桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

新年のスーパー銭湯

2010年01月03日 23時35分50秒 | 日録

 大晦日につづいてスーパー銭湯へ行ってきました。



 武蔵野線の新八柱で新京成に乗り換えて、今日は二つ目の松戸新田まで行きました。
 前回降りたみのり台駅よりこちらのほうがほんの少しだけ近いのです。途中で住宅街を抜ける道に折れなければならないので、迷う心配がありますが、それも初回だけのこと。
 地図をプリントして持って行き、途中二度確認の要に迫られましたが、迷うことなく無事到着。

 ところが……。受付を済ませようと財布を取り出して、思わず「あっ」と一声。
 ぬぁ、ぬぁーい! 会員証と回数券がないのです。
 昨日、筑波山神社の帰りに寄って、ひとっ風呂と思っていながら、庵を出るときに置き忘れ、わざわざ取りに戻って、確かに入れたはずです。
 慌てて鞄をまさぐりましたが、ボディタオルや櫛、ニベアのたぐいはビニール製の
袋に詰めたままさわっていないし、大体濡れたものを入れるためのビニール製ですから、いくらボケが始まってもおかしくない年齢とはいえ、そんなところに入れる道理がない。
 やや大きめのトートバッグではありますが、ガバッと拡げれば、あるかないかは一目瞭然です。

 中身が変わっているとすれば、つくばエクスプレスの駅で手に入れたパンフレット類を取り出して、クリアファイルに整理したことだけ。そこに挟まっていたのかも、と考えましたが、裸で突っ込んだ憶えもないし、先に突っ込んだものが、あとから突っ込んだものに挟まれるはずがない。

 回数券がなければ、750円也を投資しなければなりません。
 ええいっ! そんな理不尽なことがあるものか、と思うと、風呂に入る気はなくなってしまいました。

 エイエイエイと元気よく上がってきた階段を意気消沈して下りました。肚が立つ(といっても、自分に立てる肚しかないのですが)よりも、忽然と姿を消したていの回数券の行方が不思議でならない。どう考えても、財布の中以外に行き場所がないのです。

 寒空の下に出て、トボトボと横断歩道を渡りました。ことさら寒いようなので、コートのポケットに手を突っ込むと、指先に当たるものがある。
 身に憶えのないものではありません。直前に使ったばかりのスイカを入れたパスケースです。
 そうだった! 庵に取って返したとき、コートの内ポケットに入れた財布を取り出すのが面倒だったので、このパスケースに入れた、というのを思い出したのです。
 50メートルほど歩いたところで引き返し、無事入浴の運びとなりました。


 001番の靴箱が開いていたので、使わせてもらいました。

 大晦日と較べると、ロビーで憩う人の数は若干少な目と感じられましたが、浴槽は相変わらず混んでいました。今日も子どもが多数いましたが、みな静かに入っているのだけはよい。
 伊豆大島の大島温泉では、広い浴槽で泳いだり飛び込んだりするクソガキと一緒になって騒ぐ莫迦オヤジがいたし、箱根・宮ノ下温泉では兄弟らしきガキどもがお湯の掛け合いをしているのを平然と眺めている莫迦オヤジがいたりしました。
 まだ二度目に過ぎませんが、ここにはそういう手合いはまったくいません。これで湯温が適正なら、とは考えますが……まあまあ、いいことばかりはないわい、と溜め息まじりに呟きながら、背中をポリポリ。

 前回は気がつきませんでしたが、浴槽には湯温のディジタル標示があって、普通の湯(白湯)は41度を行ったりきたり。これでは江戸っ子にはぬるいはずです。
 今日は普通の湯に入ったあと、露天に入りました。露天の湯温は43度でした。内湯ならこれでも少し物足りないけれども、まあまあ妥当な温度……とはいえても、露天だといささか低く感じられます。小さな子も入るのですから仕方がないかと思いつつ、外気は冷たいので、顎までドップリと浸かりました。
 今日は露天のあとに身体と髪を洗い、ジャグジー、また露天と都合四度入りました。


 今日も湯上がりにコーヒー牛乳。

 帰りも松戸新田駅に出て、乗り換えの八柱にある100円ショップでやや長めの時間潰し。



 コンパクトディジタルカメラ用の三脚を買いました。もちろん100円です。

 出かける前に筑波山神社のホームページを見ていたら、昨日のブログに載せておいた「つくばね守」の、もっとよい画像がありましたので拝借しました。

 言い伝えによると、日神(天照大神)は伊勢に渡りたまうより前、筑波山に降臨した、とあり、筑波で父母二神(伊弉諾尊・伊弉冉尊)から賜った「ツクバネ」の実で、弟の月神(月読命)と羽根突きをして遊んだことから、羽根突きの発祥の地とされる、とあります。
 ここでいう「ツクバネ」の実とは、無患子(ムクロジ)の実ではなく、「ツクバネソウ」というユリ科の多年草の実で、筑波山にも自生しているようです。
「ツクバネ」とは「衝く羽根」でもありますが、筑波嶺でもあります。なるほどなるほど……です。



 市川市万葉植物園のホームページから拝借した「ツクバネソウ」の画像です。同園は勤め先のすぐ近くなので、そのうち行ってこようかと思います。