あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

誠意には誠意で

2009-05-20 18:00:59 | Weblog
休もうか、いや、午後から行こうか・・・どうしようかと迷っていたのだけど、息子が駅まで送ってくれるというので、行くことにする。
体調は優れないけど、どうしても気になる仕事があったから。
午前中で終わるかどうかわからないけど、なるたけ午前中にすませたいという思いで行く。
夫は自分の体が大事だということと周りの方に迷惑をかけてはいけないから(うつしてはいけないから)休んだ方がいいと言ったけど・・・それはそうなんだけど、明日はひと月位前から休む予定だったから(ふるさとの親友が上京している)なおさら仕事が気になる。
で、頑張って行く。

幸いに一緒に仕事をしている若い男性のWさんが本当に優しく、私を気遣ってくれる。
「ごめんなさい。今日はどうしてもこの仕事をしたいので電話にも出られないから、お願いしますね」と私も前もって言う。もっとも私の気になる仕事はWさんに影響する仕事で、Wさんに迷惑をかけたくないという思いで出勤した・・・。
途中、事情を知らない上司が私に簡単な仕事をお願いに来る。
さすがに、「ごめんなさい。あとでいいですか」と。
でも、言われれば気になるもので、それからすまそうと思ってやろうとしたら、Wさんが上司に言う。「今日は体調が悪いのにこの仕事のために無理して来てもらっていますので・・」云々。
嬉しかった。
無理して来てもらっているわけではなく、私は私で判断して行ったのだけど・・・。如何せん、上司からの仕事をやらなくちゃというのは当然であり、また非常勤の弱さ・・・でも、Wさんのおかげで上司もわかってくれ、その仕事はいつでもいいとのこと・・・よかった。
心おきなく気にしている仕事をまさしく一心不乱にやる
時間との戦い。
それで、どうにか、午前中にオーケー。
肩の痛みも仕方ないなあと思いつつも、終わったことでほっとする。

これで安心して休めるというものである。
Wさんや上司や係の方の「お大事に」をありがたく頂戴して帰途につく。

お昼に帰宅するのは嬉しい。
しばらく、横になった。

まだ、鼻水はグズグズなんだけど、少し元気になる。
そして、どうしても髪を切りたくて美容室に行く。
ああ、さっぱり。
以前、お世話になった方が戻っていらした。娘達がお世話になった知的な方である。

さて、今からまたゆっくりします。
こんなにキーボードを打てるようになったから、幾分かよくなっているのだと思う。

今回の不調は参ってしまった。
午後から休んで正解。
仕事は拘束されるから、やっぱり疲れ方が違うものね。

Wさんには学ぶことが多い。
さりげなく優しいし、愛されて育った方なんだなと思う。私のブログにも以前何度か登場している。育ちのいい方という表現で。
誠意を示してくださる方には誠意で応えなくちゃと思う。
だから、私も今日、無理して出勤したのかなと自分でも思う。

外は夏の日ざしだった。


コメント
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