~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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「僕が、守ってあげる」

2011年09月13日 | 日々徒然
ふぁ~~~

すご~~~~~く久しぶりに言われてしまいました
昨日のことです。

今日も、湿度高めで残暑厳しいーーー、
昨日もそう。
朝から本当に暑かったです。

二学期最初の、小学校の園芸ボランティアの日でした。
私は、前期から持ち越している花壇の柵のペンキ塗りでした。
「絶対仕上げるぞ!」と熱中症対策をして、気合入れていきました。

4時間かかって、全部、真っ白に塗りあげました
体が燃えそうでした。
Tシャツ通り越して、日焼けしてしまいました

でもでも、良かった~
運動会に間に合いました


さて、炎天下のペンキ塗りは、過酷でとっても楽しかったです。
予算関係で、朽ちてぼこぼこがたがたがある板も変えられないとのことで、
とにかく、ヤスリがけをがんばりました。
お母さん方も、夏に伸びたものすごい雑草を黙々と刈り取ってくれていました。

校庭では、子どもたちが運動会の練習をしていました。
掛け声を出して、元気に踊っていました。

福島のまったく校庭で運動したり遊ぶことのできない子どもたちのことがしきりに思い出され、
胸が痛くなりました。
早く早く、子どもたちの世界を回復させてほしいです。


20分休みのことでした。
校庭は賑やかになりました。
ペンキは、速乾性はあるものの、ボールや子どもたちがワァ~とこないかとちょっと心配でした。

3年生の男の子が、
「きれいに塗ってるね、オレのお父さんもペンキうまいんだよ」と横に。

お父さんが、木のものをいろいろ制作し、きれいに色を塗ることや、よくお手伝いしてることなどおしゃべりしていると、

ボーン!!背中にボールが!!

「良かった、セーフだったね。ボールが白くなっちゃうとこだった」というと、

男の子は、さっとボールを取り、
大きな声で「いまー、ここでー、ペンキぬってるからーこっちにボールけったらだめーーーー」と、投げ返してくれたのです。

「ありがとね。」というと、

「僕が守ってあげる!ボールがきたら防ぐから」ときっぱり。

そして、私の後ろに立ってくれたのです。

あら~、頼もし~、なんてうれしいこと~~~

男の子のお母さんがちょっぴり羨ましくなりました。
可愛い娘二人いますけど、こんな言葉はなかなかねぇ。

もう、一生言われることのないことばでしょうね・・・


日本の未来を担う、優しくたくましい男子になってね。



新しい政府が動き出しましたけれども、
安心して生活できる日本を、
災害に強い日本を、
人への想像力「思いやり」あふれる日本を、
創造してください!

よろしく頼みます。