女性の発達にどのような変化をもたらしたのでしょうか?
The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p38の11行目途中から。
(1)外側の器官を失っていることを強く感じることから、力強い内なる可能性(内なる空間)の芽生えを感じることまで。これは、移動や自発性に関する一般的な形において、強烈に「無理矢理に入る」ことを強く表現するようなことはありません。(2)男のやり口を「受け身」で捨てることから、生み育てる器官を持つことに相応しく、生み育てる機関がありますよと言い表すことをを楽しく陽気に求めることまで。このようにして、一定のバイセクシャルな傾向、すなわち、代わる代わる「無理矢理に入る」やり方と「全部を飲み込む」やり方を使う傾向は、性役割において、より一層大きな文化的、個人的なばらつきをもたらすことになります。ただし、思春期において十分に性的な違いが排除されなければの話ですが。
女性の発達は、男女の性差をどれだけ認めるのか、それとも認めないかによって、性役割の違いのバリエーションの多寡も決まってくる、ということでしょう。
具体的に申し上げれば、次のようになるでしょう。
日本のように、性差を認めなければ、男も女も性役割が固定化して、男性的な役割をする場合は、女性もオヤジ化するということが生じるでしょうし、逆に北欧のように、性差を認めれば、たくさんの役割を、男も女も男らしさ、女らしさを失うことなく、果たすことが可能になるでしょう。
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