この会は、毎月第二火曜日が定例ですが、今月は第四火曜日になりました。
随分久しぶりのような気がします。
マルコポーロのアイスティと葛餅がなかなかの相性で、美味しくいただいてから始めました。
素朴な味わい勢揃い。
はじめのお話しは落語『死神』
う~~ん。やっぱり人の寿命はお金では買えないものだなぁ。
死神を消すおまじないは、
「アジャラカ・モクレン・キュウライス・テケレッツのパア」と唱えて手をパンパン!
このお話に登場する死神は、恐ろしさではなく、どこか親しみさえ感じます。
いつも気に掛けていてくれるような・・・。
死なないように見守っていてくれているような・・・。
落語というのは、面白いものですが、人が生きていく上での喜びや悲哀も含めて、笑いの中にその奥深さを浮き彫りにします。
語る私の人間性も反映されてしまいそうです。
精進精進です。
その後は、民話『鳥呑みじい』『大工と鬼六』
小泉八雲「怪談」より『うばざくら』を語りました。
最後におもしろいお話しが聞けました
『死神』のおまじないの中にでてくる「テケレッツパア」ですが、
なんと、「テケレッツのオッパッパ」という料理があるというのです
料理研究家でおなじみの小林かつ代さんが大好きだという、とあるおばあちゃん考案のお料理で、ちゃんとレシピ本も出ているのだそうです。
「昔のサラリーマン家庭でね、お金のない時にこの料理を作るの。」と教えてくれました。
「豚肉の細切れにたまねぎ、小麦粉、卵を練り合わせ、衣をつけて揚げるのね。すると、食べ応えのある固さで、噛み締めて食べるから余計にお腹がふくれるのよ」
と・・・。
「テケレッツのオッパッパ」これは、面白いですね
ちょっと作ってみようと思います