今日は、皆さん元気に勢揃い。
女性ばかりの会らしく、明るいおしゃべりいっぱいで賑やかに近況報告から始まりました
机には、きれいなくちなしの花が飾られ、とってもいい香りがしました
いつもきれいなお花をお庭から持ってきてくださいます。
夏の、くちなしの白い花と香りは、ムシムシっとした、どんより気分を涼やかに清めてくれるようで、爽やかな気持ちになりますね。
実家の庭での「くちなしの花」の思い出を話しているうち、父が歌っていた渡さんの「くちなしの花」の話に。
どなたかの♪「い~までは指輪も~」を聞き、
私が、「今日の最初の歌、くちなしの花にしましょうか?歌えるかしら?」というと、みなさんから、「歌えるわよ。流行ったもの~」とニコニコ顔。
初めておはなし会で歌謡曲を歌ってしまいました
しかもアカペラで
ところが私も、この歌を歌った事など一度もないのに、ちゃんと歌詞が入っていて1番歌いきってしまいました
小さい頃、父が歌っていたのを聞いていてくらいなのに・・・。
自分でもびっくりでした
でも、こうして歌ってみると、シンプルな歌詞が想い人をより印象的にさせる良い歌ですね
おはなしは、語り『大工と鬼六』絵本『わたしのぼうし』『泣いた赤鬼』でした。
『泣いた赤鬼』は、いつも7月に語ることが多いです。
やまゆりが咲いている情景がでてきますが、この、白い山ゆりの場面が、私には小さい頃から心に残っている場面で、この物語に香りを添えてくれています。
奥深い山の中、ひっそりと咲く、山ゆりのすくっとたった白は、青鬼の心の色のように感じます。
山桜、山躑躅、山藤、山百合、秋になれば、りんどうや野菊。
昔は、こうして、野道、山道を歩きながら、山野に生える四季を彩る植物を眺め、日常の中で、心和ます時も多かったことでしょう。
物語の中に、里山の風景が出てくると、本当にほっとします。
もうすぐ夏休み。山歩きをゆっくりできる季節ですね。
思い切って計画をたてないとなかなか実現しにくいものです。
海、山、川、高原、湿原、自然に息吹を感じて、良い空気を体に満たしたいですね