娘の通っている小学校には、特別支援学級のわかばクラス(1~6年生)があります。
昨日、朝一時間目に、今年度最後のにじいろ文庫訪問にいきました。
先生たちのご厚意により、「国語の授業」として貴重な授業時間内に訪問させていただくことになりました。
ものすごく急なお話だったのですが、
文庫の皆さんの快諾で、ブラックパネルシアター『モチモチの木』マリンバ付きの再演となりました
1年生から6年生まで一緒の「国語の時間」。
床に直接すわってもらう形のいつもと違う一時間。
戸惑うことのないようにリラックスしながら少しずつ。
ブラックパネルを準備している間は、絵本『きょうはみんなでクマがりだ』で
子どもたちと絵本の世界で遊びました。
絵本の絵を楽しみ、言葉を楽しみながら、みんなでページを進んでいきました。
くさむらを「カサカサカサ!」ぬかるみを「ペタペタペタ!」
みんなで一緒に声をだして元気に進んでいきました!!
そして、『モチモチの木』
滝平二郎絵 斉藤隆介作 (岩崎書店版を参考に切り絵で作っています)
これは、最初のシーンが浮かび上がった時、「きれい・・・」と女の子の声。
暗さや、お話の長さはどうかなと少しだけ心配もありましたが、
この声を聞き、ぐっと集中しました。
最後まで大事に語りました。
マリンバは良く響き、子どもたちの世界に澄み渡っていくように響いていたと思います。
暗いところだったので、誰が声をかけずとも6年生が1年生を抱っこしてあげたり、手をつないであげたり、
そんな姿に、じさまと豆太の姿も重なりました。
優しい愛がいっぱいのお話。それは、教室にもありました
最後は、春の詩と歌を歌いました
「目がさめた」という工藤直子さんの詩を語る前に、みんなに質問しました。
「冬の山と、春の山って、違うところある?」って。
すると、「冬の山は、木が枯れているけど、春の山は新芽がでてる!」と元気に答えてくれたのです。
もう、迷わず、語りました
。
私の春バージョンですが詩の間に♪「春の小川」♪「どじょっこふなっこ」そして、
皆の笑顔を見てるうち、どうしても歌いたくなって
「みんなのことを見ていたら、こんなお花が浮かびました」と手をあわせて膨らませると
「チューリップ!!」と大きな声。
最後にみんなで元気よく歌いました
「~どの花見てもきれいだな~~~」
大好きな大好きな歌
メンバーのみんなも幸せそうな顔でした。
皆の心の中に、可愛らしい春の花がぽっと咲いたかな。
皆がいつも明るく元気でいますように。
今日は、再びひまわり幼稚園へ。
4月から入園される子どもたちとお母さんへのお話会。
お母さん方だけにプチ講座もあります。
暖かいですが、春の風、強いですね~~~
砂ぼこりにお気を付けくださいね