恵みの源ルターは、デッカイ建物やら厳かな行事やら、ありがたい教えやらエライ学者やらに頼って、自分を確かにする道を捨てて、自分の中のまします savior セイヴィアー≪ひとりび......
発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害の子ども。生まれてすぐにネグレクトや虐待がある場合が、一番重たい発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害の子どものケースです。その場合、どんなことになるのでしょうか?
ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.139の第4パラグラフの5行目途中から。
コナーの場合、コナーの問題は赤ちゃんの時期の最初から始まっていたのは、明らかでした。この時期は、脳の低次の、しかも一番中央が盛んに発達する時期です。この部分の脳のシステムは、リズムやタッチに反応する部分です。すなわち、それは、心拍、神経化学物質やホルモンの一日サイクルの調整、正常に機能できる秩序維持のための歩行や他のパターンのリズムをコントロールする脳幹です。身体を通して心の温もりを感じることが、脳のある部分を化学的に活性化させるためにはなくてはなりません。身体を通して心の温もりを感じることがなければ、ローラのケースみたいに、身体の成長(頭や脳の成長も)が遅れます。
タッチを通して、心の温もりが伝わらないと、身体の発達、身体の一部である脳の発達まで遅れてしまう。ビックリですね。
実際、発達トラウマ障害(DTD)の子どもで、保育所から小学校に上がる際に、「知恵おくれ」ではないか?と疑われて、「就学指導委員会」に回されるケースが少なくありません。発達トラウマ障害(DTD)かあると、1)感情や行動のコントロールが出来ない、2)学習その他の活動に参加しづらい、3)対人関係が上手く出来ない、4)自尊感情が低くなる、という4つの領域が落ちますから、2)の部分で、「知的に遅れや偏りがあるように」見えることがよくあります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます