あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

一日を終えて

2006-03-25 23:29:00 | Weblog
3月25日 土曜日  夜に・・・

今日はなんといろんなことがあったのでしょうか。
我が愛車、プリメーラとバイバイ。思い出をたくさん乗せて・・・ありがとう。
子どもたちとのあれこれ、夫とのドライブなどなど浮かぶ。我がふるさとにも行った。

そしてお昼には友達に誘われて八王子で氷川きよしコンサート。
お孫さん(20歳の優しいお嬢さんだった)といっしょの滋賀の方、相模原の方は私とは初対面だったけど、川越の友人のおかげで旧知の友みたいだった。

コンサートは本当に盛り上がった。おばさま方がペンライトを持って、すごいのひと言。
明らかにおばあちゃんもいる。
氷川くんの影響は大きい。みんなに元気をくれる。
彼はりりしく素敵だった。
彼のおかげでどれだけの女性が生きていくうえでの活力をもらっているかと思うとその影響力に驚いてしまう。
友人曰く「薬飲むより、彼の歌を聞いた方が元気になる」と。
なるほどと、うなずいてしまう。

コンサート後に少し休んで帰る間際に携帯のメールを見たら、童話の先生の訃報が入っていた。

呆然とする。

一気に楽しかった思いから、わけのわからない世界にってかんじ。
奇しくも先生のお住まいの八王子でそのメールを受けるなんて。
私はめったに八王子には行かないのに・・・昼間、先生のお宅はどのあたりだろうと思いながら歩いた自分を思い出す。

先生の期待、教えに応えられないままに先生は逝ってしまった。
自分のふがいなさが悔しい。
「先生、ごめんなさい。ごめんなさい」と涙があふれる。
10年来の創作童話の先生。悲しすぎる。

先生のお元気なうちに花咲くことができなかった。
なんて私はのんびりしているのだろう。
私に「短いものを書き留めておきなさい」とおっしゃってくださっていた。

ご冥福を祈ります。

時は流れている。
大事な方を失ったときに特にそう感じる。
一瞬一瞬を大事にせねばと思う。
会いたい人に会い、食べたいものを食べ、やりたいことをする。
そうありたい。
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テンプレートから思い出に・・・

2006-03-25 07:47:57 | Weblog
3月25日 土曜日 

テンプレートを今の季節にあわせて変えてみました。
さくら・桜・さ・く・ら・・・いいなあ。
今しか味わえない桜の季節です。

昨夜、娘は遅くに帰宅。
優しい弟が駅まで迎えに行く。
教授に書いてもらった色紙・・・「お母さん、なんか先生たちは『いい家庭を・・・』って感じだねえ。誰も『立派な技術者に・・・』なんていないねえ」と。
二人で笑う。
一線で活躍している研究者たちは妻の守る温かい家庭があればこそ研究に没頭できるのかもしれないと思ったりする。
でも、娘のイメージがそうなのかもしれないとも思うけど。
いい先生方に恵まれた。
娘が一年生のとき、初めて行った父母の懇親会で話した宇宙工学の先生にとてもお世話になった。
軽食の懇親会で「娘は宇宙が好きで・・・」から始まった出会い。
それから「入学して思うこと」みたいな大学の学部紹介のパンフのコメントの依頼を受け・・・いろいろあったなあ。
夫にまで懇親会の感想の文章の依頼を受ける。
いい思い出。
それらを元気だった母に見せられたのが嬉しい。
先生のお宅で奥様の手作りのお料理に感嘆し・・・大学生っていいなあと思った。
感謝、感謝です。

スムーズには、いってない。大学院進学のときは進路に迷っていたからか1回目の試験はうまくいかず。
それから、がむしゃらに勉強して卒業前の2月前に決定。
「合格させてもらったんじゃないの?」と言う私の冷たい?言葉に「ううん、だめだった人もいた・・・今回は良くできていたと言われた」と。
6ヶ月間辛かったろうな。
そして自分で宇宙研にアタック!?
日本中の各大学の院生といっしょに学べた。多くの人と出会えたのが娘の宝だろう。
宇宙研でも温かいご指導をいただき本当に感謝です。
昨夜もお祝いでおごっていただいたとか・・・。

テンプレートを変えましたと書くだけのつもりがやっぱり娘のことになりました。
たくさん写真もとったねえ。
振袖の着物をぬいだのは、午前0時半頃でありました。
着くずれてなく、美容師さんの上手さに感服。
それにしてもあらためて着物を見たけど、総絞りで刺しゅうの立派な着物。帯もまた刺繍ですばらしい。
お義姉様にまた感謝。

お友達のくださったお花はありがとう。
花束にふるさとの庭に咲いていた小手毬とアマリリスが入っていたのにはびっくりした。
全くの偶然がとても嬉しい。
小手毬は、父。今の季節、白くて雪のようだった・・・父が自転車で庭の小手毬の咲きみだれる横に入って来る場面をいつも思い出す。4月の新鮮なふるさとの実家の空気とともに。
アマリリスは、母。5月、6月になると赤や赤と白の混ざった勇姿を見せてくれた。スーッとたって花の美しさと細長い葉のきれいさ。曲線がいい。
叔母が母に球根をくださったとつい先日の電話で知った。

四季折々の花で私は季節を知った。
母は花が好きだった。いろいろ植えていた。今は、撫子、ガーベラ、矢車草がまもなくかな。そして、自然に菜の花、春菊の花・・・。
そして、青々とした草の上で私は妹とままごとをした。
あの草の匂いさえも愛おしい。

春は新しい息吹を感じます。
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