2011-06-03 07:30:07


いど・けんいち 54年生まれ。神戸や甲府などでの勤務を経て、02年から06年まで金沢地・家裁部総括判事。この春に依願退官、滋賀県彦根市で弁護士登録。

    ◇

〈原発訴訟〉 原発は危険だとして、各地で国や電力会社を相手取った訴訟が行われてきた。しかし、これまで確定した原発訴訟では、すべて住民ら原告が負けている

 志賀原発2号機(石川県)については住民らが北陸電力を相手に金沢地裁に提訴。06年の判決は原発の運転差し止めを認めた。稼働中の原発では唯一の事例だが、高裁で原告が逆転敗訴し、昨年、最高裁で確定している。

 福井県にある高速増殖原型炉「もんじゅ」の設置許可をめぐる訴訟では名古屋高裁金沢支部が03年、国の安全審査に「見過ごせない誤りや欠落」があるとして地裁判決を取り消し、原告勝訴を言い渡した。最高裁で逆転敗訴。

裁判官は「素人」、世論や専門家に迎合する誘惑

 国の政策を否定する訴えは認めにくい。司法にはそんな印象がつきまとう。原発はその代表格だが、志賀(しか)原発2号機をめぐる訴訟で裁判長を務めた井戸謙一さんは「原子炉を運転してはならない」と言い渡した。なぜ異例の判決に踏み切ったのか、なぜ裁判官は国策に寄り添いがちなのかを聞いた。

 ――「炉心溶融事故の可能性もある」「多重防護が有効に機能するとは考えられない」。2006年の判決で指摘したことが、福島第一原発で現実になってしまいましたね。

 「まさにそうです。愕然(がくぜん)としました。三陸沿岸では貞観(じょうがん)地震(869年)の大津波があったことが指摘されています。長い地球の歴史から見れば、わずか千年前に起こったことは、また起こりうる『具体的危険』だと思います。原発という危険なものを扱う以上、当然、備えるべきです。東京電力がまともに対応しなかったのは信じられません」

 ――志賀原発の訴訟でも、被告の北陸電力が危険性を小さく見積もろうとしていた印象は?

 「感じましたね。国の言う通りやってるんだからどこが問題なのか、という姿勢でした」

 「原発近くを走る断層帯について、政府の地震調査委員会は全体が44キロ一度に動く可能性があり、想定される地震はマグニチュード(M)7.6と公表しています。被告は独自の調査で、断層は別々にしか動かないから想定はM6.6だと主張しました」

 「どちらが正しいかはわかりません。ただ、多くの地震学者が『M7.6』と言うのであれば、念のためにそれを前提とするという謙虚な姿勢になって当然だと思うんです。甘い想定で『安全だ、安全だ』と声高に言っても、その主張に乗るわけにはいきません」

 ――原子力政策に限らず、「国策」に反する判決は多くありません。裁判官が法務省に出向し、行政訴訟で国側の代理人をする人事制度もあります。司法の構造的な問題ではないでしょうか。

 「人事交流は、マイナスだけではありません。裁判官は行政内部の事情をよく知りません。原告を勝たせたときに、行政にどれほどの影響があるか見えないので、慎重になりすぎてしまう。法務省に出向してみると、原告勝訴でも行政は対応できるものだとわかります」

 「多くの裁判官は、まじめに仕事をしていると思います。しかし、慎重な人が多いのも事実です。裁判官が世論の後追いをしていては裁判官の存在意義がありませんが、世論からまったく自由であるとは言えません。一部の人たちが強く反対していても、国民の大多数が原発を受け入れている段階で『危険だから止めろ』という判決は、かなり勇気が必要かもしれません」

 ――志賀原発の訴訟では、国の耐震設計審査指針の評価が大きな争点になりましたね。

 「裁判官は原発の素人です。その私たちにもわかるようにと、膨大な証拠が出されます。それを熟読し、原子力発電の仕組みの基礎から理解していくわけです」

 「指針は『立派な肩書』の方々の見解をもとに作られています。それに基づいて設計・建設されているから『原発は安全』というわけです。一般論で言えば自分で決断ができないときに、肩書のある人たちの見解に沿ったほうが無難かな、という心理が働く可能性があります。専門家の言っていることを間違いだと判断するのは勇気のいることです。立派な肩書の方々に賛同しておいたほうが、あとで『あれは間違いだった』となっても、あまり非難を受けないんじゃないか。そういう心理状態になることもありうると思います」

 ――判決では耐震の指針に疑問を投げかけて、差し止めを命じました。「立派な肩書」で判断してしまいたくなったことは?

 「その誘惑はあったかもしれない。陪席の2人と合議して決めるうえで、事前に裁判長として自分の意見をまとめなければなりません。多くの学者が集まって作った指針そのものが不十分である、と私のような素人が判断するのですが、ロジックの参考となる判例はありません」

 「住民ら原告の主張を整理しつつ自分でも論理の構成を考え、よしっ、という確信が持てるまで、ずっと悩みました。その過程で、無難な結論への誘惑もあったのではないかと思います」

 ――判決では、危険がないことを立証する責任は北陸電力側にある、とされましたね。

 「過去の判例でも一応、安全性についての立証責任は被告にあるとしているのです。ただ、原発が国の指針に適合していることさえ立証すれば、被告の立証責任は尽くしたとされる例が多かった。原告側がそれでも危険があると主張するのなら自分で立証しなさいというのです。羊頭狗肉(くにく)だと思いました」

 「被告側は重要な資料を全部持っています。そもそも、原発という大変危険な施設を抱えている。『安全に運転できます』というのですから、最後まで被告側に立証させるのが公平だと思いました」

    ■    ■

 ――2号機は、判決の9日前に営業運転を始めたばかりでした。

 「原発訴訟は社会的注目度が違います。電力会社は大変な損害をこうむるし、電力供給計画にも影響を与えることになります。原発は全国的な問題ですから、他の原発訴訟や今後の建設への影響も大きい」

 「一番、プレッシャーを感じていたのは言い渡しの2カ月ぐらい前でしょうか。陪席裁判官から判決文の原案を受け取り、詰めの作業にとりかかってからです。布団の中で、言い渡し後の反響を考えていると真冬なのに体中から汗が噴き出して、眠れなくなったことがあります」

――相当な重圧ですね。

 「最後は、結論はこれしかないとの確信があったので気持ちは落ち着いてました。いくら世論と乖離(かいり)していても、少数者の言い分にすぎなくても、主張に合理性があると思ったら認めなければいけません。原告が主張するような事故が起き、被曝(ひばく)という具体的な危険があるかどうか。その主張を判断するだけです」

 「被告である電力会社の背後に原発を推進する国がいる、という構造は意識しますけど、判決には何ら影響を与えません。結論として原告の主張が認められるとすれば、国策に反していても原告勝訴とする。それが裁判官の仕事です」

 ――周辺住民の利益と公共の利益。バランスをどう考えましたか?

