今日は、七夕。
日中は暑かったけれど、夕方からそよそよ風が吹き、空気がさらっとしてきてとっても気持ちがよかったです。
夜になると、軒下に飾った七夕飾りは、風に揺られ、バサバサいっていました。
短冊は飛ばされないように、ぎゅうっと縛り付けました!
七夕の夜に、晴れた夜空を見上げられるのは、本当に久しぶりです。
強かった風のおかげで、雲が掃われ、きれいな星空になりました
七夕物語はとってもロマンティックです。
織姫と彦星が年に一度だけ逢える日。
きっと今宵は、星空を見上げて語り合っている恋人たちもたくさんいることでしょう。
雨が降らなくて良かったぁ
私は、「天の川」「わし座」見上げてはっきり見える「白鳥座」に想いを馳せるのはやっぱり賢治。
『銀河鉄道の夜』です。
私にとって七夕は、ここ何年も賢治の魂の宿っている作品、『銀河鉄道の夜』を見つめる日です。
今月のお話し会(小学5年生以上)では、愛依の風バージョンで60分に脚色したものを語ります。
毎夜、空を眺めています。考えています。
たとえ、全編語ったとしても伝えきれない、賢治の深い想いがつまった作品。
ただ、好きだからだけでは語れない作品です。
だからずっと考えてしまうのです。
学校の授業中、「天の川」の解説から入る冒頭。
私はこのシーンが好きです。
賢治が話しているように思えてきます。
私はこの作品を読みながら、語りながら、耳を澄ますようにしています。
賢治の授業を聞いているように。
賢治の言葉を聞き漏らさないように。
賢治の声を聞いてみたい。
きっとやさしい声をしているだろう。
七夕恒例の、七夕そうめん。
今年は、天の川をイメージなのですが・・・。
そして、アルタイルとベガのつもりが・・・
お素麺が、くっついて、取り辛そうですね。
でも、ニ、三個氷をちゃちゃっとすると、さらさらほぐれます!
今日の陽気には、ぴったり。
喉越しよくて、美味しかったです
願い事、叶ってほしい