背広を脱いで1ヶ月ちょっとだ、親友のジローさんから町内会復帰へのメールが届いた。
<○○月○○日、町内会の回覧板の処理、○○月○○日、老人会の秋刀魚の日、僕行けないのでケンちゃん頼む>
まあ、親父の死、それを追うような母の死、曲がり角は何度も経験してきたが、今度の離職は私にとって大きな曲がり角なのかも知れない。
確かに曲がり角の先にはストレスのない素晴らしい世界があった。
まるで天国のような世界があった。
ストレスからの開放は同じ人間なのかと思わせているようだ。
ひとみちゃんが言うには
「ケンさん、顔が優しくなって、ちょっとふっくらしてるでしょう」
などと言われる。
確かに体重は復活しているのだが、裕福でないおっさんにとっては収入が無いのが怖い。
しばらくは失業手当をあてにして暮らすとして、さあ本題だ。
今日はジローさんの命令通り、朝は7時起床した新聞を読んでいると家の目の前の調整池でスコップの音がするのだ。
慌てて着替えて帽子と軍手を持って調整池に行くと団地の人たちが調整池に溜まった泥をかき集めていた。
今日は団地の清掃の日だったのだ。
遅れたので約30分の作業をした。
清掃を終わり慌てて公民会に向かった。
公民館では町内会長のセイのオヤジとノボルのオヤジが回覧板の配布準備をしていた。
パソコンを使って資料を印刷し、各団体からの配り物を卓球台に乗せ順番に取っていく。
今月は16部で多いそうだ。
ノボルのオヤジとそれを1部ずつ取って行き回覧の一冊ができる。
打越町は5つの班がありそれを組みに分けている。
組長さん分の回覧を作るわけだ。
各戸配布の分もあるので一覧表を見ながら戸数分の枚数を回覧の冊子と一緒にビニールの筒に丸めて入れる。
9時からはじめて11時くらいまでかかったようで、一旦私はクルマを取りに自宅へ戻った。
駐車場にクルマを取りに行く、ケイのオヤジとばったり
「ケイさん、俺会社辞めて今プータロウ状態だ」
などと挨拶だ。
クルマで公民館に行き組長宅への配布だ。
私が運転し会長が配る。
後ろでノボルのオヤジが組長宅と名前を確認してセイのオヤジに渡し、セイのオヤジがポストに入れていく。
町内の細い路地をわがパッソは駆け巡ったのだ。
久しぶりの町内役員としての仕事だった。
約900戸のわが打越町、久しぶりに町内を駆け巡り思った。
博多までの通勤と仕事、やっと地に根付いた活動、曲がり角の先にはそういう事が待っているのかもしれないな。
親友のジローさんに感謝するのかも知れない。
<○○月○○日、町内会の回覧板の処理、○○月○○日、老人会の秋刀魚の日、僕行けないのでケンちゃん頼む>
まあ、親父の死、それを追うような母の死、曲がり角は何度も経験してきたが、今度の離職は私にとって大きな曲がり角なのかも知れない。
確かに曲がり角の先にはストレスのない素晴らしい世界があった。
まるで天国のような世界があった。
ストレスからの開放は同じ人間なのかと思わせているようだ。
ひとみちゃんが言うには
「ケンさん、顔が優しくなって、ちょっとふっくらしてるでしょう」
などと言われる。
確かに体重は復活しているのだが、裕福でないおっさんにとっては収入が無いのが怖い。
しばらくは失業手当をあてにして暮らすとして、さあ本題だ。
今日はジローさんの命令通り、朝は7時起床した新聞を読んでいると家の目の前の調整池でスコップの音がするのだ。
慌てて着替えて帽子と軍手を持って調整池に行くと団地の人たちが調整池に溜まった泥をかき集めていた。
今日は団地の清掃の日だったのだ。
遅れたので約30分の作業をした。
清掃を終わり慌てて公民会に向かった。
公民館では町内会長のセイのオヤジとノボルのオヤジが回覧板の配布準備をしていた。
パソコンを使って資料を印刷し、各団体からの配り物を卓球台に乗せ順番に取っていく。
今月は16部で多いそうだ。
ノボルのオヤジとそれを1部ずつ取って行き回覧の一冊ができる。
打越町は5つの班がありそれを組みに分けている。
組長さん分の回覧を作るわけだ。
各戸配布の分もあるので一覧表を見ながら戸数分の枚数を回覧の冊子と一緒にビニールの筒に丸めて入れる。
9時からはじめて11時くらいまでかかったようで、一旦私はクルマを取りに自宅へ戻った。
駐車場にクルマを取りに行く、ケイのオヤジとばったり
「ケイさん、俺会社辞めて今プータロウ状態だ」
などと挨拶だ。
クルマで公民館に行き組長宅への配布だ。
私が運転し会長が配る。
後ろでノボルのオヤジが組長宅と名前を確認してセイのオヤジに渡し、セイのオヤジがポストに入れていく。
町内の細い路地をわがパッソは駆け巡ったのだ。
久しぶりの町内役員としての仕事だった。
約900戸のわが打越町、久しぶりに町内を駆け巡り思った。
博多までの通勤と仕事、やっと地に根付いた活動、曲がり角の先にはそういう事が待っているのかもしれないな。
親友のジローさんに感謝するのかも知れない。