 「通常運転による放射能の放出程度なら公共の利益の方が重いという判断もあり得ると思います。しかし、電力会社は個別の故障しか想定していません。想定を超える地震が起きた時には緊急停止が働かないおそれもある。住民の受忍限度に収まるとは思えません」

    ■    ■

 ――判決後に同僚から「ほされるぞ」と言われたそうですが……。

 「冗談めかして言われた話です。あの前年には住基ネットの違憲判決を出しています。国策を否定する判決が2件続き、重要な事件を抱えた部署には配置されなくなるのでは、と。実際には人事で冷遇されたということはありません」

 「初めて違憲判決にかかわったのは93年、大阪高裁の参院定数訴訟です。陪席の主任裁判官として判決文の原案を書きました。言い渡し当日の朝は気負って、早めに登庁したんです。ところがですね、裁判官室の中はふだんと同じように時間が流れるんです。裁判長らはいつものように雑談をしていて、私一人が緊張している。『時間ですね、じゃあ行きましょうか』。そう言って、法廷へ向かう。それだけのことなのに、ものすごく感動したんですよ。『ああ、これが司法の独立なんだ』と」

 ――後輩たちにメッセージを。

 「どこからも、何の圧力もなく、主張と立証だけをもとに裁判官3人だけで相談し、淡々と判決を言い渡す。自分がいずれ裁判長になったときは、そういうふうに仕事をしたいと思っていました。原発訴訟もそうですが、訴えをどこにも聞き届けてもらえず、司法に一縷(いちる)の望みをかける例が多い。それを正面から受け止めて、救済すべきものはきちんと救済する。そこに本来、裁判官のやりがいはあります。司法は、市民の最後の砦(とりで)であるべきです」(聞き手・磯村健太郎、山口栄二)

*朝日新聞6月2日

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 最後に、asahi.comの記事(http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201108020082.html)。

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http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201108020082.html

再稼働差し止め求め仮処分=関電原発の7基対象に住民-大津地裁
201182166

 定期検査で運転停止中の関西電力の原発について、福島第1原発事故で国の安全審査指針の欠陥が明らかになり再稼働は認められないとして、滋賀県や大阪府、京都府の住民約150人が2日、再稼働の差し止めを求める仮処分を大津地裁に申し立てた。

 差し止め対象の原発は、美浜1、3号機(福井県美浜町)▽大飯1、3、4号機(同県おおい町)▽高浜1、4号機(同県高浜町)―の7基。

 代理人の一人の井戸謙一弁護士は記者会見で「第二のフクシマを起こしてはならないという強い決意を政府、電力会社、国民が持つべきだ」と述べた。井戸氏は元裁判官。北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)をめぐる訴訟で2006年、金沢地裁の裁判長として、原発の運転差し止めを命じる唯一の判決を出した。 
[時事通信社]
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●泊原発推進と献(犬)金

2011年09月11日 00時01分22秒 | Weblog


MyNewsJapanに出ていた三宅勝久さんの論考(http://www.mynewsjapan.com/reports/1485)。大変な労作だと思う。

 昨日に続いて、泊原発運転再開問題について。
 「個人として献金した」・・・って、オイオイ本気か? 自民党は当然として、民主党も電力会社やその労組と強い癒着関係にあり、選挙での応援なども含めてズブズブの関係なのだろう。〝犬金〟だな、よだれダラダラの尻尾フリフリのイヌになってもらうためのお金。次回の選挙では、そんな立候補者を落選させてほしいけれども、FUKUSIMA原発人災を目の当たりにしたにもかかわらず前回の統一地方選や都知事選などを見る限り、これまた悲観的だ・・・。

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http://www.mynewsjapan.com/reports/1485

通産出身の道知事、泊原発運転を容認のワケ 
北海道電力役員からの一斉献金、計371万円也
  
三宅勝久 14:56 08/19 2011

 定期点検中だった北海道電力泊原発3号機(北海道泊村・加圧水型・出力約91万kW)の運転再開を認めた高橋はるみ北海道知事(旧通産省OB)の政治団体に、北海道電力の役員多数が、延べ100回以上、計371万円もの献金をしていることがわかった。「個人として献金した」と元役員はいうが、会社ぐるみの政治支援であることはミエミエ。道議会議員の真下紀子氏(共産)は従来から追及し、地元の新聞・テレビに情報を提供してきたが、大きく報じられることはなかったという。“原発癒着村”の一端に自らも連なり、北電に不都合な情報を出し渋る地元記者クラブメディアにかわり、献金全リストを公開する。


【Digest】
◇経産OB高橋知事と政治団体「萌春会
◇北海道電力→高橋知事献金リスト1
◇北海道電力→高橋知事献金リスト2
◇北海道電力→高橋知事献金リスト3
◇高橋知事の選挙参謀・大和田元北電常務に聞く
◇「北海道電力という企業として高橋氏を応援した」
◇「北電献金問題追及の祖」真下議員と政財官記者クラブ団子


経産OB高橋知事と政治団体「萌春会」
 高橋はるみ氏は一橋大学経済学部を卒業後、1976年に当時の通産省に入省。北海道経済局長を経て退職し、2003年4月の北海道知事選に出馬して初当選した。無所属だが実質的には自民党の支援を得た選挙だった。

 その際、政治資金の受け皿として政治団体が作られた。北海道選挙管理委員会に届け出がされた高橋はるみ知事の政治団体は二つ。「萌春会(ほうしゅんかい・高橋はるみ代表)」と「北海道を愛するみんなの会(山口博司代表)」だ。山口博司氏は道幹部OBである。

 真下紀子道議から献金の概要を聞いた後、筆者は寄付の実態をこの目で直接確認すべく調査にとりかかった。手順はこうだ。

 まず北海道選管を訪れて、この二つの政治団体の政治資金収支報告書を閲覧・コピーした。収支報告書に書かれた寄付者の氏名や金額を知るためである。ただ選管が保管している収支報告書は2007年~2009年分の3年分だけだった。高橋はるみ氏が知事になったのは2003年4月で、それ以降2006年までの報告書もほしかった。だが選管はすでに廃棄したという。

 なんとか調べる方法はないものか。選管事務局と相談した結果、手がかりが出てきた。概要をまとめた冊子があるという。収支報告書の内容すべてが書かれているわけではないが、参考にはなる。概要のうち2003年~2006年分の該当部分をコピーしてもらった。

 それでも概要だけではまだ足りないところがあった。収支報告書に記載されている寄付者のうち、5万円以下の寄付者については概要では省かれていたからだ。

 政治資金規正法の規定によれば、寄付者の氏名・額の記載義務があるのは原則5万円を超えた場合のみ。5万円以下は書かなくてもよいことになっている。ただ、5万円以下の寄付であっても税金の控除を受ける場合は、氏名・住所・職業が収支報告書に記載される。したがって、「5万円以下」の寄付も収支報告書に記載されている可能性がある。それについては、やはり収支報告書を見ないとわからない。

 幸い、古い政治資金収支報告書を真下議員が保管しており、提供してもらえた。一部足りない部分は残ったものの、2003年~2009年までの高橋はるみ氏に関連する政治資金収支報告書などの資料が、ほぼそろった。

北海道電力→高橋知事献金リスト1
 これらの資料をもとに、寄付者の氏名と北海道電力の役員を逐一つきあわせる作業にとりかかった。結果は、以下のとおりとなった。真下議員が見落としていたものも新たに見つかった。

(カッコ内の肩書きは当時・推定、順番は報告書記載に従った)

 

【2003年】
(5万円以下については不明)

「萌春会」
・ 泉誠二  10万円(会長)

・ 戸田一夫 10万円(元会長)

「北海道を愛するみんなの会」
・ 常田幹  10万円(副社長)

・ 南山英雄 10万円(社長)

・ 戸田一夫 20万円

・ 泉誠二  20万円

・ 岡部三雄 10万円(常務)

・ 瀬山孝二  7万円(常務)

  (小計 97万円) 

 2003年は高橋知事が初当選した年である。献金額も大きい。役員の献金は翌年からも続く。

 

【2004年】
「萌春会」
・菅伸之   2万円 7月9日(常務取締役 泊原子力事務所長)

・戸田一夫 10万円 7月21日(元会長) 

・大和田勲  2万円 7月21日(常務) 

・南山英雄 10万円 7月21日(社長)

・森岡輝男  3万円 7月21日(副社長・発電本部長)

・近藤龍夫  5万円 7月21日(副社長)

・松藤哲夫  3万円 7月21日(副社長・お客さま本部長)

・伊藤三雄  2万円 7月21日(常任監査役)

・吉川照一  2万円 7月21日(取締役工務部長)

・得能毅   2万円 7月21日(常務)

・矢野義尚  2万円 7月21日(常務)

・熊谷直孝  2万円 7月21日(常務・札幌支店長)

・濱田賢一  2万円 7月21日(常務・企画部長)

・佐野研   3万円 7月21日(副社長・企画本部長)

・ 市村三樹男 1万円 7月21日(取締役・釧路支店長)

  (小計 51万円)

 日付はみな同じ、社長10万円、副社長5万円、常務2万円、ヒラ取締役1万円――と役職によって金額が変わっているのが興味深い。

 

北海道電力→高橋知事献金リスト2
 引き続き2005年も続々と献金がなされる。この年は6月7日、株主総会の直前である。

 

【2005年】
「萌春会」
・泉誠二   1万円 6月7日(元会長)

・岡部三男  1万円 6月7日(元常務)

・大和田勲  2万円 6月7日(常務)

・ 戸田一夫 10万円 6月7日(元会長)

・ 佐野正   1万円 6月7日(常勤監査役)

・ 南山英雄 10万円 6月7日(会長)

・ 森岡輝男  3万円 6月7日(副社長・発電本部長)

・ 西村求   1万円 6月7日(取締役・旭川支店長)

・ 近藤龍夫  5万円 6月7日(社長)

・ 松藤哲夫  3万円 6月7日((取締役・お客さま本部長)

・ 伊藤三雄  2万円 6月7日(常任監査役)

・ 吉川照一  2万円 6月7日(常務・流通本部長)

・ 得能毅   2万円 6月7日(常務)

・ 矢野義尚  2万円 6月7日(常務・ビジネスサポート本部長)

・ 熊谷直孝  2万円 6月7日(常務・札幌支店長)

・ 濱田賢一  2万円 6月7日(常務)

・ 菅伸之   2万円 6月7日(常務・泊原子力事務所長)

・ 佐野研   3万円 6月7日(常務・企画本部長)

・ 市村三樹男 1万円 6月7日(常務・お客さま本部長)

・ 大内全   1万円 6月7日(取締役・原子力部長)

・ 矢島泰司  1万円 6月7日(取締役・室蘭支店長)

  (小計 57万円)

 2006年も同様だが、やや献金時期にばらつきがある。

 

【2006年】
「萌春会」
・ 森岡輝男  2万円 3月17日(元副社長)

・ 泉誠二   1万円 6月12日(元会長)

・ 岡部三男  1万円 6月12日(元常務)

・ 南山英雄 10万円 6月12日(会長)

・ 西村求   2万円 6月12日(常務)

・ 近藤龍夫  5万円 6月12日(社長)

・ 伊藤三雄  2万円 6月12日(常任監査役)

・ 吉川照一  2万円 6月12日(常務・流通本部長)

・ 得能穀   2万円 6月12日(常務・ビジネスサポート本部長)

・ 矢野義尚  3万円 6月12日(副社長・コーポレートコミュニケーション本部長)

・ 濱田賢一  3万円 6月12日(副社長・企画本部長)

・ 菅伸之   2万円 6月12日(常務・発電本部長)

・ 市村三樹男 2万円 6月12日(常務・お客さま本部長)

・ 大内全   2万円 6月12日(常務・泊原子力事務所長)

・ 矢島泰司  2万円 6月12日(常務・札幌支店長)

・ 戸田一夫 10万円 6月30日 (元会長)(元会長)

  (小計51万円)

 

北海道電力→高橋知事献金リスト3
 2007年は知事選挙の年だった。高橋はるみ氏は再選を果たす。恒例の「北電役員献金」は、当選した後になされている。

・・・・・・。
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●被爆国が核兵器を持つことが〝大国〟・〝一流国〟の証なのか?

