あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

ボリショイサーカス

2007-08-03 23:57:34 | Weblog
さてと、今日のことも記しておこう。

今日は、新聞屋さんにボリショイサーカスの券をもらっていたので夫と見に行った。
ところが、初めは、午前の部を見るつもりで行ったのだけど、もう、いっぱい。
特別席とかはあったけど、お金を出してまでは見たくないというすごい根性で伊勢佐木町界隈をブラブラして、午後の部を見ようと、お昼過ぎに並ぶ。もうそれでも長蛇の列。子どもたちが多い。おじいちゃんやおばあちゃんもいていい雰囲気である。

さて、サーカスは、なんと言っても空中ブランコ。息が合わないとできないなあと、感動。すごい、すばらしいの連発。

猫の芸というのも初めて見たけど、かわいくておもしろかった。猫も鍛えればこうなるのかと感心する。

サーカスをやる人も動物もすごい。毎日の努力だろうなあ。尊敬の一言です。遠く、ロシアからすごい。演奏の方々は4名。演技を見ながら、音を出している。これもすごい。懐かしいロシア民謡も聞けて嬉しい。ロシア民謡は大好きである。

昔、小さいとき、母に連れられて、鹿児島の天文館で木下サーカス(確かそうだったと思う)を見たのを思い出す。
あのとき、ハムを食べながら見た。あのめったに食べられなかったハムを思い存分、ほおばりながら見たサーカスに釘付けだった。今から考えると、ありがたいことである。普段は働いていた母が汽車に乗って連れて行ってくれた。母はどんな思いだったのだろう。母に、そして父に心から感謝したい。サーカスを見ながら、そのことを懐かしく思い出す。

今日、来ていた子どもたち、あなた方は幸せね。お父さんやお母さんに感謝ねと思う。目の前の家族は奥さんがご主人に優しい。男の子をはさんで、お互いに思いやりのある夫婦だなと思った。食品の成分を見ていたお母さんがそこにはいたけど、食べ物に気をつけているのが感じられた。また隣に女の子が座っていて、話しかける。1年生だという。受け答えがしっかりしている。休憩時間にその子が戻ってきて、席に座れるように、私と夫が立って通してあげたら、女の子の隣にいらしたその子のおばあちゃんがきちんと私たちにお礼を言って下さる。そして、その子も言ったけど、こういう家庭だから、この子はきちんとしているんだなと納得した。

もう、ひとつ・・・サーカスといえば、わが子どもたちが小さいときに、懸賞か何かに当たって、アメリカンサーカス、ボリショイサーカス、木下サーカスと立て続けに見に行ったのを思い出す。もう、だいぶ昔の話である。息子が赤ちゃんのときは母も我が家に来ていて、行ったと思う。そのときは確か東京に見に行った。末娘はどうだったのか・・・。これだけは思い出せない。本人にきくしかない。

子育てか・・・。懐かしい。
今日は、夫いわく、少年の心で見ようと・・・。
それにしても、観客が引き出されて一緒にやっていたけど、言葉は通じなくても、ジェスチャーで、充分わかるし、相手を理解しよう、思いを伝えようと両者が一生懸命だったら、話は通じることを目の前で見た。パーフォーマンスを要求された素人の若い女性は、なかなか、よかった。

たくさんの子どもたちと見たサーカス、隣の女の子に、「どんな本を読んでいるの?好きなの?」まで、たずねてしまった。はきはきと答えてくれたけど。帰りに「さようなら」と言ったら、斜め前に座っていたお母さんまでが挨拶をしてくれた。嬉しいね。

さて、今日のサーカスを子どもたちはどういう言葉で、どういう絵で日記にするのでしょうね。感動の日だったと思う。

私にとっても、素敵な時間でした。並んだかいがあったというものです。
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金沢文庫の夜

2007-08-03 18:47:19 | Weblog
昨日は仕事を終えて、金沢文庫の友人宅に行く。
友人の家は東京にあるけど、マンションを購入したので、一度来てといわれていた。
駅を降りる。駅の雰囲気で何回か来たことがあることを思い出す。子どもたちのバスケットか、バレーかの試合の応援だったし、家を探しにも来たのかもしれない。

で、バスに乗ると、雰囲気の違うマンション群。カルティエとかいう。
まるでフランスって感じ。フランスなんて行ったことはないのだけど・・・ネ。
入り口から門構えがあり、植物まであり素敵である。
今のところ、友人たちは週に2回ぐらいしか来ないとのことだけど、夕日が沈んだばかりで、いい景色であった。先に行っていた鎌倉の友人と食事の準備をしてくれてあり、もう最高に幸せ。私も一品だけ、前の晩に作っていた箸休めの品を持って行く。しっかり、職場の冷蔵庫に入れておいたのだけど・・・評判が良くて嬉しかった。
3人でビールで乾杯したのだけど、私たちの共通点は教育に関しての仕事をしていたということである。もっとも二人はいまだに現役だけど。
だから、話がおもしろい。
果物も桃からマンゴー、スイカといただいて、おいしかった。果物は大好き。

で、帰りにとんだハプニング。
後片付けをして、帰りのバスを急いだせいか、私の携帯がない。一緒に帰る友人に電話をしてもらったら、置いてあるという。がががーんである。
携帯を忘れたのは、初めて。携帯がないと何もできない自分に気づく。でも、思った。携帯のない生活をしたいなとも。ちょっと疲れていたのかしらと自分を慰める。鎌倉の友人には先に帰ってもらって、私は、また戻る。

友人にバス停まで、携帯を持ってきてもらったのだけど、なんとも情けない話。
おかげさまで、友人の家のバス路線はもうばっちり覚えてしまった。
いつだって行ける。同じ横浜市内だけど、雰囲気が違うなと思う。

駅でバスを降りて、雲がかかった満月の(あるいはそれに近い)金沢文庫のお月様を満喫しながら、帰路についた私でした。

でも、楽しい夜ではありました。きっと思い出に残るでしょう。
それにしても教訓・・・おいとまするときはあわてないこと・・・でした。
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