~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

星宮神社太々祭り

2009年02月23日 | 故郷便り
日曜日は、実家の方の春祭り「太々」がありました
春の「だいだい」は、小さい時から親しんでいるお祭りです。
今は、毎年参加することはなくなりましたが、
この時期になると、「そろそろだいだいだなぁ」とどこにいても思うのです。

「だいだい」(お祭りの正式名称は未だ知りませんが、みんなこう呼んでいました)は、
朝八時から「太々神楽」が上演されます。
厄落としのお祭りでもあり、舞の最後に厄払いに神楽から撒き物をします。
大変盛り上がり、大人も子どももそれを一番の楽しみにしています

何十種類もの舞は午後三時くらいまでかかります。
私も、最初から観た事はありません。
「だいだい」の日は、それぞれの家で、お餅をついたり、お赤飯を炊いたりして、近所の人々も子どもたちもたくさん集まります


神社から風に乗って聞こえてくる
「ピーピー ピーヒャラ~ トントン」と笛や太鼓が響いて風情があるのを、
のんびり聞きながら、飲んだり食べたりしながら、撒きものの時間をゆっくり待っています


撒き物は最後の「大蛇の舞」のあとです。

   

お囃子がいっそう調子をあげ、クライマックスを迎えます。
その頃には、神楽の周りを大勢の人が囲んで賑やかになります。

 「それ~」っといっせいに撒かれます。

転ばないように気をつけながら、みんな夢中です。
ちょっと怖いです。
昔は、お餅を撒くところが多くて「お餅何個ひろった?」なんて数え合いましたが、最近は、スナック菓子や、カップめんが多いです。

でも、子どもたちは大喜びです。
みんなで、見せ合いっこ。笑顔です。
やめられない、とまらないって感じ

  

それぞれのお菓子を交換し合って楽しそうです
お祭りの後は、みんなの心が近くなって和気藹々とした空気が心地良いです。
笛や太鼓の音も、懐かしの記憶にインプットされます

それにしても子どもが少なくなったように思います。
昔は、出店も並んで賑やかでしたが、ひとつもありませんでした。
少し淋しかったです。

「だいだい」も終わり、町の人の顔も明るくほっとした様子で
畑や田んぼに新しい春の風が吹きぬけたのを感じました