2011年09月10日 01時20分41秒 | Weblog


小出裕章ワードプレスの記事(http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/08/22/terumi-aug22/)でも言及されているNHK核を求めた日本』。同記事の中にリンクがあり、初めて見た。皆さんも、是非ご覧ください。

 佐藤栄作政権時、非核三原則どころか、少数の核兵器の開発保有を目指していた。核兵器を持つことが大国だという、おぞましい論理
 原発開発=核兵器開発の感をますます強くした。

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●足りとるやん!

2011年09月09日 00時01分39秒 | Weblog


東京新聞のコラム(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2011082002000034.html)。

 あんだけ脅しといて、軽~く「足りとるやん」! あれだけ無「計画停電」で社会を混乱させ、電力不足詐欺で恐喝しておきながら、十~分に「足りとるやん」!

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2011082002000034.html

【コラム】

筆洗
2011820

 きのうの朝、通勤電車から降りると空気が変わっていた。電車に揺られていた三十分ほどの間に夏の熱気は消えた。やがて空から滴が落ち始め涼しい一日になった。「電気予報」が気になった今年の夏も、暑さの峠はどうやら越えたようだ都心でも三六度を超す猛暑日だった十八日、東京電力の最大使用電力は今年最高の四千九百三十六万キロワットに達したが、供給力に占める使用率は90%にとどまった。こんなに余裕があるのかと驚いた自動車業界などの「輪番操業」や家庭や個人の節電努力、七月下旬から涼しい日々が続いたことも、消費電力の削減に大いに貢献したが、もともとの電力需要の推計はかなりお粗末だった資源エネルギー庁は東京電力の推計を基に、夏のピーク時の需要予測を発表している。そこで示された平均的な「家庭像」は現実離れしている。かなり大型のエアコンが二・六台稼働し、家庭用最大級の冷蔵庫が通常使う電力使用量の倍以上を消費することに三分の一の家庭では、ペットのために留守中でもエアコンを使うと想定している。こんな水増しした数字で電力危機を訴えたのは、原発維持のためと疑われても仕方ないだろう以前、「原発に固執する『電力不足キャンペーン』を見極めたい」と書いた。この夏、私たちが見極めたのは、原発に頼らなくても生きていけるという現実だ。
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●検査拒否

2011年09月08日 00時03分16秒 | Weblog


著作権の問題で消されたりしているようですが、

  http://www.youtube.com/watch?v=6N81oF4Re0c
 (ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕) クレーム対応版

を見ました。

 元々はCMLで知りました(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-August/011452.html)。
 福島県民の内部被ばく量の測定を福島の病院や周辺の県の病院が拒否したという話に唖然。一体何故? 東電や国への遠慮か?

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●山下俊一教授受賞

2011年09月07日 00時06分12秒 | Weblog


CMLの二つの記事の一部(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-September/011464.htmlhttp://list.jca.apc.org/public/cml/2011-September/011472.html)。

 昨日のブログ(『A3』受賞に対する抗議)に書かれていた記事を読んで憮然とした気分になって、・・・さてと、次の記事を見てみると・・・。
 私も朝日新聞を見て、ギョッとしました。しかも、賞の冠に朝日新聞が付いてるし・・・。一体何を考えてるのだろうか? 末尾に引用させてもっらったgendai.netの記事に、ご本人自身とその賞の授与のトンデモぶりがよくまとめられている。

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http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-September/011464.html

[CML 011600] 【怒!】山下俊一への「朝日がん大賞」を撤回させよう!(緊急)
2011 9 1 () 15:26:24 JST

・・・・・・です。
【転送・転載歓迎/重複失礼】

福島に居座り、日々被ばくによるがんの危険を押し付けている張本人である山下俊一に、「朝日がん大賞」(副賞100万円)が授与されることが決まったそうです。まさにアンビリーバブル!です。まるで、朝日「がんにさせる」大賞です。「被曝させる医療に貢献」したことを称え、権威づける、しかもこのタイミングで。9月11、12日には、山下が仕切る「放射線と健康リスク」に関する「国際専門家会議」が福島で開催されます(資料は後掲)。

犯罪者をほめ称えることは、被ばくを拡大させることに直結します。がん予防とは対極のがん拡大の促進に他なりません。「恥を知れ!」。絶対に許されないことだと思います。撤回させるしかありません。2日には鹿児島で表彰式がありますので、働きかけを急ぐ必要があります。

・やれることを急いでやりましょう。まずは、質問や意見を直接ぶつけてはどうでしょうか。より多くの抗議と要請を届けることが重要だと思います。ツイッターでも朝日新聞関連アカウントにぜひ声を届けて下さい。
「なぜ、誰が選んだのか?」「福島の子どもたちに不必要な被ばくを強いて、親たちから批判されている人間になぜ賞を与えるのか?」「授賞を撤回すべきと考えるがいかがか?」―参考になる応答があれば、ぜひ共有していただきたいと思います。

朝日新聞
<ご質問> (TEL) 03-5540-7616  
らちがあかない時は「お客様オフィスにつないで」と伝えるのがいいです。
<ご意見> (TEL) 03-5540-7615

日本対がん協会 (TEL) 03-5218-4771
ちなみに、私が朝日の質問窓口に問い合わせたところ、何度聞いても「対がん協会に聞け」との一点張りでしたので、食い下がると「お客様オフィス」に回され、いとうさんという方が応答。「朝日」のカンムリの具体的な内容については、「企画事業本部が担当しており、資金面の援助(金額はわからない)や、選考委員についても朝日が中心になって選んでおり朝日の意向も反映されている」「授賞には朝日にも当然責任がある」「この件への苦情は他にもいただいている」などの説明でした。現在、企画事業本部に金額などをさらに問い合わせているところです。
日本対がん協会にかけたところ、「現在担当者が、鹿児島で開いている年1回の全国大会に行っており(注:2日に山下を表彰予定)答えられない。折り返しご連絡するように試みたい」とのことでした。

