昨朝、ハローワークのインターネットサービスで求人が一件見つかったので、十一時にハローワークへ。
一時間半待ってようやく私の順番がきたと思えば、年齢不問と書いてあったのに、「極秘情報」と呼ぶのかどうか、ハローワークの担当者に会って初めてわかる情報では、希望しているのは四十五歳ぐらいまで、だとさ。
最初から年齢制限のあることがわかっていれば、わざわざ電車に乗って行きはしないのに、無駄足を踏ませおって……。どうせロクな会社ではあるまい、と八つ当たり気味にプリプリしながらも、体調が持ち直してきているせいか、ここまできたら、ゆっくり待つほかはあるまい、と結構鷹揚に構えています。
ハローワークで聞かされた雇用状況の悪さもあります。
厚生労働省が発表した五月の千葉県の有効求人倍率は0・43で、全国四十七都道府県中、下から八番目という低さだそうです。ことにハローワーク松戸の管轄地域(松戸、柏、我孫子、流山、野田)はさらに悲惨で0・31。五市合わせると、百万を超える人口に比して、事業所が少ないということもあるのでしょうが、こんな数値では仕事捜しを諦めるわけにはいかないが、諦めの境地に到っていたほうがいいかもしれない。
帰ってくると、郵便受けには履歴書を送っておいたところから、「不採用」という通知がきていました。
私は自分を売り込むセールストークが生来苦手なので、履歴書と職務経歴書だけでは先方が私の実力のほどを知るのは至難の業であるとは思うが、齢は行っているけれども、費用対効果で考えれば、知らぬが仏とはいうものの、どの企業も人を見抜く目がないんだなぁ、と自分勝手な独り言を呟いて、それでも以前と較べれば、さほど落ち込んではいません。
昨日は午後三時ごろから雨になりましたが、弱い雨でした。コンビニへ電気料金を払いに行きがけに鐘の下公園を覗いてみたら、仮称・劇団一人だけがいました。
植え込みづたいにゆっくりと歩いていました。歩き方を見ていると、我がブログペットのコタロウに似ています。
今月五日、理化学研究所が神戸のポートアイランドで開発を進めている次世代スパコンの愛称が「京(けい)」と決まりました。
文科系の私が理化学研究所という名前を持ち出すのは唐突なようですが、宇宙物理学者の故・小田稔(1923年-2001年)さんが同研究所理事長に就任された直後(確か1988年だった)に、武蔵境のご自宅をお訪ねする機会があって、以来、私には無縁なこと、理解不可能なことが多くても、同研究所関係のニュースには目を通すようにしてきたのです。
次世代スパコンの愛称が決まったのが仮称・劇団一人の名前を考えあぐねていたときだったので、スパコンにちなんで「於京(おけい)」と呼ぶことにしました。
♀か♂かわからぬのに、女名前をつけたのですが、仮に♂であったとしても、かぼそい身体つきは於京という名に相応しいのではないかと思います。
「名前を決めたんだよ」
そう呼び掛けて、いつものようにキャッティを二摘み置きました。
近くで見ると、毛並みには茶色も少し入った三毛です。ということは、♀か。
前は私がその場に腰を下ろしたままでいると、植え込みの陰から出てこようともしませんでした。
この日は私の手が伸びている間こそ奥のほうでじっとしていましたが、私が手を引っ込めるとスルスルと出てきて、カリカリと小気味よい音を立てて食べ始めました。
私への警戒心はかなり薄れたようなのに、食べている間もときどき周りに警戒の目を光らせるのは怠りないようです。私にはわかりませんが、黒猫や身体の二回り小さいライバルの気配があったのでしょうか。
私には餌づけをしようという気もなく、抱いたりしたいという気もないので、食べてくれさえすればいいのです。
食べ始めたのを確認すればその場を去ってしまいます。市川大野のオフグ一家の仔猫たちのように、「ニャー」と挨拶してくれるようになったら、いっそううれしいことはうれしいけれども……。
今朝は一転して梅雨の中休み。
朝から眩しいばかりの陽光が溢れていました。
朝の散策ついでに公園を覗いてみましたが、於京その他の姿はありません。地面は湿っています。
昨日の夕方、雨も強くなり、嵐のような風が吹いたので、長さ1メートル以上もある欅(ケヤキ)の枯れ枝が吹き飛ばされていました。
不思議なものですねぇ。廣徳寺で作務をしようと決めたからか、自然に腰を屈めて枯れ枝を拾っています。
焼き立てパンのパン・デ・モルデに行きました。土曜日だというのに、暇人たちはどこか遠出でもしたものか、テラスは無人、店内の客も私を含めて三人だけでした。
で……こんなものを買って、ゆっくり朝食と相成りました。
会計をするとき、持ち帰らずテラスで食べる、というと、こういうトレーに移し替えてくれます。
左から餡ドーナツ、シナモンちゃん、石窯ピザ。〆て¥380也。コーヒーは無料。シナモンちゃんはかわゆいので買いましたが、クリームパンでした。
シナモンはあまり利いていないようでした。
雀殿にも朝食をお裾分け。
キミにあげたのだから取るはずはないのに、ついばむとチョンチョンと弾むようにして遠くへ行き、また戻ってきます。
帰り道ついでなので、先日スタートしたT字路から馬橋方面へ、小金道をほんの少しだけ歩きました。
大勝院や大谷口城址、廣徳寺へ行くとき、新坂川を渡る横須賀橋です。
一茶の時代には、この川はまだありません。一茶が歩いたのは、多分畑の中を通るのんびりとした道だったのでしょう。
この道を左のほうに行くと、T字路を過ぎて坂川に架かる新横須賀橋です。新坂川に架かるのが横須賀橋で、坂川に架かるのが新横須賀橋……。わっかるかな?
新坂川べりでは合歓(ネム)の花の花盛りでしたが、朝日が強過ぎて逆光になってしまいました。
明日の日曜日はどうやら雨のようです。
昨日の天気予報が曇のち雨でなければ、昨日のうちに廣徳寺の枯れ草をレーキでひっくり返しておき、今日、袋詰めができていたかもしれないのに……。
初作務はいつになりますことやら……。
私と一緒で、相変わらず
可愛いものがお好きですね!
初サムのブログ更新楽しみにしております。