打越通信

日記ふういろいろ

鉄砲小路

2015-01-29 20:25:05 | 熊本の風景
朝から午前中はフリーになった。
前回一著に行ったオヤジと病院をぬけて近くの温泉に行くことになっていた。
食事後すぐに外出届けを出し彼を待っていると、なにやら看護士たちともめているようだった。
彼が言うには、脚が悪いので途中こけて骨折でもしたら外出許可がでないという。
彼は病院側からクルマの運転はダメということで病院内においてあったクルマも自宅に持って帰ったようだ。
彼の足では30分以上かかるだろうと思っていたし、この寒さでは帰りに湯冷めしてしまう可能性があるので、彼には申し訳ないが一人で出かけた。
病院の裏口から出て歩いていると、武家屋敷のような佇まいを思わせるような場所に出くわした。
家の敷地がもの凄く広くて、昔風の屋敷がありその横には小屋がいくつもある。
一軒の土地の広さにビックリ、いったい何坪あるのか検討もつかない。
そんな屋敷が通り沿いに何件も続いていた。
もちろんそんな屋敷郡の中には新しい家もあるが、庭の広さに驚くばかりだ。



大きな農機具を保管する倉庫がある。



また、道を隔てた反対側には、牛でも飼っているのか牛舎なのか豚舎なのか酪農をしているのだろう。
広大な一軒屋を囲む庭木、そんな家が永遠と続くのだ。
道を隔てた反対側の小屋の裏にはこれまた広大な畑が広がっている。
鉄砲小路と云うらしく江戸時代に肥後藩主(細川氏)が熊本城から鬼門に当たる地区にこうした鉄砲屋敷を作らせた名残(ネット情報)らしい。



畑には酪農用の家畜に食べさせる草なのか生い茂っていた。
また時期的には早いが人参用の畑なのか、きれいに耕してある。
後ろを振り向くと阿蘇の山々が見える、が中岳の噴火は雲にかかって見えない。
鳥の声が聞こえる。
<ひばり?>と思ったがどうなんだろう。
温泉にゆっくりつかり病棟に戻ると、同じ病室で暮らし退院していった青年から、私があげた退院祝いのお礼という事でみかんと手紙が届いていた。
乾いた喉に、甘いみかんの味は最高だった。

午後からの雨空を見ながら、今日(1月29日)は・・・。
そう13年乗った愛車の車検日なのだ。
夕方、妻が洗濯物を取りに来た。
クルマは愛車でなく新車が来るまでの代車だった。
今日の朝、クルマやさんが取りに来たという。
なんとも切ない気持ちになった。


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2 コメント

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ここも! (ゆきっち)
2015-01-30 15:13:29
この道も時々走ってます。
新しくて大きなりっぱな家がたくさん建っていてきょろきょろしながら走りました。

いい散歩コースですよね。
今日は阿蘇山見えてますか?(30日)
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そうなんだ (ケン)
2015-01-30 21:04:44
今日も朝と夕方散歩にでました。
朝は時間があったので、さんさんの公園のベンチで小一時間ばかり缶コーヒーを飲みながら本を読んでました。
夕方は雨が降りそうになりあわてて帰りました。
久しぶりに走って見ました。
今日の阿蘇中岳は雲がかかり視界ゼロでした。
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