・なお、朝日の「声」欄へ投書を集中するのも有効かと思います。まず載らないでしょうが、こうした声が広く届いているというのは確実にプレッシャーになります。

【投稿先】 朝日新聞「声」 ◆550字以内
(FAX) 0570-013579
(FAX) 03-3248-0355
(E-mail) tokyo-koe at asahi.com

住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号(携帯電話も)、明記。

  実名原則。他の投稿欄との二重投稿などはご遠慮を。

・こちらにもご意見を送ってみては。
朝日新聞編集委員室 (FAX) 03-3541-7112

・可能な団体・個人は朝日新聞あてに抗議文や質問状などを送られてはいかがでしょうか。

・・・・・・。
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http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-September/011472.html

[CML 011608] 【憤怒!】続報・山下俊一への「朝日がん大賞」を撤回させよう!(緊急)

2011 9 2 () 00:32:15 JST

東京の・・・・・・(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
山下俊一への「朝日がん(にさせる)大賞」授賞撤回に向けた続報です。

【転送・転載歓迎/重複失礼】

この問題に関する情報が以下のウェブサイトに詰まっていますので、まずはぜひご参照ください。

山下俊一センセに「朝日がん大賞」……朝日新聞社の「怪挙」に唖然
(薔薇、または陽だまりの猫、9月1日)
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/40706954ebebb2c94e03424fbfede1f6

この中で北健一さん(ジャーナリスト)が書かれているように、大賞の選
考委員には、なんと朝日新聞科学医療グループ・エディター(部長)の上田俊英記者が入っています。朝日の科学医療記事の信頼性をも根底から揺るがす事態です。

明日9月2日(金)の午前10時から12時30分まで、鹿児島市の宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催される「がん征圧大会」において、山下の表彰式が強行されようとしています。こうした中で、今可能な働きかけをできる限り行いたいと思います。以下が新たなものを大幅に補足した要請先一覧です。言論の自由を最大限に行使して、この恥ずべき暴挙に「異議あり」の声を届けましょう。そして、何とかしてこの授賞を撤回に追い込みましょう。粘り強く。

【参考】要請のポイント例
(FoE Japan の満田夏花さんのものを了解を得て一部ご紹介)

・福島の親たちは、山下氏の言動によって、たいへんな思いをしてきた。
・当初、100ミリシーベルトまでは、妊婦・子どもも大丈夫と言っていた彼の発言は、自身が医学系の雑誌に書いていたことにも反するし、国際的な合意にも反するもの。
・低線量被ばくの影響を軽視する彼が、県リスク・アドバイザーや県民健康管理調査委員会座長をやっていることにより、子どもたちが危機にさらされる。
・つい先日も、山下氏の罷免を求める、県内外の署名を5万筆以上、県に提出したばかり。

加えるとすれば、
・「3・11」後に朝日はようやく脱原発の方向を打ち出したのに、今回の授賞はその姿勢とまったく矛盾している。
子どもたちに被ばくを強いている学者にお墨付きを与えるのは、メディアとして完全に失格。福島の子どもたちへの加害者になるな。
・授賞を撤回しなければ、朝日は読者の信頼を大きく失い、衰退と自滅の道を歩みかねない。今からでも引き返すべきだ。
・大賞の選考委員である上田俊英・科学医療グループエディターの見解を示してほしい。
・朝日が日本対がん協会や今回の授賞に関して資金提供している具体的な金額はいくらか。
・日本対がん協会は大賞選定に至る全プロセスの公開を。
(あくまで参考ですので、なるべくご自分の言葉でどうぞ。)
・・・・・・。
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 gendai.netの記事には色々とご批判もあるでしょうが、本件については、gendai.netによる批判(http://gendai.net/articles/view/syakai/132462)はまっとうだと思います。朝日新聞、もう少ししっかりしないと!

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http://gendai.net/articles/view/syakai/132462

朝日新聞「ひと」欄また問題人物登場
201193 掲載

トンデモ教授に「朝日がん大賞」は驚愕
 朝日新聞の「ひと」欄といえば、ついこの間も被災地で活躍するニセ医者を大きく取り上げ、赤っ恥をかいたばかり。「またやったか!」と思われたのが今月1日付の同欄だ。
 取り上げていたのは山下俊一・福島県立医科大副学長(59)。見出しには「朝日がん大賞を受ける」とある。「朝日がん大賞」とは公益法人「日本対がん協会」が朝日新聞の協力を得て2001年から創設した賞で、「将来性のある研究や活動などを対象に贈る」もの。副賞が100万円もつく賞だ。なるほど、「朝日」がつく賞を取ったものだから、「ひと」欄で取り上げたのだろうが、この山下氏の「がん大賞」受賞には多くの人が腰を抜かした。「がん大賞」ではなく、「がんにさせる賞」じゃないか。こんな声も多かった。山下氏は日本甲状腺学会理事長を務める権威で、福島県知事の要請で放射線健康リスク管理アドバイザーも務めている。今度の「朝日がん大賞」の授賞理由も「被曝医療への貢献」だ。しかし、原発事故直後は、放射能による健康被害を過小評価するトンデモ発言を繰り返し、ジャーナリストの明石昇二郎広瀬隆両氏から東京地検に告発されているのである。その告発状にはこうある。

  〈被告発人山下らは年間20ミリシーベルト、毎時3.8マイクロシーベルトを
   わずかでも下回れば「安全」であるとし、そうした地域に暮らす一般市民、
   児童、生徒、学生らの安全対策を怠った。山下に至っては飯舘村で
   講演し「現在、20歳以上の人のがんのリスクはゼロです。
   ですからこの会場にいる人たちが将来がんになった場合は、
   今回の事故に原因があるのではなく、日ごろの不摂生だと
   思ってください」などと被曝安全説を触れ回った〉


 他にも山下氏は言いたい放題で、ユーチューブには「山下俊一トンデモ発言」なるコーナーまでアップされている。そこでは「放射線の影響は実はニコニコ笑っている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます」なんて言っている。ある雑誌によれば「福島県の子どもたちは幸せですね。これからガイガーカウンターを一人一人持って、毎日測って、科学に強くなる」なんて発言も。

 こんな人物が「がん大賞」とはブラックジョークだが、選考理由について、日本対がん協会は「担当者不在」を理由に回答をよこさず、朝日新聞は「朝日がん大賞は日本対がん協会が選考し、授賞しています。従いまして弊社はご質問にお答えする立場にございません」(広報部)ときた。ジャーナリズム感覚ゼロである。

