あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

お盆の入り

2007-08-13 09:50:42 | Weblog
久しぶりに雨が降った。
ああ、ほっとする。今は、またやんでいるけど、少しのお湿りはいい。

今日は、お盆の入り。
父母の写真を拭いて、お茶を上げ、庭の花をとってきて飾る。といっても、楓と娘の植えた日々草の白と赤い花を薩摩焼の花瓶に挿してね。
こういう素朴な花を父と母は喜んでいてくれているだろうと思う。
そして、できたてのピーマンとナスをお供えする。ちょうどピーマンは見事に濃い緑色をなし、ナスはかわいいもの。たまたま1個ずつだけど、お盆にお供えできたことが嬉しい。

お盆にこうして自宅にいることは珍しい。お産と母がきたとき以外は毎年帰省していた。だから、なんとなく淋しいのだけど、今年は母の七回忌。10月17日が命日だけど、9月に帰省の予定である。

父母もだけど、夫の父、ご先祖様にも手を合わす。
いつも私達を守ってくださっている。感謝の気持ちを表す。
そして、やっぱりまたお願いしてしまう。「お守りくださいね」と。

くしくも、さっき、義父が書いていたという農作物の記録のノートを夫が見せてくれる。几帳面な義父だったから、本当にきれいに書いている。
夫に「これが出てきたのも何かの縁、お野菜を作らなきゃね」と言う。
義父が亡くなって、夫が熊本の家を片付けていたときに出てきたノート。
ありがたいことです。理科のテキストの片側に書いてあるというのが教師をしていた義父らしいなと思う。優しい褒め上手な義父だった。

お盆の入り・・・ふるさとはにぎやかだろうなと思う。

私は昨日も体調が悪かった。少しは平気かなと思って食べたのだけど、やっぱりだめ。
ゆえに、今日は休みをとった。何も食べていない。

普段、食べられることの幸せを思う。
元気になりたいな。
コメント
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