今日は節分です。
豆まきして、鬼を追い出し、福を招き入れる、1年間の節目の大切な行事です。
「鬼は~外、福は~内」と元気に声だして、明るい春を迎えたいですね。
朝から、立川の公立小学校訪問でした。
三時間目、四時間目に、三年生のクラスを回りました。
この子達は縁があり、もう3回目ですので、みんなしっかり参加しています。
「短い絵本はやだ~。長いおはなしがいい」という子どもたち。
長いおはなし、特に素語りが大好きなこどもたちなのです。
絵本ひーらいたで紹介した絵本は、
優しい鬼の絵本です。
皆さんも読んでみてくださいね
節分の日のちょっと切なくなるようなおはなしは、『おにたのぼうし』
毎年読んでいる大好きな絵本。
『泣いた赤鬼』は語りでおはなししました。
赤鬼と青鬼の友情物語。
青鬼の手紙は、胸がつまるほどに、赤鬼を想う青鬼の優しさが伝わってきます。
『島ひきおに』は孤独な鬼が、村の人と一緒に暮らしたくて、いつまでもいつまで
も、島をひいていくおはなし。
先日の増田書店で読んだ『かえるをのんだととさま』は、和尚さまが、ととさまの口の中に、豆をまいて、お腹の鬼を追い払いました。
まさに節分の鬼退治のおはなし。
最後は、『こぶとりじいさん』を語りました。
こぶが二つになっちゃったおじいさんは、かわいそう。
また、とってもらえるといいね。
今日は節分ジャストの日でしたので、せっかくならばと思い、
たくさんの鬼のおはなしをしました。
鬼は怖い?やさしい?ひとりぼっちでかわいそう?
今日のおはなしに出てくる鬼は、いろいろな気持ちをもった鬼でした。
一つ言えるのは、鬼は、私たちのそばにいるということです。
心の声が聞えてしまうのですね。
ひいらぎ、豆の殻、いわしの頭を玄関に飾り、鬼を追い払い、豆まきして、
栄養たっぷりの豆を年の数だけ食べ、
それから、恵方を向いて太巻きを食べ、心も体も健康に、
春を呼ぶにふさわしいいい笑顔になりたいですね