   「福島県の人たちは『犯罪者を褒め称えるのか』と怒り心頭です。
    9月11、12日には山下氏が仕切る『放射線と健康リスク』に
    関する『国際専門家会議』が福島で開催されます。
    授賞はそのための権威付けの疑惑もあります」
    (ジャーナリスト・横田一氏)


 放射能は日本を完全に狂わせている。

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●誰のための抗議なのか

2011年09月06日 04時30分23秒 | Weblog


asahi.comの記事(http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY201109030104.html)。

 明日アップする山下俊一教授の受賞事件の比ではないけれども、この記事にも驚き。

 この協会は、一体どんな発想で抗議? (本年3月に既に読了しているのですが、まだアップできていません ⇒ すいません、アップしてました!!)本書『A3』をまともに読んで、抗議しているとは思えない。裁判所や検察、刑務所、マスコミを利するだけである。〝極悪犯罪者〟には何をやっても良いのか? 誰も真相の追求なんて興味なく、早く忘却したいだけ。被害者の気持ちを忖度しているフリをしているだけで、早く〝吊る〟したいだけだ。

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http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY201109030104.html

201193943
森達也氏著書「A3」受賞に抗議 オウム事件専門家ら

 オウム真理教事件を扱った映像作家・森達也さんの著書「A3」に「講談社ノンフィクション賞」を授与すべきでないとして、教団の問題に取り組んできた弁護士らが2日、講談社に抗議したことを記者会見で明らかにした。「取材・分析が不十分で、今も残る教団の活動を助長しかねない」と主張している。

 抗議したのは、「日本脱カルト協会」代表理事の西田公昭・立正大教授や、教団からの脱退者を支援してきた滝本太郎弁護士ら。1日付で抗議書を郵送した。

 抗議書で西田教授らは、森さんが「A3」で、教団による一連の事件は「弟子の暴走」で、元代表の松本智津夫死刑囚(56)は首謀者ではないと論じた点を問題視。「松本死刑囚からの指示を認定した確定判決にほとんど触れず、ノンフィクションとは言えない」と批判した。滝本弁護士は「『弟子暴走論』にお墨付きを与えれば、教団の組織拡大活動を助けかねない」との懸念を示した。

 同賞の贈呈式は5日に予定されている。講談社広報室は「選考は公正を期し、選考委員からも評価いただいた」との談話を発表。森さんは「『A3』を読んだとは思えない。精読してもらったうえで、論じあいたい」とのコメントを出した。
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●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件

2011年09月05日 00時01分10秒 | Weblog


いつも〝読学〟させて頂いているWP『小出裕章(京大助教)非公式まとめ/京大原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報』(http://hiroakikoide.wordpress.com/)に出ていた記事http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/08/14/okinawatimes-aug13/)。関連する記事として、同所のこれ(http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/08/14/ryukyushimpo-aug13/)とこれも(http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/08/14/okinawa-aug13/)参照。沖縄での講演の映像のリンクは後者の方の記事にあります。

 もちろん沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事件は知ってはいました。覚えてはいます。なぜ、米軍が現場を封鎖し、日本人や大学関係者、警察が締め出されるのかが不思議で、単なる〝番犬様〟米軍の傲慢さや沖縄差別の表れだとばかり思っていました。
 その裏に、ストロンチウム汚染の問題があったなど、全く想像していませんでした。初めて知りました。当時、大きく報じられたのでしょうか? 迂闊でした。

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http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/08/14/okinawatimes-aug13/

813 米軍ヘリ墜落で放射性ストロンチウムが3.6マイクログラム消失 小出裕章(沖縄タイムズ)

2011
年8月13日、沖縄タイムズが小出裕章氏に関する記事を掲載いたしました。


以下、転載。
=====
子の被ばくに警鐘 京大・小出助教

 

 原子力発電所の危険性を指摘し続けている京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが13日、「放射能と子どもたち」と題し西原町中央公民館で講演した。東日本大震災から5カ月がすぎ、東京電力福島第1原子力発電所の現状や漏れた放射能が子どもたちに与える影響などを説明。被ばく量基準値を上げる国を批判し「原発事故は進行中。微量の放射線量でも危険。細胞分裂が盛んで感受性の強い子どもたちを守るのが大人の責任」と強調した。同町図書館の主催。

 全身被ばく量が2グレイ以上から急性死亡の確率が出始めるという。1990年の茨城県東海村の臨界事故を例に挙げ「亡くなった職員の1人は18グレイ被ばくしていた。これは、体温が千分の数度上がっただけのエネルギーだが、放射線は皮膚を突き破り、骨や細胞を傷つける」と説明した上で「細胞分裂の活発な子どもの時期に被ばくすると、傷を受けたままの遺伝情報が複製され、被害を受けやすくなる」と語った。

 7年前の13日、沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した事故についても言及。防護服を着て放射線の測定や飛散防止処置を行う米軍の作業を写真で見せた。その時飛散した放射性物質ストロンチウム90について「米軍が発表した焼失量3・6マイクログラムは年間摂取限度の550人分。米軍は大学を封鎖し証拠を持ち帰った。日本の警察は米軍を守ったと言える」と話した。

 米軍基地も原発も弱い所に押し付けている国の姿勢を指摘し「沖縄の基地問題と原発問題への向き合い方は同じ。米国に従うことが国益と言っている人は強くない。強い者に従うのではなく、優しく生きることが人の価値につながる。日本をまともな国にしよう」と呼び掛けた。
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●新聞社間の争いの背後

2011年09月04日 00時00分09秒 | Weblog


THE JOURNALに出ていた記事(http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/08/_----_vs.html)。高野孟氏。

 電力会社と癒着した政界・財界や原発推進新聞社が原発の生き残りに必死な理由が良く分かるし、米国が背後で蠢いている様が伝わってくる。

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http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/08/_----_vs.html

