クーの初七日も過ぎ、少し酒に頼っていた次期もありこれも終わりにして、新しい年度への第一弾だ。
打越台団地の住民会の総会があった。
この団地の総会も今年度で24回目を迎えることになった。
24年というと平成と同じ歴史だ。
第一分譲から始まって確か第三分譲まであったような記憶がする。
ケイのオヤジ達が第一分譲でこの団地でも一番の古株だった。
そして私たちの第二分譲、まだぽつりとしか家は建ってなかった。
あれから24年目の総会になった。
打越公民館に行くと前列に座らされた。
そして司会をしろと言うのだ。
何の前打ち合わせも無く、時間が来たので開会の宣言と資格審査に入った。
参加45名、委任状17、合計62で全戸数88の45を超えている。
会の成立を確認して、議長選出となった。
ここからだ、何も聞かされていない。
「誰か立候補はありませんか」
ここまでは良いのだ、誰もいないことは分かりきっている。
で、執行部が推薦する議長がわからない。
パニクッていると横に座ったマーのオヤジが袖を引くのだ。
やっと状況が分かり彼を議長に推薦して総会は始まった。
会長から経過報告や今年度の活動計画が説明される。
そし質疑応答など。
路上駐車の問題、ゴミ問題、そして自転車の問題が出た。
いまどきの話題だ。
特にこの自転車の事故の問題はきわめて大事な問題として私は捉えた。
わが団地は坂が多い、そこをブレーキをかけずに自転車が突っ込んでくるという。
提言してくれた人に残ってもらい皆で現場を見に行った。
我が団地入るには一本の道しかない、しかしもうひとつ細い路地がある。
その道だった。
その先にはある高校(県では有名校)の野球部の練習場があり、練習を終わった彼らが猛スピードで公道に突っ込んで来る。
事故寸前の状態でタクシーの運転手と言い争いをしているのを何度も見ていた。
彼らかどうかはわからないが、死亡事故などこの団地で起こしてはならない。
事故がおきればクルマに乗っている住民に責任が来る。
これだけは住民会で何とかしなければならないだろう。
団塊の世代も65歳を過ぎますます高齢化するこの住民会。
来年はいよいよ25周年、木造建築で言う支払が終わる年だ。
記念行事をどうするか、そしてまだまだいろいろな問題もある。
そんな感じで始まった住民会、そして来週はいよいよ自治会総会なのだ。
話は変わるが会が終わり、総会でいろんな意見を出してくれた好々爺、ちょっと肩を引っ張り我が家に上がっていただいた。
昭和3年生まれの気色の良いお父さんだった。
親父と変わらない年だ。
ひとしきり飲んでいろいろな話を頂いたのだ。