桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

病気完治のご託宣出ました

2010年01月15日 23時57分28秒 | つぶやき

 二日前、年明け最初の血液検査がありました。
 結果は赤血球数434(四十日前の退院時は307)、血色素数13・8(同5・4)、ヘマトクリット41・(同29・2)と、いずれも基準値をクリアしていました。
 退院後、去年のうちにあった二度の検査では、三項目ともなかなか数値が上がりませんでした。
 さらに、歩いていると、ほんのときたま頭がスッとするような感じがあります。コンマ1秒ほどの瞬間的なもので、歩くのにとくに差し障りはありませんが、貧血は治っていないと思わせました。
 年が明けてからも、さして変わるところはなかったので、数値が急に上がったことは信じられぬ思いでいます。

 そんな私の心配をよそに、「胃潰瘍のほうは完治したと考えていいと思います」という医師殿のご託宣が出ました。
「血液の数値も良好です。ただ、ピロリ菌が多く、胃酸の分泌も多い体質みたいですから、放っておくとまた胃潰瘍再発の恐れがあります。少し強めの薬に替えましょう」
 ということで、入院以来服んでいたオメプラール錠がブロテカジンという錠剤に変わることになりました。
「胃潰瘍のほうは完治……」というと、他に気に懸かることがあるかのようですが、実はあるのです。その検査は来月の十日ということになりました。

 診察室を出てから、今日の検査結果を気にかけてくれていた友に電話。
 数値と胃潰瘍完治のご託宣があったことを伝えると、心から悦び、安堵してくれているのがわかって、私も嬉しい。
 しかし、数値が急激に上がったのが依然として腑に落ちぬままです。

 友は鉄分を増加させる食べ物を見つけると、電話やメールで報せてくれていました。曰く。アボカド、ひじき、ほうれん草、レバー、柿の葉茶、黒豆茶……。
 検査前夜にはプルーンがいいと教えてくれました。
 私はいわれるままに買い求めますが、しばらくつづけると、飽きてしまう。いまだにつづいているのは、総菜として売っている鶏レバーの甘露煮だけです。
 鶏より豚のほうが鉄分を多く含んでいるらしいので、一度レバニラ炒めを買ったのですが、鶏に較べてモソモソとする食感がイマイチ苦手です。電子レンジで加熱すると、ポップコーン(少しオーバーですが)のようにパンパンと爆ぜて、跡形もなくなってしまうのも始末が悪い。

 勤め帰りの電話で、プルーンがいいと教えられてスーパーに寄ると、ソフトプルーンという半乾燥状態のものがありました。早速求めて帰り、夕食後のデザート代わりに食べ始めたら、ほのかな酸っぱさが心地よく、パクパクと十粒以上も食べてしまいました。
 数値の急激な改善はそのせいだったのかも……。いや、本当は我が身を案じてくれていた友のおかげなのです。

 診察を受けている間に、強い風が吹くようになっていました。
 検査の終わる時間が予測できなかったので、勤め先には「昼まではかからないと思うけれど……」という電話を入れておきました。病院を出たときはまだ十時前でした。

 コーヒーでも飲んでから出勤しようと駅前のファストフード店へ行くと、異様な混み方です。
 空席がまったくない。
 通勤時間はとうに過ぎているのに、勤め人ふうの姿が目立ちます。なんのこっちゃと訝りながら駅へ行って、わけがわかりました。強風のため、武蔵野線は運転を見合わせていたのです。
 振り替え輸送の案内をしていましたが、普段なら乗車わずか十分の市川大野へ行くためには常磐線に乗るか、南流山まで歩いてつくばエクスプレスに乗って秋葉原へ出、総武線で本八幡まで行って、バスに乗るという手立てしかありません。何時間かかるかわかったものではない。



 しばらく改札前で待っていましたが、電車が動きそうな気配はないので、元旦に初詣をした赤城神社に行ってみました。駅のすぐ横の丘の上にあります。
 神社に向かう上り坂でメジロのつがいを見ました。カメラを出すいとまもなく逃げられてしまいましたが……。



 神社は相変わらず無人でした。
 守札授與所はカーテンが開けられているところを見ると、無人ではなさそうですが、人の姿はありませんでした。
 


 小高い台地上にある境内なので、ことのほか風が強い。
 本来なら四偶に吊られた風鐸(ふうたく)がカランカランと優美な音を鳴らすところなのでしょうが、本殿に下げられていたのは提灯を模した飾りでした。たんなる飾りではなく、夜になると灯りが点る仕掛けでしょうか。



 天満宮ではないのに、鳥居前にはなぜか菅原道真の歌。


 
 前回は夕暮れが近かったので、椎なのか樫なのかよくわからなかった参道のご神木。
 高さ2メートルほどの盛り土の上にあるので近づけません。遠くからでは木肌を確かめることができず、結局椎なのか樫なのかわかりません。



 武蔵野線運転見合わせのあおりを食らって、常磐線から武蔵野線に入る貨物線では貨物列車が停まったままでした。

 電車が動き出したのは十二時近くになってから。出勤できたのは十二時半になってしまいました。



 夕食後から服み始めた薬。
 左からプロマック顆粒、ガストローム顆粒、フェロミア錠と胃酸の分泌を抑えるブロテカジン錠。朝と夕食後に顆粒は一袋、錠剤は一錠ずつ服みます。

 昨日十四日は明智光秀公の月命日。阿弥陀如来にお水を供えて焼香。

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