〈高野論説〉(高野孟
"脱原発"阻止へ日米旧体制が必死の反撃 ── 東京・毎日・朝日vs読売・日経・産経の構図

 新聞戦線で言うと、東京新聞はいち早く"脱原発"路線を打ち出して(当初はおっかなびっくりだったが、それを評価して新規購読する人が急増したとか)、毎日と朝日がそれに追随したのに対して、正力松太郎以来、社是として原発推進の急先鋒を走ってきた読売新聞経団連の機関紙のようなものである日本経済新聞保守イデオロギーに凝り固まった産経は、菅直人首相の"脱原発"路線を1日も早く葬ろうと、必死のアンチ脱原発のキャンペーンを繰り広げている。
 朝日も毎日も、原発に関しては恥ずべき歴史を持っていて、1974年に田中角栄が電源開発3法を作って原発交付金が「これでもか」とばかり立地自治体に流れ込むような制度が出来たのとほぼ同時に、電事連に原子力広報専門委員会が発足して、その実務責任者であった鈴木健=電事連広報部長が個人的に親しかった朝日の江幡清=論説主幹に相談を持ちかけて、月1回、10段の原発PRを載せ始めた。それを見て奮起したのは読売で、「原発は故・正力松太郎=社長が導入したものだとネジ込んで、朝日と同等の広告が入るようになった。焦った毎日は、紙面では反原発キャンペーンを展開しているというのに、広告局が電事連に原発PR広告を出稿してくれるようお願いに行って、鈴木から「御社ではいま原発反対のキャンペーンを張っている。反対が天下のためになると思うなら反対に徹すればいいではないですか。広告なんてケチなことはどうでもいいではないですか」と恫喝されてたちまち屈して、キャンペーンを止めた。読売から1年遅れで毎日にも原発PR広告が載るようになった(『別冊宝島/誰も書けなかった日本のタブー』の特集「金と権力で隠される東電の闇」)。以前にも紹介したが、上記『別冊宝島』によると、

東京電力の年間の広告宣伝費は2435700万円、販売促進費は2389200万円(日経広告研究所『有力企業の広告宣伝費2010年版』)、それとは別に使途非公開の普及開発費が200億円近くあってその多くがメディアに流れている。
東電はじめ地域電力10社と電源開発を合わせた電力会社11社では、広告宣伝費8845400万円、販売促進費6230700万円に上る。
電力会社以外にも、電事連、原子力産業協会、原子力文化振興財団はじめ多数の外郭=天下り法人、経済産業省=資源エネルギー庁、文部科学省にもそれぞれ原発関連の広報予算があって、「これらをすべて合計すれば、原子力・電力業界がメディアに流している金は、年間2000億円に迫る」。

 原発推進企業がこれほどまでに手厚く新聞はじめマスメディアを囲い込んで来たにもかかわらず、東京、毎日、朝日は「原発PR広報はもう頂かなくても結構です」と重大決心をして踏み切って、戦線を分裂させた訳で、そうなると、脱原発の立場からすると、産経なんぞはどうでもいいとして、読売と日経の「原発を止めたら日本は立ち行かない」かの恫喝的キャンペーンをどう粉砕するかが標的となる。

経団連が原発を死守したい訳
 経団連の米倉弘昌会長は親原発の急先鋒で、フクシマ直後の3月16日に「原発が1000年に一度の津波に耐えているのはすばらしい。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」とアホなことを言って以来、翼賛発言を繰り返していて、7月30日付読売でも解説面の半分を使ったインタビュー記事で「展望なき脱原発は衰退招く」と国民を脅しつけている。どうして彼がそれほどまでに感情的になるのか。
 第1に、米倉の出身企業は住友化学で、『東電・原発おっかけマップ』(鹿砦社)の「米倉弘昌」の項(P.186)によると、

住友化学はGEともに放射性医薬品を扱う会社、日本メジフィジックスの親会社だ。日本メジフィジックスは10年にセシウムの体内除去剤「ラディオガルダーゼ」をドイツから輸入する許可を受け、フクシマ後に緊急輸入、福島県などで配っている。同社には厚生省からプルトニウム除去材の開発の依頼もきているそうだ。
過激なまでの原発推進、東電擁護の発言ばかり聞いていると、米倉が被曝ビジネスのタネだから、原発の旗ふりをしているんじゃないかなんて気にもなってしまう。

 第2に、住化に限らず経団連の主要企業の多くは東電はじめ原子力業界のお得意先である。『赤旗・日曜版』8月7日付の見開き特集「原発マネー群がる面々」によると、原子力産業協会の調査で09年度の電力11社の原発関連支出は2兆1353億円で、そのうち約2000億円はマスコミ対策だが、こんなのはかわいい方で、

原子炉メーカー(三菱重工、日立、東芝など)=6300億円
商社(三菱商事、丸紅など)=3512億円
鉄鋼など(新日鉄など)=3200億円
建設業(鹿島、大成、清水、大林など)=3080億円
化学など(住友化学など)=5億4500万円

 などの原発マネーがメーカーに流入する。また金融で言えば、三菱東京、三井住友、第一生命などが09年度だけで5兆5000億円もの融資を電力各社に注いでいる。
 第3に、そのような実態を反映して、経団連トップを構成するのはこれらの重厚長大型メーカーや大手金融機関の連中である。「東京電力は歴代、経団連会長、副会長を送り出してきた企業。新日鉄も会長、副会長を出した。原子炉を独占する三菱重工、日立、東芝は、経団連副会長。三菱東京、第一生命も副会長。会長の米倉氏が会長である住友化学も核燃料の再処理にかかわっている」(赤旗・日曜版)
 第4に、上記『東電・原発おっかけマップ』によると、経団連の地方組織ともいえる各地の経済連合会で、電力会社が占める役割は生半可ではない。11年6月現在で、各地方の経済連合会の現職会長は全員!電力会社トップで占められている。

北海道:近藤龍夫(北海道電力会長)
東 北:高橋宏明(東北電力会長)
中 部:川口文夫(中部電力相談役)
北 陸:新木富士雄(北陸電力会長)
関 西:森 詳介(関西電力会長)
四 国:常盤百樹(四国電力社長)
九 州:松尾新吾(九州電力会長)

 地域独占であるというだけでなく、「総括原価方式によって予め利益が確保されている各電力会社が、地方の最優良企業であるのは当たり前で、それが偉そうな顔をして地方経済界を仕切っているのが、この国の発展途上国丸だしの実状である。

米国も"脱原発"潰しに参入
 さて、8月5日付日経「経済教室」欄には、米戦略国際問題研究所のジョン・ハムレ所長が「日本が原子力を放棄するのは、むしろ弊害が大きい」という趣旨の論文を寄せていて、米国サイドからも日本の"脱原発"を阻止しようとする情報工作が活発化している。その論理は珍妙なもので、

たとえ日本が打ち切っても、中国はじめ世界の多くの国は原発を推進するだろう。これまで世界の原発を監督しその核兵器製造への転用を防止する役割はIAEA(国際原子力機関)が担い、そのIAEAで主導的な役割を果たしてきたのは日本と米国である。
もし日本が原発を断念したら、再び推進に転じた米国の原子力政策も打ち切られる可能性がある。
日米両国が原発から撤退し、両国の安全思想にくみしない国々が原子力システムの運営責任を担う事態となれば、日本も米国も今よりはるかに安全でなくなるだろう......

 何を言っているんだ。米国仕込みの「安全思想」がフクシマで破綻したのだ。米国人が、こんなものを安全と偽って日本はじめ世界に普及して大儲けしてきたのは私共であり、大変申し訳ないと謝るなら話は分かるが、分家のお前が慌てて原発を止めたりしたら本家のこちらにも累が及ぶんだぞと脅しをかけるとは何事か。ましてや、中国など途上国が原発を推進することを止められないという前提に立って、だから米日がIAEAのヘゲモニーを握り続けるために原発を続けろというのは、完全に倒錯で、「安全思想」の破綻に責任をとって米日が率先して原発を止め、世界を脱原発に導くよう共同のイニシアティブを発揮すべきではないのか。
 原発推進派の狭いサークルのことを「原子力村」と言うが、その陰の村長は米国であり、そのことを暴き出さない限りフクシマ後の道筋は見えてこない。が、今のところそこに焦点を当てて報道を続けているのは『赤旗』くらいのものである。同紙の連載「続・原発の源流と日米関係」第4回は福島原発事故への対処も米国に直結していたと指摘、事故対応のため米国から派遣された関係者のリストを掲げている。

・米エネルギー省(3月15日までに) 34
・米原子力規制委員会(同16までに) 11
・米パシフィック・ノースウェスト国立研究所(同30日に) 2人
・米保険福祉省(同13日に) 1人
・米海兵隊放射能等対応専門部隊(4月2日〜5月4日) 150
・米海軍艦艇システム司令部原子力技術部長 1人
・米原発運転協会技術者 ?人
・米ゼネラル・エレクトリック社から技術者など ?人
・米原子力規制委員会ヤツコ委員長(3月22日以降の日米協議に出席)
・米太平洋艦隊ウォルシュ司令官(同上)

 彼らは別に日本人を心配して来てくれた訳ではない。日米に跨がる原発共同体の利益を防衛するために血相を変えて駆けつけたのであり、彼らにとっても"脱原発"を口にする菅直人首相は早々に退陣させなければならなかったのである。

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●「マークⅠ型」: 見逃してしまったETV特集

2011年09月03日 01時22分57秒 | Weblog


CML(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-August/011176.html)で、以下の番組(http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0814.html)がETV特集として放送されていたことを知りました。残念ながら見損ねてしまいました。

 ただし、小山氏による誤誘導に注意が必要とのことで、CMLのこれhttp://list.jca.apc.org/public/cml/2011-August/011201.html)とこの記事http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-August/011202.html)もお読みください。

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http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0814.html

2011年8月14日(日) 夜10時
アメリカから見た福島原発事故

3.11東日本大震災の地震と津波によって炉心溶融の深刻な事故を起こした東京電力福島第一原発。この重大事故は海の向こう、アメリカで原子炉の設計、研究、規制に関わってきた技術者たちからも大きな注目を集めていた。1966年に着工された福島第一原発は、元々アメリカで設計された原子炉を導入したものだったからだ。「マークⅠ」型と呼ばれる。「マークⅠ」はアメリカの大手メーカー、ゼネラル・エレクトリック社(GE)が手がけた最初の本格的な商業用原子炉だった。

アメリカでは、1976年に元GEの技術者がその“構造上の問題点を内部告発したのをはじめ、マークⅠについて多くの研究がつみ重ねられていた。電源が喪失するとマークⅠはどうなるのか、炉心溶融に至るプロセスは・・・、重大事故について具体的なシミュレーションも行われていた。そのマークⅠの“重大事故に至る可能性”は、日本ではあまり共有される事はなかったという。

アメリカ原子力関係の国立研究所の元研究者、アメリカ原子力規制委員会の元幹部、そして「マークⅠ」を設計したGEの元技術者など、今回の福島第一原発の事故に注目する人々を取材し、「マークⅠ」型原子炉とは何なのか、そしてなぜ問題点の認識が日本側に十分に伝わらなかったのか、原発と安全、その本質に迫る。

スタジオ対談
科学ジャーナリスト(元NHK解説委員):小出五郎さん
元東芝 技術者:後藤政志さん

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●核のゴミと云う地獄:「王様は裸」

2011年09月02日 04時17分40秒 | Weblog


WP『小出裕章(京大助教)非公式まとめ/京大原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報』(http://hiroakikoide.wordpress.com/)に出ていた随分以前の記事http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/07/anchor-jul-4/)。

 核燃サイクルという王様は裸で、遠に破綻している。自民党や電力会社は服を着ていると言ってきたし、いまだに多くがそう言っている。廃棄物の処理法・場所さへ決まっていないのに。
 核燃施設が誘致されなかったら六ヶ所村は限界集落だった、という発言・・・。行くも地獄、引くも地獄。でも行く(誘致)地獄の先は、FUKUSIMAのような取り返しのつかない大地獄だった訳。限界集落と比べてどうか? 限界集落という地獄を避けるためには、核関連施設の誘致しかなかったのか?

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http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/07/anchor-jul-4/

74 核のゴミ抱える村 青森・六ヶ所村の現実(スーパーニュースアンカー)

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4日の関西テレビ「スーパーニュースアンカー」の特集「核のゴミ抱える村 青森・六ヶ所村の現実」にて小出裕章氏のコメントが放送されました。コメント欄にてnualchemistさまよりにご紹介いただきました。


番組内容
青森県には使用済み核燃料の再処理施設など建設中のものも含め原子力施設が4つもあります。
日本の原子力発電を支える青森の人々が福島の原発事故をどう見ているのか取材しました。

引用元:番組バックナンバー|スーパーニュース アンカー
※リンク先には、番組の書き起こしが掲載されています。


録画
核のゴミ抱える村 青森・六ヶ所村の現実
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